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蒼き狼

世の中を 木がくれてすむ 宿なれど 猶かしましき 蝉の声かな、ミンミンジリジリツクツクホーシ、全く以って五月蠅いですよね。まァ、蝉の鳴き声を聞きながら、朝の散歩をしていると、とうとう夏だなァと謂う気がします。謂えね、うちの愛犬の甲斐犬のコロちゃん、今年で御年17歳の姥桜なのですけれど、彼女の大好物が此の蝉なんですよ。啼こうが喚こうがお構いなし、頭からバリバリ貪り喰いまして、可哀相に蝉が、ジッ、とか悲鳴を上げてますもんね。元気の良い時は、飛んでいるのを捕獲して食べてますから、栄養を付けて、何とか今年の猛暑を乗り切って欲しいものです。

しかし、今回の集中豪雨、亡くなった方はとうとう126人を超えた由、本当に悲しい事ですし、謹んでご冥福をお祈り致します。どうぞ安らかにお眠り下さい。僕、微力ではありますが、お昼休みに募金をして来ます。当院でも何か出来る事は無いのか、後でO事務部長に相談してみようっと。其れにしても自民党の面々、此の集中豪雨の最中、幹部が集まって大宴会を開いていたと、昨日の拙ブログに書きました。本当に情けなく、当事者能力皆無とつくづく哀しくなるんですが、此れ、僕だけの意見じゃないですよね!?でね、今朝のネットにキューバの記事が出ていたんです。キューバも日本同様の島国であり、毎年の様に大型のハリケーンに襲われるんですって。でも、ちっとも被害者が出ないそうでした。かってのキューバは、ハリケーンに襲われた際、多くの死者が出たそうなんですが、此れに最高指導者のカストロ議長が激昂、かなりのご高齢にも関わらず、気象学について猛勉強を始めたんだとか。建国の英雄であり、最高指導者が其の姿勢ですから、キューバの気象予報士達や学者や官僚達も大慌て、必死に防災の研究を進めたそうです。其の結果、かなりの精度でタイフーンの予想が可能となり、全市民に対し、気象情報や避難場所を迅速に通達する仕組みも完備したそうです。昨年タイフーンが、1週間にキューバに2度襲来、3日3晩電気も水も止まった由ですが、先の努力の甲斐あって、1人も死者が出なかったとか。あの~、こう謂っては失礼ですけれど、キューバって、最貧国の1つでしょ。其の国ですら、きちんと物事に取り組めば、此処まで出来るんですよ。尤も、天災に対し、大宴会を開いている総理と、気象学を必死に学ぶ議長、僕、どちらが政治家として上か、謂わずもがなと思うなァ…。

閑話休題、僕、共産主義国家なぞ大嫌いですけれど、其の国でも、先のキューバの様に、学ぶ事って沢山ある様に思うんです。最近僕、最も興味があり、様々な書を読み耽っている事があるんですね。其れは、「国でも会社でも、どうして栄枯盛衰があるのか。長持ちする組織ってどういうノウハウがあるのか。」でして、未だ研究途中なのですけれど、経過報告と申しますか、今日は其の話を致します。

僕が幼い頃からこよなく愛するプロ野球、中でも阪神をずうっと応援しているんですが、まァ此れが弱いんだ…。でね、何とかタイガースが強くならないか、僕、関係者でも無いのに知恵を絞っていたんですが、阪神の弱さって、其の体質に尽きる様に思ったんです。閉鎖的で、柔軟性に欠け、風通しが悪く、暗い。此れでは勝てませんよね。だってね、コーチも監督もOBばかり、こじんまりとまとまったスケールの小さな選手ばかり獲得し、外部の目を気にして大胆な改革も出来ず、うん、此れではダメでしょう。其れに相対する存在なのが、日本ハムでして、東京から北海道に本拠地を移転、アジア1のスタジアム建設に取り掛かり、監督は大リーグから招聘、選手の国籍や経歴も誠にバラエティに富んでいます。かっては監督やコーチも含めますと、アメリカや中南米は勿論の事、インド系やイラン系に台湾に韓国、確か12を超す国々からスタッフが集まってましたもんね。我が愛する阪神は、中途半端な日本人右投手と、ホームランの少ない左打者ばっかり…。両チームの成績を書くのは忍びないんで止めときます…。

ロックの世界に目を向けましょうか。1960年代、イギリスから、2つのスーパーバンドが生まれました。ビートルズとローリング・ストーンズの両雄であります。共に世界を席巻した偉大なるバンドですけれど、音楽性の豊かさや社会的な影響力、売上では矢張り、ビートルズの方が上でしょう。でも、息の長さ、バンドの永続性と謂う意味では、ストーンズに断然軍配が上がります。だって、ビートルズの活動期間って精々10年ですが、ストーンズは何と半世紀を超え、今年で創立56周年ですよ。僕、ビートルズの解散理由って沢山あると思うんですが、余りに仲が良過ぎ、同一的なバンドだったと謂うのが大きい気がするんです。メンバーは皆、アイルランド系であり、ご近所の幼馴染でしょ。だからこそ、息があって天下一品の素晴らしいメロディやハーモニーが生まれたと思うんですが、其れも諸刃の剣でして、人間関係の多様性、柔軟性に欠けた気がするんです。其の点、ストーンズは、ヴォーカルが上流階級出身のイングランド人でしょ。リードギターは中流階級のウェールズ人。リズムギター、ベース、ドラムは労働者階級でイングランド出身。常にサポートしていたピアニストはスコットランド生まれです。そして、バンドのマネージャーは、スペインの貴族出身ですもの。此れがオリジナルメンバーですが、ベースやコーラスやリズム隊に黒人が入ったり、ギタリストが何度も変わったりと、新陳代謝を繰り返すんですね。常に刺激があるバンドでして、僕、此れが半世紀以上長続きした、最大の理由と思います。

此れ、国家でも一緒でありましょう。僕、世界最大の帝国と謂えば、古代ローマとジンギスカンのモンゴルと思います。実は此の両国共、非常に柔軟性があり、風通しが良いんですね。先ず古代ローマですけれど、様々な土地を征服しても、決して圧政は敷かないんです。気前良く市民権を与え、一定の要件をパスすれば、誰でもローマ市民になれるんですね。奴隷の身分でも、お勤めを済ませれば市民になれます。ですから、奴隷を親に持つ皇帝や、異国出身の皇帝も居た位でした。モンゴル帝国は独裁制でしたけれど、皇帝を支える大臣クラスは誠に多士済々、ペルシャ系から中国系、韓国出身に中央アジア、東南アジアに北欧、ロシアに中近東と、此のスケールは流石と思いました。

まァ、まだまだ集めているデータが少ないですから、何とも謂えない処はあるのですけれど、繰り返しになりますが、成功して永続する組織って、以下の条件は必須と感じました。風通しの良さ、明るさ、多様性、先見性、柔軟性。矢張りねえ、タイガースの様に、暗くて風通しが悪くて、生え抜きばかりを可愛がり、閉鎖的で古臭い組織は駄目ですねえ。でも僕、ダメな子程可愛いと申しますか、ついついタイガースを応援し続け、もう直ぐ半世紀ですよ。其れなのに、日本一になったのは1985年のたった1度だけって、もういい加減優勝してくれ~!!
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