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♪ bamboleo ♪

不思議な偶然と申しますか、合縁奇縁と謂うんですかねえ、昨日僕、2つの物を頂いたんですね。1つは、取引先の支店長が岡山に栄転となり、吉備団子を頂いたんです。もう1つは、かなり遠縁ですけれど、母方の親戚筋に当たる方から、郷土史の資料を頂きました。でね、先ずは吉備団子ですけれど、此れ、元々は岡山の吉備津神社で振る舞われたのが、発祥と謂われているんです。そして、郷土史の資料なんですが、僕の母方は、宇佐神宮の代々の神官でして、其れに関連する物でした。でね、どう繋がるかと申しますと、宇佐神宮では、僕のご先祖様も参加していた、放生会と謂う神事があるんですよ。僕のご先祖様は、蜷木と謂うんですが、戦で亡くなった人達を供養する為、蜷貝を川に撒く役目でした。そして、其処では、傀儡子--くぐつと読みます--の人達が、人形劇を奉納するんです。其の傀儡子の資料が同封されていました。で、岡山の吉備津神社では、人形供養が有名なんですよ~。人形劇のルーツの地から資料が届き、人形を供養する処からお団子を頂いた訳です。へええ、面白い縁だなァと感じながら僕、吉備団子を美味しく頂きました。T支店長、新天地岡山でも頑張って下さいね。ご馳走様でした。

さて、其の傀儡子なんですが、平安期には既に居た由、どうやら流浪の漂泊の民であり、諸国を旅し、芸能を披露して生業としていました。そして、寺社に雇われる形となり、日本初の芸能人となるんですね。此の人形劇が進化し、現在の文楽、人形浄瑠璃となる訳です。此の人形劇、大分の中津や宇佐、北関東の桐生、東京の八王子、大阪や佐渡や岐阜と、全国に点在しているんですね。興味深いのは、どの人形劇においても、人形を3人で動かす形は同じでして、傀儡子の民が、全国を廻ったのは間違い無く事実でしょう。そして、此の人形劇が、後の能や歌舞伎や漫才に発展するのでした。

此の傀儡子、世界的に見られる現象なんですね。所謂ジプシーでして、定住地を持たず、様々な地域を渡り歩く民です。日本の傀儡子は、どうやら中国や韓国経由の様ですが、ロマと呼ばれる民は、インドやパキスタンから、欧州全域に広がりました。其の他、インドから中東に渡ったドム。其のドムの民が中央アジアに渡り、リューリと謂う別の集団も生まれました。ケルト系の移動民族の、イエニシェやアイルランド・トラベラー。東欧に住むアッシュカリー、トルコに居るロム。凡そ1200万人居ると謂われています。でもねえ、彼らはとても可哀相でして、定住せずに常に移動を続けていましたから、差別と迫害の対象であり続けました。僕、憤慨しますのは、彼らは、母国では奴隷扱いだったり、或いは戦争や天災で家や職を失ったりして、已む無く放浪の旅に出た筈なんですよ。其れを、異国民であり、異なる風習だからと、ナチス・ドイツなぞは、収容所に入れて虐殺してましたもんね。許されざる暴挙でありましょう。

彼らは、生き抜く為に、様々な技能を身に付け、其れを生業としました。其れが、フラメンコダンスであり、音楽であり、奇術であり、お笑い劇であり、サーカスでした。でね、興味深いのは、彼らはどの地に行ってもよそ者ですから、サバイブする能力って、本当に長けているんですよ。ですから、各界著名人で、ジプシーやロマの血を引く人って、結構多いんですね。世界の喜劇王、チャーリー・チャップリンを筆頭に、1940年代のハリウッドのトップ女優、リタ・ヘイワース。現代のイギリスを代表する名優、サー・マイケル・ケイン。カンヌとモントリオールの国際映画祭を制した、映画監督のトニー・ガトリフ。日本と縁の深い小泉八雲の名を持ち、「耳なし芳一」を書いたラフカディオ・ハーン。チェコのサッカー界の英雄、ミラン・バロシュ。無敗のまま引退した、元世界ヘビー級チャンプ、タイソン・フューリー。「ボラーレ」「バンボレオ」「エステ・ムンド」の世界的な大ヒットで知られるバンド、其の名もジプシー・キングス。そして、ブラジルのクビチェック大統領に、未だ記憶に新しい、アメリカのクリントン大統領。僕、此の錚々たるメンバーが居なかったら、世界史は大きく変わっていた気がするのですけれど、皆様如何思われますか!?

僕、つくづく思います。差別とは人間の最も醜い感情でしょう。そして、どんな民だろうと、生きる権利はありますぜ。慣習の違いや性差や信仰、肌や目や髪の毛の色で人を迫害するなぞ、決して許されない蛮行、愚行でありましょう。

僕、本当に危惧しているんですが、現在の為政者や官僚の面々、本当に酷過ぎますでしょ。先日、航空自衛隊の三佐が、路上で、民進党の議員に対し、「お前は国民の敵だ」と連呼、何度も罵声を浴びせたとか。自衛隊側は平謝り、公式に謝罪しました。ところが、ネットを見てましたら、寧ろ民進党の議員に問題があると謂った論調が目立つんですよ。いや~、そりゃあおかしいですよ。国会議員は国民の代表ですぜ。其れに対し、三佐と謂いますから、昔ならば少佐の高官が、「お前は国民の敵だ」と連発するなぞ言語道断でしょう。何だか僕、こんな乱暴な風潮では、シビリアン・コントロールなぞあり得ず、自衛隊が勝手に暴発して戦争なりクーデターでも起こしそうで、本当に怖いですよ。謂えね、僕、自衛隊は日本の防衛の為、必要不可欠な存在と思っています。そして、彼らの災害時における、迅速かつ適切、そして勇敢で献身的な行動に、感謝していない日本人は居ないでしょう。でもね、人を殺傷出来る兵器を大量に保有しているからこそ、強い自制心と克己心が、自衛官には求められるんじゃないでしょうか。其れをねえ、「国民の敵だ」なんて、苟も士官たる者、決して口に出してはなりません。其の国民を守るのが、貴方達の仕事じゃありませんか。大体、国民の税金で飯を喰わせて貰ってる癖に、良くまあ謂うぜ…。

そして、口も顔もへそも曲がったアソウの旦那、謂うに事欠いて、「我が国の経済成長はずっと続いている。5年前より今が悪いという人は、余程運が悪いか、経営能力に難があるかだ。」ですって。……。………。あの~、元総理、大変な事実誤認ですよ~。と申しますのも、或る世論調査では、76㌫の人が、「生活が苦しくなった」と答えてましたけど…。となりますと、日本の国民の76㌫は、「余程運が悪いか、能力に難がある」と謂う事なんでしょうねえ。此処まで馬鹿にされコケにされ、どうして自民党を支持するのか、僕、正直理解に苦しみます。

先の自衛官やアソウの様な、差別的で排他的な思考では、先のジプシーの人達は、必ずや排除される事でしょう。となりますと、チャップリンの様な世界的スターも、優れたアスリートやミュージシャンも、そして著名な大統領も、決して生まれないと思います。兎に角、1日も早く、現政権が退陣します様に…。
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