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インフィニティ・ガントレット ○○○○○○

春過ぎて 夏来たるらし 白栲の 衣干したり 天の香具山、卯月も終わり今日より皐月、此処大分は初夏を思わせる陽射しでしたが、皆様、連休は如何お過ごしでしたか!?僕、前回の拙ブログで書いた通り、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」を観て来ました~♪今や世界の映画界を牽引する、マーベル社の作品でして、ただただ驚きますのは、此のアベンジャーズの作品群、2008年の第一作「アイアンマン」から始まりまして、今回で何と19作目なんですね。しかも此れ、お話が全て繋がってまして、全作品が世界的な大ヒット、映画史に残る快挙と謂えましょう。恐らく、此のシリーズを始めた時、マーベル社の皆さんも、此処までの大成功は予想して無かったでしょう。前作の「ブラック・パンサー」なんて、社会現象となり、あの「タイタニック」の興行収入を超えたってんですから、恐れ入りました。しかもね、特筆すべき事は、マーベル社はかっては倒産寸前でして、自分達のキャラクター達、例えばキャプテン・アメリカやハルクを担保に入れ、銀行から融資を受けての映画製作と謂う、大勝負に打って出た訳です。もし映画が売れなければ、自分達の唯一の資産とも謂える、大事なキャラクター達は、全て銀行の物だった訳です。ともあれ、其の大博打に見事に大勝利、今やディズニーともタイアップする程の存在となりました。

まァ、どの作品を観ましても、現代的なテーマを取り上げつつ、決してユーモアを忘れる事無く、実に見事なエンターテイメントとして成立していまして、其れが19本でしょ。マーベル社のもう1つのドル箱作品、X-MENシリーズも、今度の6月に新作が来まして11本目でしょ。スパイダーマンも、所謂リブート、仕切り直しを繰り返しながら計6本、其の他、「ブレイド」に「ゴーストライダー」、「ファンタスティックフォー」の諸作品があり、多くのTVシリーズもあり、其の殆どが大ヒットであります。此の10年、マーベル社の天下なんですよね。そうそう、先程ネットで、今回の「インフィニティ・ウォー」の週末の興行収入が出てまして、此の3日間で、全世界で687億円を叩き出した由でした。映画史上過去最高の数字の由、しかも、中国では未だ未公開なのに、いや~、何処まで伸びるんでしょうか。

さて、長期シリーズの集大成とも謂える、今回の「インフィニティ・ウォー」ですけれど、149分、凡そ2時間半の長尺なんですね。でも、其の長さを微塵も感じさせない、大傑作でした。未見の方の為、ストーリーには触れませんけれど、先ず、メインとなる登場人物って、30人位登場するんです。となりますと、凡庸な脚本ならば、出演者の交通整理に追われ、話を進めるので精一杯と思うんですよね。ところが本作では、誠に見事でありまして、夫々のキャラクターの紹介も達者ですし、話の流れも実に自然でした。冒頭から緊迫感があり、コミカルなシークエンスも多く、勿論カタルシスあり悲劇あり、五感を揺さぶられる事は間違いありません。

でね、本作は、キャプテンアメリカからアイアンマンから、多くのスーパーヒーロー達が勢揃いします。でも僕、今回の真の主役は、所謂ヴィラン、敵対する悪役である、サノスと謂うキャラクターと感じました。そうですねえ、虚無的であり、シニカルでニヒル、しかしながら彼なりの愛情や信念もあり、強烈な力を持ち、非常に重層的で、複雑なキャラクターなんですよね。僕、此のサノスは何を意味するのか、映画を観終わった後、ずうっと思っていたんです。其の答えは、旧約聖書に出て来る、全知全能の創造主、つまり神でした。此れは決してネタバレにはならないと思うので書きますけれど、サノスの目的って、全宇宙の全ての生命を減らす、と謂う事なんですね。「物事にはバランスが必要で、資源は限られている。ならば、全ての生命を減らせば良い。」、とんでもない暴論であり、ファナティックと感じますけれど、其れに共感する人も居るんでしょう。

其処で僕、旧約聖書を思い出したんですが、天地創造に始まって、黙示録に至るまで、神様が一人で、麻雀やトランプをしている感があるんですよね~。そうそう、神々の遊びって、漫才師のモンスターエンジンの古いギャグがありまして、あれも、直ぐに地球を破壊しようとしますもんね。さて、アダムとイブ、創世記、ノアの方舟、バベルの塔、ソロモン王の子孫達のエピソード、そして黙示録と、人間達が増え過ぎたり、神の謂う事を聞かなくなると、追放したり殺したりして、神は1からやり直す訳です。そう、「どうも何だか上手く行かなくなった。では、シャッフルして、牌やカードを切り直そう。」と謂う按配でしょ!?敬虔なクリスチャンの方には、叱責されるかもしれませんので、最初に謝っておきます。ごめんなさい。話を戻しまして、神様も人間と協力し合い、折角コツコツ造り上げて来たのに、全部滅茶苦茶にしちゃうんですもの。尤もね、神様も、人々が全てに満足しちゃえば、不要の存在になりますでしょ。ですから時折、人々に鉄槌を喰らわせ、自分の存在を誇示せねばなりません。地球上の人口が増え過ぎた、此れでは困るから人口を減らすと。でもね、又何れ人が増え、同じ問題が再発しますよねえ…。そしたら又減らせば良いって、うう~ん、そりゃ根本的な解決にはなりませんぜ。単に先送りしてるだけでしょ。

今、全世界の人口って、70億超と謂われてますでしょ。僕、つくづく思うんですが、廃棄食品を無くし、自然エネルギーを多用すれば、今のままでも何とか行けるとは思うんですよ。例えば、此処大分県って、再生可能エネルギーの使用率が、全国1位なんですよね。温泉等の地熱を利用し、38㌫の電力を自給しています。此の地熱、まだまだ伸びそうなんですって。其れに加え、以前拙ブログでご紹介した、ため池の上にソーラーパネルを乗せたり、或いは各住宅に太陽光発電を推奨すれば、僕、60㌫以上行くと思うなァ。しかもね、日立が今、洋上風力発電に力を入れてまして、今回台湾で、大量の受注に成功したんですよね。なんでも、海外の製品に較べ、日立の物は強風や台風に滅法強い由でした。あの~、日本の廻りは海ばかりでしょ。ならば、日立の此の発電システム、海の何処でも設置可能なんですから、原発よりも、寧ろこちらを使うべきじゃないかしらん。決してメルトダウンしませんよ!

さて、食糧や電力を何とか確保したとしても、此れ以上人が増えるのであれば、僕、宇宙に進出するしか無い、そう思います。だってね、此れだけテクノロジーとAIとロボットが進化しているんですもの、僕、将来的に火星に住むのって、充分可能と思います。ヘエエと感心しましたのが、現在NASAが開発中の最新宇宙船って、新素材の強化プラスチックだそうで、大気圏に突入しても燃えないんですって。しかもね、全ての部品は、3Dプリンターから成るそうでした。僕、想像するんですが、とりあえず火星にロボットや部品を大量に送り、地球から遠隔操作で動かすと。居住空間や建物を完成させ、空気や水や食糧も造り、環境を整えてからヒトが行けば、直ぐに住める気がするんですけどねえ…。

尤も、其の為には、愚かな戦争や核開発を止め、宇宙に其のお金を注ぎ込む必要があります。ですから、北朝鮮は確かに怪しい処が多く、要警戒ですけれど、今回の南北首脳会談が成功して、全世界の政治家達が、宇宙開発に協力し合って欲しいなァ…。
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サノスは旧約聖書の神、というワードで検索したら、このページに辿りつきました。

わたしは、現在の人類をリードする存在は、地底世界の神様だと考えてます。母なる大地。旧約は父なる神で、天ですね。

この両者は価値観に大きな違いがあり、互いに悪魔呼ばわりする関係だと感じます。

悪者には二つの側面があり、一つは悪事を為す部分。もう一つは、その報いとして苦しみを受ける面です。

悪事だけに注目すると腹立たしく、裁きたくなりますね。父なる神の立場です。

しかし報いを受けて苦しんでいる部分を見ると、大変可哀想に思えます。母なる大地の立場です。

世界は面白いですね。

No title

ミッキーさん、はじめまして。コメントに気付かず、返信が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。この様なアカデミックなコメントを頂き、とても嬉しく思います。

西洋では、映画や小説において、旧約聖書との対決と申しますか、其れを自問自答している物が目立つ様に感じます。ドストエフスキーの「罪と罰」なぞ、其の際たる物ですよね。ジェフリー・アーチャーの「ケインとアベル」なんて、其のままですし…。

ともあれ、拙いブログではありますけれど、又お越し頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。
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