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across the borderline

僕、野球とラグビーとボクシングをこよなく愛していまして、今度の日曜日、アメリカはフロリダで、WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦がWOWOWであるんですが、今から楽しみでなりません。世界ランキング2位の伊藤選手は中々のイケメンですし、此の階級ではアジアに敵無しですから、何とかチャンピオンになって欲しいものです。しかし、対戦相手の1位のディアス選手もかなりのパンチャーですから、今からドキドキワクワクしています。

でね、野球やボクシングは勿論なんですが、中でもラグビーが最も、人種の垣根を超えたスポーツと謂う気がするんですよね。だって、其の国に3年在住し、他国の代表に選ばれてなければ、どの国の代表にもなれるんですね。ですから、イタリア人だろうとトンガ人だろうと、アメリカ代表でも日本代表でもプレイ出来るんです。ラグビーと謂う素晴らしいスポーツが自分達の共通言語、そういう思想なんですね。僕、素晴らしいと思うなァ。将に、 wolrd in union 、でありましょう。さて、前回のラグビーワールドカップ、我らが日本代表は世紀のビッグ・アップセット、大番狂わせを起こし、優勝候補の南アフリカに勝利した訳ですけれど、僕、深夜の生放送を観ていて涙が出ました。其の試合、全てのプレイヤーが全力でプレイしていたんですが、中でも僕、フランカーのトンプソン・ルーク選手が最も頑張った記憶があります。膝の故障を抱えながら常に身体を張って相手を止め、献身的にボールをキープする其の姿は、ラグビーを知らない方でもきっと、感銘を受ける事は必定でしょう。でね、其のルーク選手はニュージーランド生まれで22歳で来日、80年の歴史を誇る近鉄ラグビー部で、初の外国人キャプテンを務めました。ルーク選手、ママチャリで通勤する本当のナイスガイでして、来日当初はニュージーランドに帰りたくてホームシックになった由ですが、住めば住む程日本が好きになったんだとか。「日本の文化と歴史を理解したい。日本の為、家族の為、友人の為、会社の為に全身全霊でプレイしたい。ワールドカップはめっちゃ楽しみ。」って、ルーク選手の愛すべき人柄が伝わって来ますでしょ!日本国籍を取得し大阪弁はペラペラ、お好み焼きとたこ焼きとオムライスをすこぶる好み、2人のお子さんは日本人名でして、地元の人達からも本当に愛されているんだとか。「大阪は実家やね、ホンマに。」と常々語っているそうで、ルーク選手はニュージーランド生まれの日本男児でありましょう。

さて、先日閉幕したサッカーのワールドカップですけれど、僕、密かにドイツが優勝すると思っていたのですが、まさかまさかのグループリーグ敗退でして、正直吃驚しました。前回のワールドカップでも圧巻の優勝、そしてどの世代でも欧州を制し、監督の力量、選手の質と層、全てにおいてトップクラスだったと思うのですけれど、1勝2敗の結果でして、僕、どうしてなのか、不思議でならなかったんですね。そうしましたら、中心選手のエジル選手、未だ29歳なのに唐突にドイツ代表を引退したんですよ。其の理由が、「自分はトルコ系ドイツ人だが、僕のルーツに対し、差別と軽蔑と強い批判があった。」だそうで、うう~ん、こんなネガティブな雰囲気がチームに漂っていては、如何にタレント揃いのドイツでも、勝てる筈はありませんよね…。欧州のリーダーたるドイツが、こんな事では本当に困りますし、メルケル首相、どうにかして下さいなm(__)m。

結局、此の大会を制したのは、ダークホースのフランスでした。ドイツ代表とは大きく異なり、フランス代表は多国籍なチームだったんですね。ストライカーのグリーズマン選手は、ポルトガルとドイツの血を引いています。同じフォワードのイェデル選手は、北アフリカのチュニジア系。キャプテンのキーパーのロリス選手は、スペインとフランスのハーフ。そして、コンゴやカメルーンを筆頭に、アフリカ10カ国にルーツを持つ選手が、大勢揃いました。勿論、フランス人も居ますけれど、フィリピンや中近東系の選手も代表歴がありまして、何だか国連みたいですよねえ。其の多様性を、名将デシャン監督がまとめ上げたからこそ、今回の優勝があった、僕、そう思えてなりません。

閑話休題、此処から一転、本業の話になるのですけれど、今尚続いているTPPの交渉、良し悪しは兎も角、此れがまとまりますと、医療の世界も激変する事は間違い無いんです。と申しますのは、此のTPPの条項の中に、「クロスライセンス」ってあるんですね。此れ、お互いの国の免許を認め合うと謂う仕組みでして、そうなりますと、外国人医師や看護師が、沢山日本に来る可能性が指摘されているんですね。

其れを先取りするかの様に、既に多くの外国人ドクターがいらっしゃいます。在日フランス大使館とエールフランス、そして日本のクリニック3つにお勤めのクロディーヌ・ブリア先生は、マルセイユで医学を学び、日本人と結ばれて来日した、産婦人科の女医さんなんですね。日本の医師免許も取得、感染症にも造詣が深く、国際会議に多く出席、ミッテランやシラクと謂ったフランス大統領が来日時は、其の侍医にも選ばれた由、いや~、凄い才媛ですねえ…。静岡の伊東市民病院で働く産科医の姜春善先生は、中国から来られた方でして、取り上げた赤ちゃんは4千人を超えるんだとか。脱帽、最敬礼でありましょうm(__)m。当院と同じく、精神科である堺市の阪南病院でも、中国人医師がおられるんだとか。ウクライナでドクターとなり博士でもある、バレンティナ・オスタペンコ先生は、来日25年、日本の医師免許を45歳で取得したと謂うんですから頭が下がりますm(__)m。癌と緩和ケアの専門医として、都内の東大和病院で勤務されています。

僕、此れだけ国際化してボーダーレスな時代になった以上、医療界も其れと無縁である筈が無く、外国籍の医療人が、日本にもどんどん増えて来ると思います。医療先進国のアメリカやドイツからも、多くの医療人が日本を目指すかもしれません。ベトナムやタイ等の、東南アジアの看護師さんも増えていると仄聞しますし、精神科ではイタリアが、地域医療ではキューバが有名ですから、そうした国々の方も増えるんじゃないかしら。僕、国籍や性別や年齢に対し、全く偏見がありませんから、そうした世界の医療人が、日本に来られるのは大歓迎です。アジア全域にEUにアフリカ、中南米に北米にロシア、世界中の多くの人材を集められる様、当院も益々精進努力せねば!!

さて、どうやら週末は、関東から九州へと台風が通過する由、皆様、天気予報のチェックはどうぞ忘れずに。素敵なウィークエンドをお過ごし下さいね。僕、今宵は有志の皆さんと飲み会ですから、美味しいビールを呑んで来ます(^.^)/~~~
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