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非情城市

文部科学省の高官が、補助金の見返りに、自分の子弟を東京医科大に入学させ其れが露顕、逮捕されていました。香川大学教授や海上自衛隊の士官がセクハラで処分を受け、八王子の郵便局では酷いパワハラがあり、もうねえ、教育界も官僚も、箍が外れた感がありまして、此の国のモラルハザードは止まりませんねえ…。僕、政府からして不誠実で、大嘘ばかり付くから、こういう事態になったと思うのですけれど、マスコミの罪も重いと感じています。だって、大事な事はちっとも報道しませんでしょ。アベ総理のオトモダチが、か弱い女性をレイプして不起訴になった問題でも、日本ではちっとも取り上げられず、特集したのはイギリスの国営放送のBBCでした。今、日本の最大の課題は少子高齢化でしょうが、其のモデルケースとなっているのが、秋田県なんですって。どうやら、2040年の日本は、現在の秋田県と同じ人口比率になる由でした。そして今、秋田県はどうなっているかと謂いますと、夜になってもメインストリートは閑散としており、商店街はシャッターが閉まった店ばかり。介護や医療スタッフも足りず、出産をするにも一苦労なんだとか。しかもね、人口減少により、人家の廻りになっている栗や柿を狙い、野生の熊が出没する様になった由でした。此の1年間で、熊に襲われた人は20人を超えた由、うう~ん、悲惨な状況ですよね…。でも此のニュース、イギリスのロイター通信の記事なんですね。

スウェーデンでは去年から、人間の手にマイクロチップを埋め込む動きが盛んなんですって。既に万単位の人が、マイクロチップを入れているそうです。例えば電車に乗った際、車掌さんが「乗車券を拝見します」と来ますよね。其の際、手を見せるだけでマイクロチップが反応、乗車券や特急券を確認、支払いはキャッシュレスで出来るんですって!僕、其の動画を見ましたけれど、いやァ吃驚したなァ。入退室管理に防犯対策にも使っているそうで、今、此処まで来てるんですね~。因みに此の記事、アメリカのニューズウィーク誌に掲載されていました。アベ夫妻の大スキャンダルである、森友や加計の問題についても、フランスのル・モンド紙や、南ドイツ新聞等々、各国のクオリティ・ペーパーの方が、日本のメディアより、余程正確で辛辣に書いてますぜ。ありがたい事に今は、無料の翻訳ソフトがありますもんね。

僕、日本のマスコミの最大の欠点は、許認可制度とクロスオーナーシップと常々感じています。総務省が認可しなければ、TV放送は出来ません。となりますと、TVはどうしても時の政府のご意向を忖度する事になります。そしてクロスオーナーシップとは、1つの会社が複数のメディアを持つ事なんですね。こうなりますと、どうしても馴れ合いになり、画一的な放送ばかりとなります。例えば、朝日新聞ですと、TV朝日・BS朝日のTV局を持ち、AERA・週刊朝日・朝日文庫の出版があり、日刊スポーツ紙もそうですよね。此れ、産経も日経も毎日も読売も同様です。此のクロスオーナーシップを認めているのは、先進国では日本だけなんですね。ですから、正確な情報を知りたければ、ネットで海外のメディアの記事を見るしか無いと謂う、自家撞着と申しますか、誠に奇妙な事態になっているんです。僕、ニュース位は自国の物が良いんだけどなァ…。

閑話休題、此れからは独自の情報網と謂いますか、ネットワークを持たねばならない、僕、そう思っています。ところで、脇役の女優さんで、余貴美子さんっていらっしゃいますよね。TVから舞台から映画から、八面六臂の大活躍でして、アカデミー賞を取った「おくりびと」の熱演は記憶に新しい処です。僕、TVの松本清張ドラマの印象が強いんですが、ちょっと癖のある役がハマりますよね♡さて、余さんは台湾と日本のハーフでして、元々のルーツは客家--はっか、と読みます--なんですね。

此の客家とは、中国系の移民集団でして、其の祖先は、殷や周と謂った、古代中国の王族に当たるんだとか。中国の歴史は「三国志」を読めば分かると謂うのが僕の持論なんですが、此の国は兎に角、集合離散と内戦の連続なんです。何せ広いですから、まとまったり分裂したりを何千年も繰り返しており、今の様に共産党がまとめているのが不思議な位なんですね。さて、客家の皆さんは元々王族ですから、クーデターや内戦が起こると、真っ先に狙われる訳です。ですから、山中に隠れ住んだり、海外に移住する客家人が殆どでした。リスクヘッジの意味でも、同じ場所に住まず、分散した方が有利ですよね。

恐らく、客家人同士の堅い絆やネットワークもあったのでしょうが、異国の地で大成功した人が本当に多いんです。先の余さんは、日本の芸能界で確固たる地位を築きましたけれど、此れは寧ろ例外でして、ベネチア国際映画祭を制した候孝賢監督は居ますけれど、寧ろ政界や財界に進出している方が殆どなんですね。先ずは、中国の最高指導者だった鄧小平。中国共産党軍の創始者である朱徳。中国首相を務めた李鵬。香港の大富豪、胡文虎。彼はタイガーバームガーデンと謂う、珍奇な大庭園を建てた事でも有名です。今はもう閉鎖されてありませんけれど、僕、幼い頃、香港島で確かに其れを見ました。地獄から極楽から儒教から道教から、巨大なジオラマが展示されていまして、グロテスクなんですがポップでキッチュ、強烈な印象でしたねえ。そして、フィリピンのアキノ元大統領、台湾の元総統の李登輝、タイのチナワット元首相、シンガポール初代首相のリー・クアンユー、彼は皆、客家人であります。南米はカリブ海に面するガイアナ国、其処の初代大統領、アーサー・チュンも客家ですもんね。

客家の人達は、一種の貴種流離譚と申しますか、王族に生まれながらも父祖の地を追われ、異国で暮らさざるを得なかった訳です。異国に居ますから外交能力と語学に長け、強い団結心を持ち、独自のネットワークがあり、人数が少ないですから女性の社会進出を重んじ、兎に角教育熱心、そして進取の気性を持ち革新的、此れが客家人の特徴なんですね。そうでなくては、上記の沢山の大物が生まれる筈がありません。僕、今後の日本は問題山積と懸念しているんですが、今こそ、客家人の心意気を見習うべき、そう思えてなりません。
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