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昭和16年夏の敗戦

其れにしても暑い、暑過ぎます…。昨日の大分は35℃だった由ですが、僕、今朝オフィスに着いて室温計を見たら、33℃でして、自転車通勤ですから、暫しの間汗が止まらないんですよね。冷やしたペリエを常備していますから、其れで渇きを癒し、洗顔をして漸く人心地がつく有り様でして、外廻りのお仕事の方は本当にご苦労様ですし、頭が下がる思いです。だって、埼玉の熊谷市では何と、観測史上最高の41.1℃だったんでしょ。都内でも40℃を超えていた由、もう日本は亜熱帯ですよねえ。因みにアメリカのカリフォルニアでは52℃、中東のオマーンでは最低気温が42・6℃、寒冷地の北欧のノルウェーでも33・6℃ですって。あっ、室内のお仕事の方も、熱中症には充分お気を付け下さいね。昨日、TVの女性アナウンサーが生放送中に、熱中症の症状が出たそうですよ。

僕、発想の転換が必要と思うんですよ。京都の高校野球の予選では、急遽ナイトゲームに切り替えてましたけれど、球児の健康面を考えれば、そうあって然るべきですもんね。ですから当院も将来、夏はアロハやかりゆしをユニフォームにしても良いかもしれません。実際僕、個人的にもアロハが大好きです♡そうだ、東南アジアのケバヤ、インドのサリー、アフリカのダシキ等、暑い地域の民族衣装を当院の制服にするのも、色鮮やかですし、見た目も着心地も涼しいでしょうから、悪く無いかも!?そうそう、今思い出したのですけれど、僕、メキシコに行った際、余りに陽射しが強烈なものですから、ソンブレロを買ったんですよ。つばの部分が相当大きい帽子でして、全く似合ってなかったんですが、被ってみて分かりました。つばの広さが、陽射しから首や肩まで守ってくれまして、郷に入っては郷に従え、快適にメキシコ旅行を続ける事が出来たんですね。

暑さに対する想像力と謂うのかなァ、僕、インドや東南アジア各国を旅した際、日本では予測不能の暑さですから、兎に角無理をせず、現地の人達の振る舞いを観察、なるべく同じ行動を取る様、気を付けていました。インドに行った時、体調不良でホテルで動けなくなった日本人観光客って、結構居ましたもの。

閑話休題、今朝の読売新聞に、日米開戦前日、東条英機首相が、「此れで勝った」と断言したメモが発見されたと出ていました。どうやら、天皇陛下も泣く泣く開戦を決意し、陸海軍が一致して行動する事となり、「此れで勝った」と謂った由、でも其の結果は皆さん疾うにご存じの通り、分かっているだけで300万人の犠牲者が出た大敗北、東条首相もA級戦犯となり絞首刑でしょ…。実は此の戦、勝てる筈が無かったんです。だって、日米の国力差って、人口は3倍、国土は25倍、原油生産量は700倍、GNPは20倍、工業力も20倍なんですね。こんなの、戦争と謂う消耗戦になったら、彼我の差は明らか、勝てる筈がありませんぜ。しかもね、戦争直前の昭和16年夏、当時の各界のエリートを集め、もし戦になったらどうなるか、何度も何度もシュミレートさせたんですって。其の結果、国力の差は如何ともし難く、どうやっても勝てないと謂う結論だったそうです。其れなのに、「此れで勝った」って…。恐らく、「大和魂」とか、精神力と謂う目に見えないファクターを重視したんでしょうが、そんなの、工業力20倍差を埋められませんよね。

矢張り、大事な決断をする際、感情や期待を混ぜてはいけません。彼我の差をありとあらゆる面から熟慮し、多くの専門家の意見を聞き、自らも勉強を重ね、そしてクール・アズ・アイス、氷の様に冷静に判断しなくては、勝負毎に勝てるはずが無いですよね。東条首相、日本の事しか見てないんですから、どうかしてるぜ!しかもね、戦争中って、様々な技術革新が頻繁に行われ、兵器がどんどん進化するんです。第二次世界大戦中も、様々な戦車、レーダーにミサイルにジェット戦闘機、原爆まで出来た訳で、其の時日本陸軍は、国民を集めて竹槍訓練をしているんですもん、情けないったらありゃしない。僕、アプローチからして間違っていたと思います。ぎりぎりまで日米和平を目指すのは当然ですけれど、万が一開戦となったら、正攻法では勝てないんですから、搦め手から攻めるしかありません。即ち、アメリカの国内分裂を狙った諜報活動であり、破壊活動です。今、ロシアのプーチン大統領がやっている事ですね。

さて、戦争中のテクノロジーの進化は凄まじいと書きました。だって、昭和16年冬の開戦当時、未だ複葉機が居たのに、戦争終結の昭和20年夏には、ジェット機やミサイルが飛んでるんですよ。此れ、現在はもっと凄くなりまして、ロシアの最新鋭ミサイルって、超音速で3000㌔遠くから飛んで来て、1発でフロリダ州全てを破壊出来るそうです。ショエ~、プーチンの旦那、ちょっと大人しくしてくれないかなァ。此の技術革新、軍事面だけでありません。太陽光等の自然エネルギーのみで、世界一周可能な船が出来ました。動物の遺伝子操作もお茶の子さいさいですし、深海生物を捕まえるロボットハンドが完成し、そしてハエの脳の全てを3Dで映像化出来たそうですよ!僕、其の動画を見ましたけれど、此処まで来たのかと、ただただ驚きでした。ですから僕、今後益々、人類の歴史を大きく変える技術って、沢山出て来ると思うんですよね。だって、先の大戦中、僅か4年で、二枚羽のプロペラ機からジェット機まで進化するんですもの。

だから僕、原発と謂う、古く危険な技術に固執するって、此れからの社会の変化を感じられない、鈍感で無能な人達と思えてなりません。だってね、今朝の新聞に出てましたけれど、IEAの元事務局長の田中伸男さん--原発推進派で大変有名な方です。--が、インタビューでこう語っておられました。「昨年のIEAの会合で、世界中の国々から、『太陽光が最も安い発電だ』と謂われショックを受けた。」「原発はべらぼうに高く、とても競争力を持てない。」ですって。原発の専門家がそう謂っているんですよ。其れなのに、自民党の面々は、原発再稼働を虎視眈々と狙ってますでしょ。僕、そんな考え方では、先に触れた東条首相にそっくりと感じますし、もし又大地震が来て、原発がメルトダウンしたら、どうする心算なんですかねえ!?東条首相同様、将に想像力と感性の欠如でありましょう…。
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