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♪ 石狩挽歌 ♪

昨日の大分は、何とまァ34℃を超えていた由、道理で暑い筈ですよ。夕べのビールなんて僕、喉を鳴らして呑みましたもの。其れにしても所謂熱帯夜でして、睡眠不足の方も多いのでは。皆様、水分と塩分の補給を忘れずに、体調管理にはどうぞお気を付け下さいませm(__)m。謂えね、実は僕昨日、眼鏡がいきなり壊れまして、昼休みを利用して修理して貰ったのですけれど、其の待ち時間、ちょうどお昼時でしたから、暑気払いと思い、お蕎麦を食べて来たんです。鴨南蛮か花巻か、はたまたおろしかざるか、とつおいつ考えたのですけれど、結局は鰊蕎麦にしまして、其の味を堪能して来ました。元々は京都の名物であり、甘辛くて濃厚、少々渋味もありますけれど、大変結構なんですが、僕、我ながら馬鹿だなァと思いましたのが、こんな暑い時分に、熱い物を食べるなんて、お蔭でYシャツまでびしょびしょ、院内のシャワーを借りる始末でした。

♪燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 にしんの色よ ソーラン節に頬染めながら わたしゃ大漁の網を曳く♪、お蕎麦を頂きながら、なかにし礼先生の名曲、「石狩挽歌」が頭の中で鳴り響きました。で、今日の拙ブログは、なかにし礼先生の歌詞の世界について書こうかと思ったんです。でもねえ、礼先生って、妖艶かつ濃厚な男女の恋愛絵巻でしょ。僕にはまるでご縁がありませんから断念しました。矢張りねえ、「どういう女性が好みですか」と問われて、「何時も自分らしく頑張っている人かな…♡」とアドリブで即答出来る位じゃないと、礼先生については書けませんねえ。あ、先の台詞、実話でして、聞いた時には本当に吃驚しました~。

ところで鰊って、世界を動かした魚なんですね。1万年以上前から、人類の胃袋を満たした魚であり、中世の欧州では、鰊漁の収穫に依り、多くの街が造られました。ヴァイキングの遠征時の貴重な食糧であり、オランダや北欧諸国の国民食でもありました。鰊の漁場を巡り、イングランドはアメリカやオランダと戦争にもなったんですね。2度の世界大戦において、欧米各国では鰊の缶詰ばかりが配給された由でした。僕、豪州に居た時、現地の方に招かれて、所謂キッパード・ヘリングとジェリード・イールとトーストをご馳走になった事があります。此れ、要するに鰊の燻製と鰻のゼリーでして、非常に脂っこく濃厚、決して不味い物では無いんですが、豪州って英国文化圏でしょ。ですから、此のキッパード・ヘリングとジェリード・イール、午後の紅茶の時間に出すんですよ。此れがもう、ミルク・ティーに絶望的な程合わないんです。目を白黒させながら何とか食べましたけれど、キンキンに冷えた辛口の白ワインか、スコッチウイスキーのオンザロックの方が合うと思いましたねえ。

話を戻しまして、僕、面食いならぬ麺喰いでして、あらゆる麺が大好きなんですよ。先程申し上げた豪州には2年間居たのですけれど、新婚さんの現地ガイドのアルバイトをしてまして、付きっ切りでアテンドしますから、お客様が滞在中は相当忙しいんですね。でも、シーズンオフの際は割と暇でして、僕、3食全て自炊でした。夜はラム・チョップやローストチキン、偶にクラムチャウダーや鯛のカルパッチョ等々、色々と工夫しましたけれど、お昼を考えるのが面倒臭いので、素麺焼きそば、ざる蕎麦パスタと、先発4人のローテーションで、常に廻していたんですね。で、お勧めしたいレシピを2つ。豪州は南半球でして、日本とは季節が逆、ちょうど今は冬ですけれど、夏の日差しってかなり強烈なんです。素麺ではどうしても夏バテしますから、僕、たれを工夫していました。とっても簡単ですから、騙されたと思って、読者の皆様にも是非お試し頂きたいんです。ごぼうや茄子、人参や葱、生姜や唐辛子、ししとうやにんにく等、あくの強い野菜を、胡麻油で強火で炒めます。此れにお酒とお醤油をたっぷりかければ、おつゆの出来上がりです。お好みでひき肉を入れても面白いかも。かなり濃厚ですけれど、カンカン照りの猛暑の日の昼食には、此の素麺つゆがぴったりと思います。ちょっと濃いですから、水を入れるなりして調節してみて下さい♡もう1つ、僕、パスタは散々造りましたから、ちょっと自信があるんですが、豪州って四方を海に囲まれてますから、海鮮は兎に角激安なんです。先ず、市場なりスーパーに行きまして、安い魚介類を仕入れます。蟹海老蛸烏賊、浅蜊にムール貝にはまぐり等々、此れらを下処理してから、フライパンを熱し、たっぷりのバターと刻んだにんにくを投入、そしてさっきの魚介と白ワインを入れ、塩胡椒をほんの少々、程良く炒めてから、弱火にして蒸らすんですね。魚介とバター、にんにくとワインの旨味が凝縮されまして、此れが絶品なソースになるんです。で、アルデンテ直前のパスタを其れに入れ、軽く炒めて絡め、お皿に乗せて出来上がりです。ネッ、簡単でしょ!?あ、刻んだパセリとパルミジャーノ・レッジャーノ辺りのチーズをすり下ろして、パスタに乗せれば、味が一層引き立つ事請け合いです♡

我が国では平安期から、麺が食べられていた様でして、其れはどうやら素麺の原型の様な物だったとか。さて此処からは、僕が全国各地で食べました、美味しい麺類を一挙ご紹介しましょう。先ずはホテルオークラの老舗中華、桃花林の、五目つゆそばかなァ。本当に繊細かつ旨味が凝縮されてまして、其れも其の筈、五目では無く、十五目位の具材が入っているんじゃないかしら。そして、都内の中華ならば、有楽町の慶楽でしょうか。此処、広東風中華なのですけれど、本当に安価で庶民的で、いわゆるざっかけないお店でして、大人気店なのですけれど、焼きそばもラーメンも本当に美味しいんです。吉行淳之介、開高健、井上ひさしら名立たる文豪達が、こよなく愛したお店でもありました。都内と謂えば矢張り蕎麦でして、上野の蓮玉庵、麻布の更級、虎の門の砂場、神田のやぶにまつや、浅草の尾張屋、何れ劣らぬ名店揃いです。

でも僕、B級グルメも大好きでして、大分の佐伯のごまだしうどん、別府冷麺もすこぶる好みます。岡山で食べたホルモン焼うどん。鹿児島の油ソーメン、此れは素麺に沢山の具材を入れ、炒めた物でして、和風焼きビーフンですね。鹿児島ラーメンも豚角煮蕎麦も美味しかったなァ。伊勢神宮参拝の折に食べた伊勢うどん、此れはうどんに出汁入りの醤油が掛かっただけのシンプルな物ですが、さっぱりとしていて案外イケるんです。山口の瓦そばにふぐ唐揚げうどん。栃木の耳うどん、此れは麺が餃子に酷似してまして、耳の形をしているとお考え下さい。長崎のちゃんぽんに皿うどん。滋賀ののっぺいうどんは、所謂あんかけうどんでした。静岡の新所原駅では、立ち食いですけれど、流石は浜名湖が近いだけあって、鰻の蒲焼が入ったうどんがありまして吃驚しました。広島では牡蠣うどん。名古屋ですと、名古屋コーチンきしめんや味噌煮込みうどん。大阪のかすうどんに、たこ焼きうどん。此処九州の小倉や博多の駅では、立ち食い蕎麦ならぬ、立ち食い豚骨ラーメンがありますもんね。そうそう、沖縄の離島で食べた、八重山そばもすこぶる美味でした。

何だか、こうして綴ってますと、今日のお昼はどうしても麺が食べたくなりました!よおし、何処に行こうかな!?
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