FC2ブログ

300の顔を持つ男

今日は先ずはお礼から。今朝、拙ブログの総拍手数を見た処、59万を超えていました。確か、東京の杉並区の人口が、60万に届きませんから、ちょうど其れ位の数の方々から、拙ブログはご支持を頂いた計算になります。読者の皆様のご愛顧には、心から感謝していますし、身の引き締まる思いです。本当に本当にありがとうございますm(__)m。僕、何分にも我儘育ち、不調法にやりたい放題に書き綴った乱文なのに、何とも恐縮です。今まで以上に精一杯務めさせて頂きますので、今後ともご贔屓の程、何卒宜しくお願い致します。此れからもどうぞよしなに。

閑話休題、メキシコのユカタン半島に、全長346㌔にも及ぶ世界最大の水中洞窟がある由、何と其処から、古代マヤ文明の神殿が発見されたとか。1万年以上前の古代ゾウの骨、壁画に彫刻、土器が見つかりました。南米チリでは、粗末な筏に乗り、鯨や鮫やアシカを狩る古代漁業の様子が、酸化鉄を用い真紅の色も鮮やかに300点、岩壁に描かれていまして、此れ、1500年前のアートでありましょう。エジプトでは、4000年前の古代の巫女の墳墓が発掘、僕、其の壁画の画像を見ましたけれど、弦楽器を奏でる楽団の前で猿が踊っていまして、素晴らしい絵なんですよね、何だかとっても感動しました。其れから悠久の月日が流れ、アメリカではとうとう、人間と羊のハイブリッドの胎児が生まれました。同じくアメリカで、特殊な酵素を用い、アルツハイマー病の原因である、老人斑と謂う蛋白質の塊を消す事に成功したとか。未だマウスの段階ですけれど、何れ新薬として認められそうです。またまたアメリカですけれど、「リキッドバイオプシー」と謂う新技術が脚光を浴びています。此れ、一滴の血液から、遺伝子を解析、癌を早期発見して治癒する試みだそうで、大勢の研究者が必死に取り組んでいるとか。人類は、筏に乗って鯨と格闘した時代から数千年の時を経て、一滴の血液で遺伝子の全てが分かる処まで来たんですねえ…。

人間が出来て、何千何万になるか知らないが、その間に数えきれない人間が生まれ、生き、死んでいった。私もその一人として生まれ、今生きているのだが、例えて云えば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも前にもこの私だけで、何万年遡っても私はいず、何万年経っても再び生まれては来ないのだ。

文豪志賀直哉先生の最晩年のエッセイの一節ですけれど、滋味掬すべき含蓄ある言葉ですよね。僕、志賀先生の諸作品、「暗夜行路」「城の崎にて」「和解」「赤西蠣太」等々、代表作を中心に、半分位は読んでいます。骨太で正確で堂々と、凛々しく率直で簡潔な文体は、将に文豪の名に相応しいと思いました。ご自身のラブ・アフェアの模様も、思い切り書かれてまして、度肝を抜かれましたもんね。僕、志賀先生の本を読む度に、真っ当に正直に律儀で生きた方と感じるんです。文は人なり、其の高貴な人間性が、小説に其のまま出てますもんね。其の志賀先生と同じく、一所懸命に誠実に生きた役者さんが昨日、お亡くなりになりました。将に急死でありまして、僕、正直ショックです。大杉漣さん66歳でして、ドラマ撮影後に食事を摂っている最中、救急車で搬送され、急性心不全で亡くなったとか。思いがけない事で、本当に悲しいなァ…。陰ながらお悔み申し上げます。僕、大杉さんの演技を、初めてスクリーンで観たのは、北野武監督の最高傑作「ソナチネ」でした。全くお客さんがおらず、憤慨したんですが、シリアスで凶暴なんですが、何処かコミカルな極道と謂う、難役を好演してまして、其処から人気に火が付いたと記憶しています。下積みが長く、大ブレイクしたのは40代になってからでして、怒涛の快進撃が続き、映画もドラマも舞台も、出ずっぱりでしたもんね。遅咲きと謂う焦りがあったのか、ワーカホリックになり、休養を取る余裕が無かったのかもしれません。でも、優柔不断な総理大臣に真面目な校長先生に極悪テロリスト、ど助平変態親父から真摯な刑事から冷酷な官僚まで、其の演技力の幅の広さは、流石に「300の顔を持つ男」の異名を取っただけの事はあると思います。間違い無く、邦画界に欠かせない名脇役でした。そして僕、漣さんが大好きなのは、僕も愛するエレファントカシマシの大ファンである事に加え、本当に演技が好きなんですよね。だって、無名の高校生が送って来た脚本が面白いと、全くのノーギャラで、アマチュア映画にも出演してますもの。花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき、漣さん、安らかにお眠り下さい。合掌。

僕、志賀先生や漣さんの様に、少々不器用でも、筋を通し、真っ当に誠実に真摯に生きる方が大好きなんです。成功するか否かは問題では無く、大事なのはプロセスでして、そういう方は、老若男女国籍を問わず、本当に尊敬します。一番嫌いなのが、陰口を謂う卑怯者であり、本心とは裏腹に人に媚び諂う阿諛追従の徒です。そして、鈍感で無自覚な無礼者も大嫌いです。

アベ総理を取り巻く面々、不誠実な輩ばかりでして、本当に怖気を震う思いがします。アベの仲良しのトランプですけれど、先日アメリカの著名な大学で、著名な政治学者200人が集まり、内政や外交等を採点、歴代大統領の格付けを行ったそうでした。トランプの野郎、歴代44人大統領の中でぶっちぎりの最下位の由、100点満点中、12点ですって。こんなのと仲良くしているんですから、アベ総理のお里が知れますぜ。

そして総理の相方であるアベアキエさん、此のヒトもまァ、とんだしくじりと申しますか、呆れ返りました。「ブリリアント」と謂う雑誌があったそうで、其れにアベアキエが広告で大きく掲載されたんですって。「私は総理大臣の一番近くにいる存在。皆さんの声を直接届けられる、国民の代表と思っています。」とデカデカと出て、インタビューされてました。で、此の雑誌、株式会社ロゼッタホールディングスと謂う処が運営していた由、此れが相当怪しいんですよ。ロゼッタホールディングスは投資会社の由、「未公開株を買いませんか」と読者に呼び掛け、300億を超す巨額を集めたとか。「総理夫人が載っている雑誌が謂うんだから」と、大半の人が信用したんでしょうねえ…。で、300億が集まった時点、先月18日の事ですが、其処でロゼッタホールディングスは破産申告したそうでした。勿論、出資金は戻って来ず、此れ、計画倒産であり、純然たる詐欺行為ですよね!?アベアキエは、此の犯罪には直接関与してないにせよ、広告塔になったのは事実なんですから、大問題と思うんですが、読者の皆様、如何思われますか。

トランプにせよアベアキエにせよ、無自覚であり極めて鈍感、自己顕示欲とエゴの塊でありましょう。一番僕の嫌いなタイプです。いや~、アベ総理、老婆心ながら、こんなのが廻りに居たら、ご自身もおかしくなりますぜ。ちょっとは漣さんや志賀先生の、無私な生き方を見習ったらどう!?よおし、今宵は、漣さんの追悼で、「ソナチネ」「HANA-BI☆」「シン・ゴジラ」「デットオアアライブ」「CURE」辺りを観ながら、一杯やろうかな…。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR