FC2ブログ

☀ DAYLIGHT/MOONLIGHT ☆

今朝、遠方の知人の訃報が入り、とてもお悔みに行ける時間が無く、せめてもの弔いとして、朝からずっと、モーツァルトのミサ曲、レクイエムをかけています。そして北陸では、雪の所為で犠牲者が出た由、謹んでご冥福をお祈りします。

その北陸では、大雪の所為で1500台の車が立ち往生したそうで、都には 忘られにける 身なれども 寒さばかりは 訪ね来にけり、此の冬将軍、そろそろ何処かに行ってくれないかしらん☃こうも寒いと、亡母が好んだ、ラム・ウィンナー・ティーを飲みたくなります。羊肉とソーセージとお茶ではありませんで、用意する物は先ず、ラム酒ですね。バカルディでもキャプテン・モルガンでもハバナ・クラブでも、何でも良いと思います。さて、温めたティー・ポットに、ダージリン辺りの茶葉を淹れ、熱湯を入れて暫し待つと。此れまた温めたティー・カップに、お砂糖とラム酒を入れ、お茶を注ぎます。仕上げに、ホイップした生クリームをたっぷり入れて出来上がり、此れ、とっても暖まりますから、是非お試しあれ。尤も僕、紅茶では無く、珈琲ベースの、アイリッシュ・コーヒーの方が好みではあります。こちらも造り方は殆ど同じでして、紅茶の代わりに珈琲、ラム酒の代わりにアイリッシュ・ウイスキーになるだけですね。此の、珈琲にお酒を入れるスタイル、世界中にありまして、場所によって代わるんですよね。ウオッカが入ればロシアン・コーヒー。ラムが入ればジャマイカン・コーヒー。グラン・マルニエと謂うオレンジのリキュールが入れば、フレンチ・コーヒー。中でもカッコ良いのは、カフェ・ロワイヤルでしょうか。彼の英雄、ナポレオンが愛飲したそうですが、大ぶりのスプーンに角砂糖を乗せ、ブランデーを注ぎ、浸み込ませます。其れに火を付け、珈琲に入れて飲むと。目には青い炎、鼻からはブランデーの馥郁たる薫り、そして舌で珈琲を楽しむ訳でして、流石はフランス、何だかお洒落ですよね~。

さて、此の珈琲、元々は中近東発祥の飲み物だそうです。13世紀と謂いますから、日本では鎌倉時代、其の頃には既に、焙煎珈琲があったそうです。トルコやイランやエジプトでは、当時のコーヒー・メーカーが出土しているとか。其れが今では、生の珈琲豆を使った、グリーン・コーヒーがアメリカで大ブームだそうで、流行って面白いですよね。話を戻しまして、其れが17世紀、江戸期になりまして欧州に珈琲が伝わり、大好評を博したんですね。僕、面白いなァと思いますのは、珈琲って、欧米人は毎日、お家やオフィスやカフェで頻繁に飲む物であり、生活必需品でしょ。其の珈琲は元々、彼らが忌み嫌うイスラム世界から来た訳で、大いなる皮肉ですよね。例えばドイツなんて、国民が余りに珈琲を好むものですから、禁止令が出たり重税を掛けたり、戦時中はたんぽぽを使った代用珈琲まで造ったんですよ。そうそう、ペーパー・ドリップを発明したのもドイツ人でした。戦争となりますと、優雅に珈琲を淹れていては、鉄砲の弾が飛んで来ますから、其処で重宝されたのがインスタント・コーヒーでした。戦時中は莫大な消費量だったそうで、米国内には、2つの巨大インスタントコーヒー工場が新設された程です。ですから、ネスカフェなんて、米軍には足を向けて眠れないと思いますよ~。

でね、非常に興味深いのは、珈琲って、世界史上、大きな役割を果たしたんです。イギリスではコーヒー・ハウス、フランスではカフェと呼ばれまして、日本で謂う処の喫茶店ですね。喫茶店には様々な人々が集まり、意見交換をしていた訳で、例えばニュートンの万有引力の法則、此れって、コーヒー・ハウスでの会話から閃いた部分もあるんだとか。様々な分野の科学者達がディスカッションを重ね、其れに啓蒙されたのでしょう、数多くの書物が出版されました。世界初であり、当時最大の保険会社、ロイズも、コーヒー・ハウスに出入りする船乗りのニーズから生まれました。フランス革命においても、カフェに集う人達の意見交換から始まり、其れは大きな社会運動にまで発展したんですね。つまり、コーヒー・ハウスやカフェは、情報交換や啓蒙や社会運動の場所だった訳です。現在、世界一人気があるのはスター・バックスでしょうが、本社はシアトルでしょ。此のシアトル、世界最大のインターネット会社が幾つかありまして、僕、偶然とは思えないんですよね~。

閑話休題、此処で一旦コーヒー・ブレイク、ちょっとエスプレッソを淹れて来ました。エスプレッソを飲みながら、新聞を読んでいて、閃いたんですよ。どういう事かと申しますと、日経や産経を読んでましたら、此れからは社会環境が激変すると。中小企業は後継者不足で127万社が廃業する由、政界でも、例えば自民党の派閥の長が高齢化し、どんどん崩れるだろうとの事でした。其の上、少子高齢化でしょ。雇用形態も激変するのは自明の理でありましょう。

でね、僕、考えたんです。医療人だから謂う訳じゃないんですが、此れからは、病院が、かってのコーヒー・ハウスやカフェの役割を担うんじゃないかって。と謂いますのも、此れからは患者様も高齢者や身障者も、働き手として頑張って貰う必要がありますよね。となりますと、其の人達の社会復帰をお手伝いするのって、病院の使命ですよね。其の皆さんに情報提供し、住居や職場を提供したり、或いは紹介したり、当院は既に其の役目を、少しづつ果たしつつありますけれど、まだまだですもんね。此れからは、其れをもっともっと、スケール・アップする必要があると感じました。

人が集まる情報交換の場として、病院を核とした、新たな街造りが求められる気がするんですね。例えばイタリアのトリエステなんて、其の試みをもう何十年も続けてますもんね。此処からは僕の夢想ですけれど、例えば、ワイナリーや地ビール造りや魚の養殖、酪農や植林に農業を始め、社会復帰の為の新たな雇用を創出する訳です。そして、老人ホームに保育施設を開業すれば、待機児童を無くせますよね。子供と高齢者が共生し交流するって、核家族化が進む中、社会に貢献出来る気がしてなりません。子供の貧困対策として、安価で食事を提供する「こども食堂」も良いでしょう。幸い、当院は温泉が出ますから、其処を格安で地域の人に提供するのも良いですよね。海外で良くある、ワンコインを投入すれば大きな鉄板が温まる、バーベキュー場も設置しようかしらん。もう1つ、病院の近隣には、皆が集まり、情報交換する場として、上記の歴史に倣い、カフェを造りましょうか。其れも、昼は珈琲を出し、夜はお酒や軽食を出すんです。お店の名前は、お昼は「デイライト」、美味しい珈琲とクラシック音楽でも流そうかな。夜は「ムーンライト」に名前が変わり、一転、大人の雰囲気で、旨いカクテルと洒落たつまみを出し、ソウルミュージックを流すと。

田夫野人の妄想かもしれません。でも、何処まで実現可能か分かりませんけれど、夢は膨らみますよね。とまァ、白日夢は此れでおつもりにしまして、エスプレッソをもう1杯淹れて飲んで、頭を冷やして、今日も仕事を真面目に頑張ります!!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR