FC2ブログ

♪ 仮想ディストピア ♪

お蔭様で大盛況に終わった、当院のカルチャーフェスティバルですけれど、僕の親友のMさんも来て下さいまして、興味深い話を聞きました。彼は生粋のモノノフ、即ち、ももクロの大ファンなんですね。彼にアテンドして貰って、別府で行われたももクロのライブを観たのを、昨日の事の様に思い出します。謂えね、アイドルのコンサートと馬鹿にする事勿れ、何だか昔の鎮守様のお祭りの趣がありまして、将にハレとケのハレ、日常では決して感じる事の出来ない、カーニバルを思わせる祝祭空間でありました。さて、其のももクロの皆さん、1人抜けて4人になりましたけれど、親友のMさん曰く、とっても面白い試みをやってるんですって。地方自治体に手を挙げて貰い、地域の活性化を手伝うべく、色んな田舎町でライブをやっているんだとか。つい最近、滋賀県の湖北にある、東近江市で行なったライブでは、人口11万人の街に2日間で3万2574人のファンが集結したとか。でね、地域を巻き込んでの大イベントだった由、そうなりますと、交通機関は勿論の事、地元の商店街から食べもの屋さんから、全てが活気付くのは必定ですよね。単純計算ですけれど、宿泊費+飲食費で1日1万として、3万を超す人が来てますから、其れだけで3億ですよ。其の他、JRに飛行機にガソリン代、グッズにCDにDVD等々、1回のイベントで、軽く10億前後は動くんじゃないかしらん。いや~、大したものですし、全国の自治体が手を挙げるんじゃないかなァ。4人の少女とマネージャーの頑張りで、此れだけの事が出来るんですねえ…。

民間は本当に頑張っていると痛感しますけれど、其れに較べて、政府や官僚が絡むと、まァ、目も当てられません。ほら、暫く前から、「クールジャパン」と銘打って、政府肝煎りで、アニメや映画や伝統芸能や食等々の日本文化を、世界に発信しようと謂う試みでした。勿論、其の財源は僕達の血税な訳ですけれど、2013年に此の事業を開始して早5年、現時点で44億円の大赤字ですって。大体ね、政府や官僚が日本文化を紹介して金儲けしようだなんて、此の世で一番センスの無い連中が、出来る訳が無いじゃん。こういう輩を身の程知らずと謂いますし、其の44億円、ももクロならば、4~5回ライブやったら儲けそうですぜ。

此の、民間VS政府の図式、今回の財務省のセクハラ事件でも同様でありましょう。世論調査を見ましても、財務省やアソウ大臣の責任を問う声が、圧倒的じゃありませんか。でも、政府側は、「ハニートラップだ」「セクハラを受けた女性が、其の会話を録音し、週刊誌に流すなぞ犯罪行為だ」「なら、取材する者は皆男性にしろ」「セクハラと疑われた側の人権は無いのか」、まァ厚顔無恥でありまして、良く謂いますぜ。大体ね、1年半に渡って執拗にセクハラを受け続け、其れを上司に報告しても梨の礫、有耶無耶にされた訳で、じゃあ、女性側はどうやって己の身を守れば良いんですか!?ならばセクハラの物証として、録音して、他のマスコミに訴えるしか無いでしょうに。ハニートラップとか、滅茶苦茶謂ってますけれど、卑猥な言葉を連発しているのは、男性のニッタ事務次官側じゃありませんか。取材する側は全員男性にしろって、そりゃもう女性差別でしょ…。セクハラを疑われた側の人権、其れは勿論あるでしょう。でもねえ、セクハラされた側にも人権はあるんですぜ。もうねえ、お話になりませんし、数秒で論破出来る様な、幼稚な理屈は金輪際止めて貰えませんか。

僕、本当に心配になるんですが、此の男尊女卑の発想って、人種差別と表裏一体でしょ。今現在、日本に住む外国籍の方は213万人、其の内、働いている人は127万人を数えます。此れが現実な訳で、此れからは凄まじい少子高齢化と人口大激減になるんですよ。欧米のケースを見ても、多国籍の人達と上手にやって行くには、様々な問題が内包されているのは間違いありません。でも、此のグローバル社会の中、仲良くやって行くしか無いでしょう。なのに、日本の政治家どもの旧態依然とした、差別意識丸出しの発言には、本当に腹が立ちます。「美しい国」とか、良く謂うなァ。しかも、彼らって、余りに無自覚であり鈍感、そして想像力も感性も貧弱ですから、如何に人を傷つけているかすら、何も分かって無いですもんね。

もっと世界をご覧なさいよ。今、サッカー界では、世界最高峰のイベント、チャンピオンズリーグが真っ盛りです。僕の見る処、優勝候補の筆頭は、ドイツのバイエルン・ミュンヘンと思います。此のバイエルンの今季のメンバーをご紹介しますね。先ず、3人のフォワードの国籍は、フランス・オランダ・ポーランドでしょ。中盤のゲームメーカーの3人は、チリ・コロンビア・スペイン。そして守りを固める、キーパーを含めた5人は、3人のドイツ人とオーストリア人、そしてもう1人はガーナとドイツのハーフです。

野球ファンの注目を集める、二刀流の大谷選手、是非頑張って欲しいと期待してますが、彼の所属するエンジェルスのメンバーを見ましょうか。チームの主力の国籍は、シモンズがオランダ領キュラソー。プホルスがドミニカ。リベラがプエルトリコ。バルブエナはベネズエラ。ラミレスはニカラグア。そして我らが大谷君が日本でしょ。勿論、米国籍の選手も居ます。そして確かエンジェルスには、ルーツがドイツやアイルランドやイタリアの、欧州系の選手も沢山居た筈です。大体ね、此のエンジェルスから野球殿堂入りした名選手と謂えば、ロッド・カルーとフランク・ロビンソンとデーブ・ウィンフィールドでしょ。でも此の3人、順に、パナマ出身と黒人2人じありませんか。

ラグビーの、夫々の国の代表チームも同様です。ラグビーは、其の国に5年以上だったかな、居住すれば、代表チームに選ばれるシステムなんですね。大事なのは国籍では無い、ラグビーを愛する心があるかどうかだ、と謂う発想でありましょう。ですから、どの国の代表チームにも、国籍が異なる選手が居るのが日常なんです。例えば、ラグビーアメリカ代表選手の韋駄天に、ングウェニア選手って居るんですね。彼は、チーターと競争したと謂う逸話がある位で、100㍍10秒フラット、オリンピックも夢じゃなさそうですが、アフリカはジンバブエの出身です。我らが日本代表だって、日本人選手が殆どですけれど、ニュージーランドにオーストラリアに南アフリカ、サモアにトンガに韓国と、本当に国際色豊かですし、夫々が個性を活かし助け合い、素晴らしい好チームと、僕、そう思っています。

あの~、もし自民党っぽい差別的な発想で、チームを造るとしたら、先のバイエルンも、エンジェルスも、ラグビー日本代表も、全く成り立たないと思いますよ~。第一ねえ、此の国際化の時代に、国籍や性別で人を判断するなんて、アナクロニズム過ぎやしませんかね。僕の亡父は、そういう事を全く気にしませんでしたから、生家に来るお客さんって、本当に国際色豊かでしたよ。中国韓国台湾は勿論の事、白人のアメリカ人大学生が長期のホームステイをしたり、其の彼が黒人やヒスパニックの人達を沢山連れて来た事もありましたっけ。矢張り人間、肌や目や髪の毛の色、そして性別や経歴や年齢で差別しては駄目ですよね。僕、当院は決してそういう事が無い様、今後はより一層、フリー・フェア・オープンな組織を造る心算です!!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR