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♪ 年の初めの 例とて ♪

春立つや 雲の切れ目の 空青く、節分も立春も過ぎましたけれど、春は名のみの風の寒さや、皆様、酷寒の日が続きますけれど、如何お過ごしでしょうか!?昨日の大分は、明け方から雪がちらつき、相当冷え込みまして、僕、ずうっとお家の中でした。髪の毛が随分伸びたものですから、床屋さんに行きたいのですけれど、切った途端に風邪を引きそうですもんね、もう少し我慢しようっと。でも僕、天然パーマでして、放置しておくと段々と頭が膨れて来るんですよ。かって、オーストラリアに住んでいた頃、良い機会と思い、髪も髭も伸ばしてみたんですが、只汚らしいだけでして、日本人から、アーユーメキシカン?とか聞かれ、其の日のうちにばっさり切りましたもんね…。

さて、昨夜はボクシング観戦をしてまして、沖縄で行われたWBCフライ級世界タイトルマッチでしたが、チャンピオンの比嘉選手が見事な1RKO勝ち、いやァ爽快でした。試合開始直後、左ジャブに右クロスを合わされ、ヒヤッとしたんですが、彼我のパンチ力の差があり過ぎましたねえ。最後はボディブローで倒しまして、此れで15戦連続KO勝ちですか、素晴らしい!只、もう少しだけディフェンスに注意する必要があると感じましたけれど、此の勢い、当分は続きそうです。でもね、僕、敬愛する先輩社長のAさんにはとても敵いませんけれど、もう40年近くボクシングを観て来て、日本人選手のレベルは本当に上がりつつある、良い方向に進化しつつあると痛感します。其の理由については、以前の拙ブログで書きましたから割愛しますけれど、かっては相手がメキシカンと聞いただけで、とても勝てる気がしませんでしたもの。ボクシング大国のメキシコですし、ひ弱な日本人ボクサーがボコボコにやられるのが常でしたが、最近ではまるで立場が逆ですもんね~。いや、本当に良かった良かった。

でね、日本ボクシング界はとっても素晴らしいのですけれど、昨日僕、読了した本がありまして、読後、暫く考え込んでしまったんです。「家族の勝手でしょ!--写真274枚で見る家族の喜劇」、岩村暢子著 新潮文庫、なんですね。著者の岩村さんは、法政大で心理学を学んだ後、大手広告代理店の室長を務め、大正大学客員教授兼、マヨネーズのキューピーの顧問でして、彼女は長年に渡り、日本の家族の食卓風景を調査・分析されて来た方なんです。僕、驚きの連続だったんですが、スナック菓子だけの夕食だったり、味噌汁は家族で廻し飲み、或いはマグカップに注ぐんですよ。何かを炒めてもフライパンから直接食べ、箸は使わずスプーンがメイン。現代の家庭では、一汁三菜なぞ意味すら分からず、コンビニの手巻き寿司と菓子パンの夕食も多いんだとか。ごぼうやリンゴや筍は硬いから駄目、魚は骨があるから駄目。野菜を食べるのは精々週1回、具が全く無い焼きそばやパスタの写真を見た時、僕、大袈裟では無く、肌が粟立つ思いがしました。

此れ、岩村先生に依れば、政府の政策にも大きな問題があるんですって。「家庭科教育から実習時間が減らされ、家庭で子供が炊事を手伝う事が激減しました。料理を作るのでは無く、消費者教育にシフトしたのです。手抜きとされる事も、食の合理化として推進されて来た訳です。『和食を取り戻そう』では無く、問題の本質を見て欲しい。」岩村先生、20年に渡り、8637もの食卓を調べ、撮った写真は1万5千枚、700時間以上のインタビューをされた由、こりゃあ説得力がありました。

此れ僕、由々しき大問題と思えてなりません。アベの野郎、何が「美しい国」だ、良く謂うぜ。アンタは食文化の破壊者じゃありませんか。しかもね、古文や漢文の時間って極端に削られ、其の代わりに英語の時間が増えてるんでしょ。何人なんだよ!?僕、残念でならないのが、そういう事を続けてますと、日本語の本当の意味すら分からなくなると思うんです。例えば、「武者震い」と謂う言葉があります。侍が戦の前、緊張や恐怖で身体が震える事、そう習いましたけれど、実はそういう意味では無いんですって。戦の前に、大将がわざと身体を震わせるそうです。鎧や兜には、多くの金属片が付いてますが、身体の震えで其れが鳴ると。其れに合わせ、隣の侍が同じように鳴らすと。其れがどんどん広がり、何千もの侍達が、同じリズム、同じ音で共鳴、大地を揺るがすと。そうなりますと、いざ戦の際、何千何万の侍達は、リズムや音で同化し、1個の生き物と化し、戦場を駆け巡るんだそうです。うう~ん、思わず膝を打ちたくなりますけれど、何でえ、「武者震い」って、全く意味が違うじゃん…。

例えば新年を迎える際、毎年天皇陛下は早朝5時から参拝、国民の平和や五穀豊穣をお祈りされまして、此れを四方拝と謂います。僕達庶民も、様々な準備をしますよね。除夜の鐘を聴いて108の煩悩を払い、細く長く長寿を願い年越し蕎麦を食べ、門松やしめ飾りは、神様を迎える目印でしょ。初日の出のご来光は、其のお日様と共に神様が現れる意味、ですから、元々はご来迎と謂いました。語呂合わせでご来光になったんですね。そして初詣で色々と祈願をして1年の安泰を祈ると。

ご存じの方が殆どで蛇足で恐縮なんですが、お節料理を頂く訳ですが、お屠蘇は陳皮や大黄に細辛や桔梗等々、漢方薬の成分が入ってまして、邪気を払う薬酒です。黒豆の黒色も同じく魔除けであり、まめに1年を過ごす事を願い、数の子は子孫繁栄、田作りは豊年を祈る意味でしょ。コノシロや鰤は出世魚。栗きんとんは黄金色に輝く財宝の意味。鯛や昆布は駄洒落ですが、目出度く喜ぶ。紅白の蒲鉾も、紅が慶び、城は神聖の意でありましょう。海老は脱皮を繰り返しますから、連綿と続く命の象徴。鏡餅のダイダイだって、腐り難く身が落ちず、翌年実が成りますから、親子代々と謂う縁起物。全てに意味がある訳で、徒や疎かに食べられませんし、新年を寿ぐ大事な縁起物と思うんだけどなァ…。

僕、つくづく思うのですけれど、SVOCの英文法に、サイン・コサイン・タンジェントの三角関数、水兵リーベ僕の船の元素記号を覚えるのも大事でしょう。でもね、日本人の伝統や食文化を何も知らずして、学業だけが出来て、国際人だ社会人だと謂っても、其れは紛い物、フェイクでして、日本男児であり大和撫子とはとても謂えませんし、僕は決して認めませんぜ。そして、きちんとした食生活って、全ての基本でしょ。其れ無くして、勉強や仕事や社会生活がきちんと送れる筈がありませんぜ。文部省や政府の皆さん、日本の正しい文化を普及すべく、1日も早く着手して下さいm(__)m。
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