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wakanda forever!

稲妻に へそもかくさぬ 女かな、其れにしても昨夜の大分は凄まじい雷、僕、殆ど眠れませんでした。どうも、周防灘から愛媛、北九州全域も同様だった由、全国的にも荒れ模様のお天気でして、どうやら今日は終日そうした塩梅だそうで、風神は 雷門に 居候、皆様どうぞお気を付け下さいませ。

此の雷、古来から龍の化身と謂われていたそうです。チベットでは雷鳴は龍の鳴き声とされてまして、でもね、昨夜僕、床に就いていたんですが、其の気持ち、何だか分かる気がしました。科学的知識が無かった古代なら、地を揺さぶる様な光と騒音は、伝説の龍の咆哮と感じたかもしれません。其の雷除けとして知られるのがお菓子の雷おこし、僕、浅草寺に参拝した折に立ち寄るのが、雷門の直ぐ横の常盤堂さんなんです。此処、創業は江戸時代でして、実演販売をやってますから、中々楽しいんですよね。安価で熱々で美味しく、2階には甘味処もありますし、浅草観光の際には是非お試しあれ。

でもね、昔の人は智慧があるなァと痛感するんですが、所謂妖怪って居ますよね。あれ、何らかの隠喩なんですよね。例えば「土蜘蛛」、クモの化け物とされてますが、元々は天皇に恭順しない者どもの事でした。そして、日本三大妖怪って、天狗・鬼・河童なんですって。先ず天狗は僕、山賊か或いは漂着した外国人と思っています。だって、天狗って、赤ら顔で鼻が高く目が大きく、どうも白人みたいでしょ!?鬼も同様でしょう。河童は僕、海の民であり海賊の化身と思っているんですが、面白い説があり、隠れキリシタンではと謂う方も居るそうです。弾圧の中で身を隠し、闇に紛れて川で水浴びをしていたキリシタンが、河童とされたのではって、着眼点が面白いですよね。何れにせよ、其の当時の世相や時代背景、そして人々の漠然とした不安感を上手く表現したからこそ、今でも語り継がれているのでしょう。

そして平成の今、世界情勢を最も上手に表現しているのが、マーベル社による映画、僕、そう感じてなりません。と謂う訳で、漸く行って来ましたよ、映画「ブラックパンサー」。Yahooの映画評では賛否両論、星1つの人も居れば5つの人も居まして、僕、こりゃ観てみないと分かんないなァと、若干の不安を抱えつつ、劇場に足を運んだんです。結論から申しますと、大傑作じゃありませんか。全世界で大ヒットの由、興行収入は公開2週間で430億、彼のスター・ウォーズの観客動員数に迫る勢いだそうで、其れも頷けます。かっての名画、「ゴッドファーザー」に「007」のエッセンスがありますし、先ず目を惹いたのが其のビジュアルと設定でした。ワカンダと謂うアフリカの架空の小国が舞台なのですけれど、発展途上国に見せかけて実は超ハイテク国家と謂う粗筋なんですね。アフリカの雄大な大自然と民族衣装、そして近代的なテクノロジーが同居していまして、此れを観るだけでも眼福でしょう。

俳優さん達も皆素晴らしいです。主役のチャドウイック・ボーズマンは、一流大学を出て脚本も小説も書ける才人。所謂ヴィラン、悪役を演じるマイケル・B・ジョーダンは僕、かって「クリード チャンプを継ぐもの」での演技に瞠目したんですが、繊細でセクシーでキュート、男の僕が見ても惚れ惚れしました♡日本の漫画をこよなく愛する、大変な親日家と謂うのも何だか嬉しいです。そして本作は、フラフラと情けない男達に較べ、女性の強さが目立ちました。其処もとても現代的と感じたんですが、ヒロイン役を演じるルピタ・ニョンゴはケニアの出身、天下の名門イェール大を出て4か国語に堪能と謂う大変な才媛です。主人公の母親役のベテラン、アンジェラ・バセットも同じくイェール大卒。王様の親衛隊長役のダナイ・グリラは、アメリカの2つの大学を出て脚本も書く由でした。皆さん、本当に強くて聡明、そして美しくて凛々しく魅力的、将にブラック・ビューティであり、一見の価値があると思います。

脇を固めるフォレスト・ウィテカーも、理工系の大学を2つ出て声楽やオペラやクラシック音楽を専攻し、アカデミー賞主演男優賞を取り、監督もやると謂う、映画界の重鎮でありましょう。監督や脚本家を筆頭に、役者さんの殆どが黒人と謂う、今までのハリウッドでは考えられない大博打ですが、マーベル社の賭けは今回も大勝利でした。そうそう、偉大なる原作者である、御大スタン・リー先生も、御歳95歳ながら、恒例のカメオ出演、相変わらずお元気でユーモラス、此れまた嬉しい事でした。

未見の方の為、ストーリーには触れられないのが残念ですが、SFヒーロー映画なんですが、監督さんが実際描きたかったのは、現代社会の矛盾や歪みなんですよね。人種差別に地下資源、戦争に移民問題も絡んで来るんですが、でも其れを其のまま取り上げますと、暗く重い沈鬱な話になりますから、其処はエンターテイメントとして巧みに仕上げていまして、其の演出力と脚本には脱帽でした。そして、はっきり申し上げて、トランプ批判でありまして、社会的・政治的テーマを取り上げているんですよ。ほら、つい先日も、ホワイトハウス前で拳銃自殺がありましたでしょ。2週間前、フロリダの高校で銃乱射事件があったと思えば、ジョージア州の中学校で、今度は先生が立て籠もって発砲事件を起こしました。其の現状を踏まえ、「ブラックパンサー」のテーマは、不毛な対立は止め、人類皆で共存共栄を目指そう、と謂う事でありましょう。

でね、実はかって、「ブラックパンサー」と謂う黒人の政治団体があったんですよ。共産主義と黒人至上主義を掲げ、アメリカ国内で武力闘争を目指すと謂う、物騒な党だったんですね。貧困児童への食糧無料配布、医療費がタダの病院建設等々、彼らは良い事もしたのですけれど、イデオロギー其のものが間違いでありました。またねえ、その名前を使っているのも、製作のマーベル社は本当に度胸があると感心した次第です。兎に角皆様、損はしないと思います。是非劇場でご覧下さいませm(__)m。

今日の拙ブログは、僕の趣味の話に終始して恐縮でしたm(__)m。では皆様、悪天候に負けず、共に1週間頑張りましょう。よおし、僕、今日は中々スケジュールがタイトですから、此れから洗顔して気合を入れて頑張ります!
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