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THE NATIONAL PENSION

おはようございます。今朝の大分は凄い雨ですね~。早朝、犬と散歩していた折に、彼女が急に動きを止めたので何かなと思いましたら、曇天の厚い黒雲が鈍く広く光り、雷だ、と察した途端に雨が降り出しまして、帰途は急ぎ足で戻ったのですが、結構濡れちゃいました…。何でも西日本は週末にかけて豪雨の由、お出かけの際は充分お気を付け下さい。

さて、北アフリカに位置するリビアでは、狂犬と呼ばれた独裁者カダフィ大佐が哀れな死を迎えました。このアフリカの歴史も陰惨かつ悲惨、決して許されない出来事が多く、何れ本ブログでご紹介する事もあるかと思います。それはさておき、ギリシャのデモも2日目となり、数万人の大行進で首都機能は麻痺、昨日のテレビニュースでは財務省をデモ隊が占拠した、なんて流れていました。以前のブログでも触れましたけれど、僕、ギリシャのケースはあまり同情出来ないんですよね。ギリシャの人口1100万人(東京都より少ない程度ですか)のうちの1割の110万人が公務員であり、就業者人口の4分の1を占め、民間よりも割高な給与を得ており、国家財政が破綻と言われてもねえ…。国が、恵まれ過ぎた公務員の特権を奪い、国家財政を立て直そうとしたらデモ、とは酷すぎます。働かざる者食うべからずですが、こんな公務員は働かない人より罪が重いですよね。はっきり言って、人体に吸いつき生血を吸うヒルの様です。ヒルさん、血を吸いつくしたら、人間が死んでしまって、餌が無くなった貴方も生きられないんですよ。

実はギリシャの抱える問題って、もう1つありまして、それは年金なんです。時事通信の「ギリシャ債務危機」のレポートを抜粋してご紹介しますと、ギリシャにおける年金引き上げ率はインフレ率を上回り、支給額も賃金水準の73%の由でして、欧州圏内ではずば抜けて高いそうです。そして、55歳からの前倒し受給も可能な上、多く支払っているのに受取金が少なかったり、払込年数が少ないのに多く貰えるという、極めて複雑かつ不公平極まりないシステムだそうで、「政治家は過去に国民に説明してきた約束を破らざるを得ない。」との事でした。

では日本の年金ですが、昨日でしたか、厚労省の案が出されました。毎日新聞によりますと、支給年齢を68歳から70歳へと遅らせる案を提示したとか。嫌味を言わせて貰いますと、この厚顔無恥ぶりにはホトホト感心しました。現在の政府の発言を見ていますと、消費税法人税所得税等を上げて増税路線を突っ走り、年金支給は遅らせた上に減額、高齢者には酷過ぎませんか。国民が毎月一定の額を年金として積立てて国に収め、65歳になって働く事が大変になったら、その積立金が満期になるから、それで老後の余生を暮らして下さい、これが年金のコンセプトであり、基本理念であり、国と国民の約束事でしょう。それを国が一方的にルールを変えるんですもん。こういう事は書きたくありませんが、これは国による詐欺行為ですし、皆さんは怒るべきです。江戸時代なら逃散(暴政の殿様に抵抗し、村々や町ごとを棄て他領へと領民全員が逃げ出す事)、或いは一揆、諸外国なら大規模デモで政府転覆、下手すればクーデターです。

これ、誰も言いませんし、あくまで僕の推測という事をお断りしておきます。あの~、どうも年金制度の歴史をきちんと検証しますと、国は最初から払う気なんて更々無かったんじゃないか、という結論に成らざるを得ないんですよね…。と言いますのは、日本では昭和34年(1959年)に「国民年金法」が成立、昭和36年からその法の適用が開始され、国民皆年金制度が確立した訳です。65歳からの支給を謳っている訳ですが、ここでどうしても引っ掛かるのは当時の日本人の平均年齢です。この国民年金法が施行される前、例えば1950年の時点での平均寿命は58歳、1957年では63歳なんですね。という事は、一部の長寿の人を除き、皆死んじゃってる訳ですよね…。これが、あくまで推測に過ぎませんが、国は元々年金を支払う気が無かったのではないか、という状況証拠です。ところが、医療技術の目覚ましい革新、医療関係者の弛まぬ努力、画期的な新薬や医療機器の進歩により、世界でも類を見ない長寿国となった訳で、国の目論見は見事に大失敗、という訳ですね。国の年金管理の杜撰さが表に出て、未だに解決せず、マスコミも取り上げず、何だか無かった事の様になっています。この管理の適当さ、いい加減さも、はなから払う気が無かったのだと推理すれば、筋が通りませんか?因みに、年金の最低加入期間ですが、日本のみ25年と極めて長い事で知られています。介護保険制度発祥の地ドイツは5年、高福祉重税の国で知られるスウェーデンやフィンランドでは3年です。

僕、来月で44歳になりますが、年金は貰えないものと随分前から覚悟してます。まあ、リタイアしたら、日本では無く、ハワイやタヒチ、或いはカンクン辺りのビーチで一日中寝転んでいた方がマシですね(^^)。それでは皆さん、楽しい週末を!

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コメント

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大変失礼致しました。昭和36年の法律施行当時、年金受給開始は60歳でした。ただ、それにしても、国が殆んど支払う気が無かった、という事はほぼ間違い無い、という僕の推測はそう外れていないと確信しています。
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