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ETERNAL ADVENTURE

おはようございます!さて、昨夜は会食の機会がありまして、美味しい料理に楽しい会話と、とても素敵な夜でした。四方山話に花が咲き、議論百出百家争鳴、色々な話題が出たのですが、海外旅行の話が盛り上がりましたねえ。イタリアだスペインだフランスだ、いやいや東京も捨て難い、などと会話は弾みました(^^)。僕、二次会で何を飲もうかな、と膨大なメニューを前に暫し悩んじゃいました。ウヰスキーを飲む事は決めていて、世界最古の蒸留所で作られたアイリッシュ・ウヰスキーのブッシュミルズか、大西洋の波飛沫を浴びて作られたスコッチウヰスキーのシングルモルト、女王と呼ばれるボウモアか、迷いに迷ったんですが、どうもイングランドの陰鬱で重く厚い曇り空が思い起こされて断念、イエロー・ストーンという甘味をそこはかと無く感じさせる、やや軽めのバーボンにしました。

イエロー・ストーンと言えばアメリカ中北部にある世界最古の国立公園でして、四国の半分の面積を誇る大きさ、間欠泉や沸騰する泉や温泉が湧き、グリズリーや狼、アメリカバイソンや大鹿が闊歩する人跡未踏の大渓谷、そこでは黒曜石や鉄分を含む黄色い石が採取されるという、まるで探検家が好む地勢です。その名を冠したバーボンウヰスキーを飲みながら、僕、僻地への旅や冒険に思いを馳せていました。

日本人の世界的な冒険家と言えば、太平洋単独横断の堀江謙一、名著「日本百名山」で知られた深田久弥、第一次南極越冬隊隊長の西堀栄三郎、単独世界一周ヨットレース初代チャンピオンの多田雄幸とその弟子の白石康次郎、七大大陸最高峰の最年少登頂者である野口健、エベレストからのスキー滑降で知られた三浦洋一郎、雪男の謎を追い続ける根深誠、の各氏が良く知られたところでしょうか。皆さん素晴らしい実績を残されていますが、僕、最も尊敬し敬愛するのは、植村直己さんなんです。では彼の語録を幾つか。

努力している人を笑う事、それは何よりも最低な行為だ。

才能なんて与えられるものじゃない。自分で作るものだ。

自然は征服するものではなく、学ぶものである。

大切なのは夢の大小ではなく、その夢に向かってどれだけ心をそそぐ事が出来たかだ。心の大小が大事なのだ。

始まるのを待っていてはいけない。自分で何かをやるからこそ何かが起こるのだ。

植村さんは、世界初の五大陸最高峰登頂者であり、ブラジルはアマゾン河6000㌔を筏で下り、北極圏1万2000㌔を犬ぞりで単独横断、北極点・グリーンランドの犬ぞり探険、日本人初のナショナル・ジオグラフィック誌(世界最古かつ、33カ国で出版、5000万人が定期購読する世界一の部数を誇る自然科学雑誌です。)の表紙を飾り、イギリス王室から優れた冒険家に贈られるバラー・イン・スポーツ賞を授与され、世界的な名声を博しました。でも僕、偉業は素晴らしい事で尊敬しますが、彼の素朴で実直、並外れた努力家でありながら謙虚な人柄、古き良き日本人を体現した心根に何よりも惹かれるんです。

彼の出演したテレビ番組は数多く、その劇的な人生は西田敏行主演で映画化もされましたが、自ら筆をとって記した手記に、その本領が発揮されていた様に思います。-40℃を超える極寒の極地、犬を食べようとまでした極限の飢餓、限り無く薄い酸素の中登攀するエベレスト、エスキモーとのほのぼのとした共同生活、深夜のアマゾン河に響く虫の音、決して上手な文章ではありませんが、人は何処まで強くなれるのかと、読む人の胸を打ちます。何より驚く事は、北極圏単独行の際、旅の始めにはたどたどしい文章だったのが、過酷な旅を続けていくうちに、的確な描写と比喩が生まれ、読者を引き込ませる魅力ある文体へと、植村さんの人間的成長とリンクする様に進化する事なんです。将に巻を擱くあたわずの言葉が当てはまる名著「北極圏1万2000㌔」を是非ご一読下さい!

よ~し、それでは張り切って会議に行って来ます!!
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