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LA PYRAMIDE

おはようございます。今日も良い天気、快晴ですね!本日は当院の運動会でして、入院患者様と職員が共にグラウンドで楽しく遊び、気持ち良く汗を流す一日です。僕ものちほど参加する積もりです。

運動会と言えば、日本独自のものでして、海外ではあまり見られない文化なんですよね。江戸時代が終わり、明治維新の大変革があり、それまでの藩や郷や里といった地方共同体の絆が徐々に変質していく中、大人も子供も参加出来るお祭りとして、地域の親睦を深める会として、運動会が日本全国に瞬く間に広がった、という訳です。青年よ大志を抱け、で広く知られたクラーク博士の札幌農学校や海軍兵学校で始まった運動会なんですが、民俗学者の第一人者である柳田國男の言葉を借りれば「ハレとケ」、ハレは祝祭や儀式といった非日常、ケは通常の生活を表します。つまり運動会は、何時もの日常と離れたお祭り、即ちハレにあたる訳ですね。

僕、どうも幼い頃から団体行動が苦手、つい脇道にそれてしまうタイプの子供でしたが、運動会の組体操だけは何故か好きでした。特に好んだのは人間ピラミッド、一番上には中々乗せてもらえませんでしたが、この練習だけは熱心にしていた事を思い出します。

という事で、本日のお話は些か強引ですがピラミッドで参りましょう(^^)。本当ならば、フランス料理の名店、「ラ・ピラミッド」のシェフであるポール・ボキューズ、豪華絢爛で贅を尽くした料理で伝説となった、トリュフのスープや鱸のパイ包み焼き、牛ヒレ肉のロッシーニ、そしてその親友であります辻調理師専門学校元理事長、辻静雄先生にも触れなければ片手落ちなんですが、それは又の機会としまして、今は亡き僕の父ですが、少々変わり者でして、珍奇な本が大好きだったんです。「火星人が地球を造った」「北極の下には宇宙人の秘密基地がある」「地底人は実在するか」「雪男追跡行」「ナチス・ドイツの秘密基地」「ノストラダムスの大予言」…、今ならば、通称トンデモ本と呼ばれ、オカルトっぽい怪しいジャンルとされ、一笑に付すのが関の山ですが、愚かな父子は夢中になって読んでいました。勿論、それらは怪説珍説奇説の類で、やがて見向きもしなくなったのですが、摩訶不思議なものに対する興味は持ち続ける事となりました。実際に残っている遺跡、例えば、南米の巨石文明、イースター島のモアイ像、万里の長城なんて、どうやって造ったのか、興味は尽きませんよね。中でも、最大のロマンとでも言えるのはやはりピラミッドでしょう。

余りにも知られていないのが残念でして、ピラミッドというと皆さんエジプトをイメージされますが、実は世界中に点在しているんです。ヨーロッパではイタリア・ローマにある大理石のピラミッド、ボスニアのビスコで新たに発見され、スペイン・テネリフェ島のグイマーのピラミッド。何故か非公表ですが、中国の山中でも発見されていますし、中南米はピラミッドの宝庫でありまして、メキシコ・マヤ文明のティオティワカンの太陽と月のピラミッド、チチェン=イッツアのカスティーヨ・ピラミッド、パレンケの碑銘の神殿、ティカル1号神殿、ボリビアには、アカパナ、プマ・プンクと呼ばれるピラミッドがあり、枚挙に暇がありません。

僕、かの著名な海洋学者ヘイエルダールが唱える、「中南米やポリネシアやヨーロッパに住む人々は古代から船で行き来しており、ピラミッドの類似性はその証拠である。」という学説の大ファンです。現在でもこの説が完全に立証された訳ではありませんが、ヘイエルダールはそれを証明する為に、南米の木材と材料を使い、コンティキ号という船で南米ペルーから太平洋の絶海の孤島ツアモツ島まで8000㌔を航海したのです。その後も、エジプトの葦であるパピルスで造ったラー号という船で、北アフリカのモロッコから大西洋を越え、カリブ海バルバドス島までの航海を見事成功、同じ材料の船でインド洋横断も成功しています。学者というより、漁師か海賊か冒険家といえるこの先生、流石ノルウェー人だけあってバイキングの末裔、本当に凄い人と思います。それにしても文化の伝播って面白いですよね。古代文明が夫々影響しあっていたかどうかはともかく、同じ様な時期に、同じ様な巨石の建造物が世界中に造られているんですもんね。

ではこのピラミッド、何の為に造られたのか、という疑問が生じます。奴隷による強制労働だ、いやいや宇宙人が造ったんだ、月や星や太陽の位置を正確に測る天文台だ、ただの王家の墓だ、眉つばな説も含めて百花繚乱、どれが本当なのか皆目分かりませんが、現在主流となっているのは、どうやら公共事業的な性格を持ったものではないか、というものです。古代エジプトでは、母なる川と呼ばれた世界最長級のナイル川が定期的に氾濫する為、仕事が無くなった農民達の雇用対策として、王様の墓を造らせた、という事の様です。

とは言え、今年の春先でしたか、NASAの人工衛星が地中に埋まっているピラミッド17基を新たに発見した由でして、その研究次第では、この公共事業説も簡単に覆されるかもしれませんね。

今日の本ブログは古の古代ロマンの趣でしたが如何でしたでしょうか。では、僕、職員の皆さんの作る人間ピラミッドを見に、運動会に行って来ま~す(^^)。




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No title

今年は紅組が勝ちましたね!

職員のピラミッド…そのようなものはなかったですね。

これを書かれている方がどなたかわかりませんが、運動会なにかの種目に参加されたのでしょうか?

No title

トトロさん、コメントありがとうございます。

そうですね、ピラミッドは無かったですね(^^)。

僕は競技には参加していませんが、グラウンドでずっと見させてもらいました。

No title

本文中に、ラ・ピラミッドのシェフ、ポール・ボキューズ氏、との記述がありますが、訂正があります。正しくは、ラ・ピラミッドのシェフ、フェルナン・ポワンの弟子のポール・ボキューズ、です。

初歩的な間違いで大変失礼致しました。謹んでお詫び申し上げます。

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