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木葉髪 馬鹿は死ななきゃ 直らねえ

僕、九州出身と謂う事もあり、スキー等のウインター・スポーツには余りご縁が無く、従って冬季五輪は殆ど見てないんですが、カーリング日本女子代表の皆さん、とっても楽しそうですよね~。ピンチの局面でも、常に笑顔が絶えませんで、此れが好成績に繋がっている気がするのですけれど、試合の休憩中、おやつをつまんでるでしょ。あれ、何とも謂えず美味しそうですよね。バナナだったり林檎だったり、確かにカーリングって、試合時間が3時間近く掛かりますし、頭脳も体力も酷使し、おまけに氷上で寒いでしょうから、糖分を取らないと持たないんでしょうね。素人考えですと、縁起を担いでカツ丼はと思うのですけれど、其れじゃあ胃が重くなって逆効果かも。でね、僕、思い出しますのが、将棋の対局でして、長い物になりますと2日制、持ち時間は夫々9時間ですから、食べないと持たないんですよね。将棋界で最もグルマン、大食漢と謂えば、現在大人気のひふみん、加藤九段でしょう。加藤先生、僕、実物を拝見した事がありますけれど、丸々とされてまして、凄い迫力でした。だって、対局中、朝はハンバーグに納豆に豆腐に丼飯、昼は特上鰻重、夜はカキフライ定食にチキンカツ定食をダブルで、そしておやつはカルピス1本に板チョコ10枚でしょ。此れまた将棋界のレジェンド、米長名人と加藤先生がタイトル戦を戦った際、両雄共に負けず嫌いですからね。加藤先生は上記の様に食べまくるんですが、米長先生も負けじと、昼はベリーレアのステーキに盛り沢山のサラダに大量のパン、おやつは蜜柑を30個、夕食は鍋焼きうどんとお握り10個、何だか将棋の勝負と謂うよりも、大食い選手権の有り様で、僕、吹き出しましたもの。深夜に及ぶ大熱戦は、加藤先生の勝利に終わりましたけれど、お2人とも其れだけ食べて、対局前と体重は変わらなかったそうで、盤の前に座ってずうっと考えているだけなのに、カロリーの消費量って凄いんですねえ…。

ホント、世の政治家連中も、物事を其れ位考えて欲しいと痛感するのですけれど、皆様、西宮市市長の辞職のニュース、ご覧になりました!?今村岳司なる市長、僕、初めて見たのですけれど、オールバックにピアスに無精髭、かっては茶髪だった由でして、そりゃまあ、ご本人の自由ですが、何度も何度も問題発言を繰り返していたそうでした。挙句の果てには、今年の新年早々、読売新聞の記者に、「殺すぞ」「落とし前つけろ」「このくそガキ」と暴言を連発、其れが問題となり、昨日辞職したそうです。まるでヤンキーかチーマーの様でした。此のヒト、京都大学を出て、1部上場企業のリクルートに勤め、現在45歳ですよ。本当に情けないですし、チャイルディッシュと申しますか、未熟ですよねえ。

アベ総理も酷いものでして、朝日新聞を執拗に攻撃しているんですね。政治評論家の森田実先生のコメントを其のまま掲載しますと、「50年間、半世紀に渡り、政界を見ているが、特定の新聞社を批判し続けた首相はいなかった。田中角栄総理を筆頭に、報道で批判されるのは当たり前だ、そう語っていました。」ですって。国会答弁も場当たり的、刹那的で下品な野次を飛ばすし、仲間しか信用せず、大嘘ばかりでしょ。つい此の前も、裁量労働制について、謝罪してましたもんね。「存在の耐えられない軽さ」と謂う名画がかってありまして、名優ダニエル・デル・ルイスが希代のプレイボーイに扮し、女性達を騙す映画でしたけれど、アベなんて、其れ以下でありましょう。今朝の経済誌に、大分のご出身で、銀座のトップのママさんになった、白坂亜紀さんと謂う方のインタビューが出てまして、「モテる男性、伸びる男性」なる内容でしたが、某総理とは大違いでした。決して威張らず謙虚、情熱的でありに気遣いに溢れ、分け隔て無くフランクに人と接し、お金の使い方が綺麗で、サービス精神があり裏表が無い男性、こういう人はモテる上に伸びるそうですよ~。世の殿方の皆さん、僕を含めて気を付けましょうね!?

ホント、小池にせよ橋下にせよ、成熟した政治家とはとても思えませんで、野党の面々にしても、前原も細野も「言うだけ番長」って仇名でしょ。あ~あ、情けないなァ。真の紳士淑女はもう居ないのかしらん。

閑話休題、昨日、俳人の金子兜太先生がお亡くなりになりました。享年98歳の大往生、謹んでご冥福をお祈り致します。あるほどの 菊投げ入れよ 棺の中、先生、安らかにお眠り下さい。金子先生の有名な句を少しご紹介しましょう。人体冷えて 東北白い 花盛り、去勢の猫と 去勢せぬ僧 春の日に、雪の海底 紅花積り 蟹となるや、おおかみに 蛍が一つ ついていた、二十のテレビに スタートダッシュの 黒人ばかり、暗黒や 関東平野に 火事一つ、木葉髪 馬鹿は死ななきゃ 直らねえ。如何でしょうか。斬新であり、ハッとする視点の鋭さがありますよね。其の金子先生は埼玉の産、父君はドクターでして、上海で育ったんですね。長じて俳句に親しみ、東京帝大を出て海軍中尉として任官、若くして200人の部下を率います。餓死者が続出する中、米軍の捕虜となり奇跡的に生還、帰国後は日本銀行に勤めるんですね。全国の支店を廻りながら実直に勤め上げ、退職後は俳句雑誌を主催、大学教授、俳句協会会長を歴任しながら、多くの俳人を育て上げました。様々な経験を積んだからこそ、先の素晴らしい句が生まれたと思います。でね、金子先生、大変な達筆でして、書家としても評価が高いんですが、3年前、墨痕鮮やかに雄渾な筆致で、「アベ政治を許さない」と揮毫したのは記憶に新しい処です。当時、先生は御年95歳でして、其のご年齢で此の反骨心、永遠に青春を生きている感がありますよねえ。いやはや何とも、脱帽であります。僕、某総理よりも断然、金子先生の方が人として信用出来ます!

水枕 ガバリと寒い 海がある、葡萄あまし しづかに友の 死をいかる、絶壁に 寒き男女の 顔ならぶ、春のホテル 夜間飛行に 唇離る、寒燈の 一つ一つよ 国破れ、おそるべき 君等の乳房 夏来たる、われら滅びつつあり 雪は天に満つ、広島の 夜陰死にたる 松立てり、此れまた強烈な句ですけれど、此の作者は西東三鬼先生でして、先の金子先生の盟友であります。西東先生は、大変優秀な歯科医でして、何とシンガポールで歯科医院を開業、ところが日本が開戦した為、帰国を余儀無くされます。帰国後、俳人として大活躍するんですが、其の自由かつ反戦的な作風が国から嫌悪されたんですね。冤罪で逮捕されてしまうのでした。ところが、決して筆を折る事無く、戦後になって見事な復活を遂げ、俳壇のトップランナーとして、金子先生と共に一大ムーブメントを巻き起こすのでした。

僕、つくづく思うのですけれど、金子・西東両先生の様に、どんな苦労や弾圧を受けようとも、本物は必ず世に残るんですよね。未だに両先生の句は、現代俳句の金字塔でありましょう。だって、今年になって西東先生の再評価の機運が非常に高まりまして、此の前、角川ソフィア文庫から、「西東三鬼全句集」が再発売されましたもんね。今の日本は、悪政と圧政に覆われてますけれど、風車 風が吹くまで 昼寝哉、善政を敷く良心的な政治家が、颯爽と登場する、僕、そう信じています!
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