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ディスカバー・ジャパン 

やはらかに 人わけゆくや 勝ち角力、大相撲初場所では栃の心関が平幕優勝、最近、角界は本当に嫌なニュースばかりでしたから、一陣の涼風が吹いた気がします。栃の心関、怪我に悩まされ続けたけれど、本当におめでとう!彼の相撲は少々柔軟性に欠けますけれど、得意の右4つになれば、例え横綱だろうとも互角に戦えますもんね。今後は精進を重ね、是非大関まで昇進して欲しいものです。さて、栃の心関の出身はジョージア、彼の優勝で本国は大騒ぎの由ですが、かってはグルジアと呼ばれた、旧ソ連邦の国なんですね。此のジョージア、トルコやロシアと国境を面してまして、シルクロードの1つでもあります。でね、面白いのは、此のジョージアを含む中央アジアの地域って、古来から格闘技が盛んなんです。彼の地はかって、ペルシャ帝国からイベリア王国から、ジンギス・カンからティムール朝から、多くの国々が群雄割拠していました。恐らく、自存自衛は当然だったでしょうし、自然と尚武の国になったと思われます。どうも、紀元前から格闘技が盛んだったそうで、其れもね、所謂ストライカーでは無くグラップラー、打撃系では無く組み技の武術が発達しました。其の理由は良く分かりませんが、モンゴルからウズベキスタンから、キルギスもジョージアも、相撲や柔道に似た格闘技が国技ですもんね。ですから、栃の心関が強いのも何だか分かる気がします。そうそう、ジョージアは、ラグビーも中々強いんですよ。もう既に5回、ラグビーワールドカップに出場してますし、力較べである、フォワードの押し合いになると、決して侮れない相手でありましょう。

閑話休題、僕、此のブログでは、此の国の来し方行く末について、ずうっと書いて来ました。様々な視点から綴って来た心算なんですが、其の中でも、「我が国は移民を受け入れるか否か」は、大きなテーマだったかと思います。僕、移民を受け入れずとも、何とかやって行けると思ってました。其の理由は、日本人の排他的な国民性にあったのですけれど、もう、そんな事を謂ってる場合じゃ無さそうです。だってね、現実を見ると、既にもう、大量の外国籍の方が、此の国にお住まいでしょ。其の数、247万人でして、出て行けなんて酷過ぎますし、矢張り、皆で共存共栄、仲良くするしか無いと思いました。だってね、僕が幼い頃、大分や別府の様な地方都市で、外人の姿を見るなんて、本当に稀な事でした。其れが今では、別府に2000年に、立命館アジア太平洋大学、通称APUが出来ましたでしょ。此のAPU、在籍する学生さんは6000人、其の半分は外国からの留学生でして、何と89か国から来られているとか。大分の夜の繁華街、都町にも、外国人が集うバーが幾つかありますもんね。そうそう、去年でしたか、初めて行った焼き鳥屋さんがあり、相当美味しかったんですが、「はい、砂ずり3本塩に、生2つ、そちらは肝をタレで良い?」と、串を焼きながらお客さんを軽快かつ軽妙に捌いていた大将は、カナダ人でしたもんねえ。インドやネパール、ベトナムやロシア、メキシコにインドネシア等々、エスニック料理のお店も、かってに較べますと、随分と増えました。勿論、現地の方が経営されてますもんね。

でね、近年、日本に住む外国人も、随分と様変わりした様で、ベトナムやネパール等の東南アジアや南アジアの人達が急増しているとか。僕、経済誌で、都内のセブン・イレブンの記事を読んだんですね。すると、此れは未だレア・ケースの由ですが、店長は韓国籍、アルバイト17人中、日本人は3人しか居ないんだとか。此処のセブン・イレブンのスタッフはベトナム・中国・ウズベキスタン・バングラデシュから成るんですって。ローソンでは既に、8000人以上が外国人アルバイトなんだとか。

都内では、六本木や原宿や、上野に浅草等の繁華街は既に、雑多な人種が入り乱れ、最早無国籍な雰囲気でしょ。此れ、今ではもっと細分化されてますもんね。神楽坂にはフランス人コミュニティがあり、四ツ谷には中華学校があり、台湾の子供達が通っています。臨海地区である江戸川区の西葛西にはインド人が多く住み、イスラム教の象徴であるモスクは、既に全国100か所にあるんだとか。横浜の鶴見には沖縄系ブラジル人の大きなコミュニティがあるそうです。同じく横浜には、イラン食材店があり、其のネットワークで、今は全国に30店舗に広がったとか。もう1つ、横浜にはドイツ人学校があり、此処はもう、創立してから1世紀を優に超します。千葉の成田にはタイの寺院があり、都内の目黒では毎年、ロシア正教式のクリスマスを祝う為、多くの在日ロシア人達が集う由でした。勿論、横浜・神戸・長崎の中華街も忘れてはなりませんよね。アイ・ピー・シー・ワールドと謂う会社は、在日中南米系の方々への、ケーブルTV放送や新聞に雑誌製作を手掛けています。此れ、都心部だけではありませんで、最早全国に、世界各国夫々のコミュニティが点在しているのでしょう。

そして僕、もう1つ吃驚しましたのが、外国人観光客の皆さんが行かれるのも最早、仲見世や富士山や京都じゃないそうです。宮崎の聖地高千穂、高野山、全国の寺社仏閣や古刹や城巡り、黒部ダムや瀬戸内のしまなみ海道、そう謂った地方にも目が向いているんだとか。

閑話休題、今朝の読売新聞には、大分と松山を海底トンネルで結び、新幹線を通しても、充分黒字でやって行けると謂う記事が出ていました。あのねえ、大分弁で謂いますよ、「そんなん誰も乗る人がおらんわ。いいけん止めちょきよ。」。翻訳しますと、「そんな物には誰も乗りません。止めた方が無難です。」ですね。ホント、少子高齢化で利用者が激減するのに、ピント外れで失笑します。そんなお金があるのなら、僕、地方ですら今後は国際化するんですから、語学教育にお金を割くべきと思いますよ。其れも、英語だけで無く、今後台頭する事は必至であろう、ロシア・中国・ドイツ語等に力を注いだ方が良いでしょう。しかもね、何れはイスラム教徒が世界一信者が多くなり、中南米系の人口が爆発するんですね。となりますと、イスラム教も或る程度知っておく必要がありますし、アラビア語にペルシャ語、スペイン語の勉強も大切になると思われます。此れだけ多様化する事が予想されるんですし、今の教育って、英語一辺倒で、余りに画一的じゃないかしらん…。文部省の皆様、如何思われますか!?

僕達日本人は、原材料輸入加工品輸出の国でありまして、此れは恐らく、当分の間変わる事は無いでしょう。となりますと、必然的に地球中で貿易せねばならず、世界中の国々の人達と仲良くやる必要が生じますよね。ならば尚の事、多くの言語を知り、夫々の国々の慣習や歴史を知り、国際人を育てるべき、僕、そう思えてなりません。
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