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❁✿ 四季花鳥図 ❀✾

東京は 地獄の火など 思わるる 明るき夏の 夜となりしかな、与謝野晶子の句ですけれど、昨日の大分はまァしかし暑かったです…。夕方と謂うのに気温はちっとも下がらず、30℃を超えてたんじゃないかなァ。全くの無風で蒸し風呂状態、僕、ビールは余り沢山呑めないのですけれど、思わずジョッキを一気飲みしましたもんね~。昨日は僕、会食の機会がありまして、アテンドして頂いた皆様方に、此の場を借りて厚く御礼申し上げますm(__)m。楽しい一時を、本当にありがとうございました。是非又お誘い下さいませ。

さて、談論風発議論百出、様々な話題が出たのですけれど、僕、印象に残った事があるんですね。其れは、彼の「グラミン銀行」がとうとう、日本でも始まるんだとか。此のグラミン銀行、バングラディシュのムハマド・ユニス博士が発案した物でして、彼は此れでノーベル平和賞を受賞しました。どういう銀行かと申しますと、貧困者に無担保の少額融資を行うと謂う物なんですね。其の資金で開業したり、設備投資だったり、ビジネスならば使途は自由でして、此れに依り、バングラディシュの多くの貧困層の人が救われたんだとか。興味深いのは、例えば5人のグループに50万を貸すと謂う、そういうスタイルなんですよ。誰かが困っても、相互扶助で助け合って借金を返すんですね。此の銀行が日本に来るって、本当に我が国の経済は大丈夫なのかなァ。でね、此れって本当に嫌な事なんですが、「パパ活」と謂う言葉があるんですって。此れ、要はオジサンが若い女性に金銭的な援助をすると謂う訳で、僕、良い事とはとても思えませんけれど、1000万人を超す日本人が、年収180万以下と謂いますもんね…。

アベノミクスと謂う目くらましに騙され、新聞各紙ではちっとも報道しませんけれど、実は今の日本って、貧困大国なんです。1日5人の人が餓死していると謂われて久しいですし、163万世帯211万人が生活保護であります。子供の7人に1人は貧困状態にあり、だからこそ、彼らを救う「こども食堂」が全国に2000以上あるんですね。親の収入と学歴は相関関係にあり、貧困層の子供は高等教育を受けられないと謂う、哀し過ぎる現実があります。其れなのに、日銀は円を刷りまくり、株を買いまくり、「日本株が上がった」と燥いでいるんですもの、実体経済から目を背けた、本当の大馬鹿者でありましょう。僕、景気を良くする最大の施策は、大減税しか無いと思います。僕が財務大臣なら、消費税なんてゼロにして、公務員全員を大減給しちゃうけどなァ。でも、国は常に税金を取る事ばかり考えていて、だから何時まで経っても景気が上向かないんですぜ。世界の先進国は何処も、景気が悪くなると必ず減税をして、経済を立て直すのがセオリーと思うのですけれど、日本政府は其れを知らないのかしらん。と、朝から暗い話ばかりでごめんなさいm(__)m。

閑話休題、私事で恐縮なんですが、嬉しい事がありまして、知り合いの画家の藤原亜南先生から、絵が届いたんですね。藤原先生は別府のご出身、ニューヨーク・パリ・トロント・ニューデリーの展覧会に出品、世界中の風景や人物をモチーフに、素晴らしい絵を描き続けてらっしゃいます。さて、今回の絵は「太陽のビーナス」と謂う裸婦像でして、此れがもう、本当に素晴らしいんですよ♡僕、藤原先生の絵は何枚か持っているんですが、日本の原風景を思わせる、月光や夕陽に包まれた棚田の絵なんて絶品なんです。で、今回の「太陽のビーナス」は、七色の虹を思わせるビビッドな色彩と、まるで観音様か救世菩薩の様な裸婦が、幻想的な雰囲気を持つとっても素敵な絵でして、こりゃ大事にしなくちゃ。しかし僕、画才は皆無でして、子供が描く様なロボットを絵を描くのが精一杯なのですけれど、何せ鑑賞するのは大好きですから、其れなりに審美眼はある心算です。でね、前々から不思議に思っていたのですけれど、此処大分って、人口が少ない割には、日本を代表するアーティストが多いんですよね。画壇では福田平八郎に高山辰雄でしょ。建築の磯崎新に、彫刻の朝倉文夫に日名子実三、人間国宝の竹細工の生野祥雲斎。僕、こんな田舎で、先の藤原先生を含め、どうしてこんなに多くの芸術家が輩出されるのか、常々不思議に思っていたんですが、最近漸く謎が解けた気がしたんです。この大分って、山あり河あり海があり、陰影に富んだ上に風光明媚な土地柄ですから、自然と美意識が磨かれるのではないかと。

でね、僕、此処大分が産んだ最大のアーティストって、歴史上の人物なんですが矢張り、田能村竹田と思うんですよね。僕、彼の絵は、南画では日本最高峰と信じて疑いません。気品があって深みがあって尚且つ繊細、其の絵の殆どが重要文化財なのも頷けます。そしてね、僕、彼のライフスタイルも大好きなんですよ♡

田能村先生は、岡藩のご出身でして、現在の大分県の竹田市に、江戸末期に生まれました。父君は藩医でして、田能村先生もドクターとなり、22歳で藩校の教授を務めたと謂いますから、大変な俊才だったと謂えましょう。そして、藩主の命令で、「豊後国志」を編纂、執筆します。此の本、当時の大分の地理から歴史から風土から、全てを網羅した物でして、幕府に献上したと謂いますから、田能村先生、文才も豊かだったんですね。そして、藩命で儒学を学ぶ為、日本全国を遊学するんですね。其の後、藩に戻った処、大規模な一揆が勃発するんです。そうしましたら田能村先生、スーパーエリートだったのに、何と一揆側に味方、全ての役職を辞めてしまい、全くの自由人になるんですよ。元々絵は好きだった様ですが、50になって改めて絵画を学び直したんですね。そして多くの傑作絵画に書籍も多数残し、優れた弟子達を育成し、漢詩に茶道に華道にも優れた、超一流の文化人でありました。大分市美術館には、田能村先生の「四季花鳥図」ってあるのですけれど、此れ、春夏秋冬を表現した4枚の絵でして、誠に素晴らしいんです。読者の皆様、大分に来られた際は、是非其の絵をご覧になられて、都町と謂う繁華街がありますから、其処で日本一美味しい河豚を召し上がって下さいませm(__)m。

さて、此れから数日、大変な猛暑の由、何でも気温が40℃を超す処もあるんだとか。皆様、水分と塩分の補給をどうぞ怠る事無く、素敵な週末をお過ごし下さい。其れでは又来週お会いしましょう(^.^)/~~~。
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