FC2ブログ

メタボラ

読者の皆様、おはようございます。週末は如何お過ごしでしたか!?冷たい雨が降っていた事もあり、僕、終日静養して安静にしてまして、お蔭様で漸く、体調不良も治った様です。未だ回復期でしょうから、油断は禁物ですけれど、いや~しかし、今回の風邪は本当に長かった…。雪女 素足の冷えを かこちけり、其れにしても近年稀に見る大寒波に加え、全国のインフルエンザの罹患者数も、過去最多だった由、読者の皆様方も、どうかくれぐれもお気を付け下さいませ。

さて、僕、昨日はボクシング世界戦をWOWOWで観戦、古い邦画を観たり、怠惰に過ごしていたのですけれど、専ら読書に耽溺していました。拙ブログでは再三ご紹介しています、当代随一の作家、桐野夏生先生の5部作を漸く読了しました。主人公は女性探偵の村野ミロ、彼女が様々な事件に巻き込まれ、其れを解決して行くんですね。「顔に降りかかる雨」「天使に見捨てられた夜」「水の眠り 灰の夢」「ローズガーデン」「ダーク」、の諸作品なのですけれど、兎に角僕、吃驚しました。未読の方の為、詳しく書けないのが残念でならないんですが、最終巻の「ダーク」、将にダーク過ぎでして、人間の心の闇の奥底を抉り出し、読者に其れを突き付ける感がありました。でね、此のシリーズ、かなり人気があったそうなんですが、最終巻を読み、激怒した読者も居たそうで、分からんでも無いかも…。だってね、第1章のタイトルが、「四十歳になったら死のうと思っている」、ですよ。第2章が、「お前に何が起きた。お前は何をしに来た」。第8章、「罰なんか絶対に受けない」。最終章が、「蛇は夜、目覚める」。どうです、中々挑発的であり、食指が動きませんか!?凄まじい描写が続きまして、僕、海外ミステリを随分読んでますから、其の手の記述は慣れっこと思ってましたけれど、桐野先生ならではの執拗さがありまして、いや、脱帽しました。傑作である事は間違いありませんけれど、心身ともに元気な時に読んだ方が良いと思います。僕、読了後、微熱がぶり返しましたもの。皆さん、桐野先生は本当に凄い女流作家であり、今の文壇では日本一と思いますので、是非書店でお手に取られてみて下さい。でも僕、桐野先生の作品はもう、殆ど読んでしまったので、ちょっと寂しいなァ。

閑話休題、幾ら人の世が変わろうとも、人間の本質は決して変わらない、桐野先生の諸作品を読む度にそう思います。でもね、其れを知りつつも、人類は旺盛な知的好奇心と、瑞々しい探究心を持ち続けています。愚かですが愛おしい生き物、其れが人間と思いますけれど、僕達のルーツに関わる、世紀の新発見がありました。イスラエルの洞窟で、人類の化石が見つかったんですが、此れ、従来の説よりも相当古い物なんですって。即ち、人類はアフリカを出て、世界中に広がった訳ですよね。でも、今回の化石の発見で、定説より12万年前に、人類はもう、中近東にまで達していた由、しかもね、ネアンデルタール人との間で、相当早い時期に混血になっていたそうでした。此れ、遺伝子研究や年代測定法、おまけに超精密なCTまで使っての判断で、ほぼ間違い無いそうです。となりますと、「人類の進化の歴史は、大きく書き換えられる必要がある」そうですよ~。シベリアの永久凍土からは、絶滅した太古のサイが発見、僕、画像を見て本当に吃驚したんですが、赤みがかった金色の毛皮に覆われていました。此の間、中国では、虹色に輝く、鳥にそっくりの恐竜が見つかりましたでしょ。カナダの国立公園では、5億年前のゴカイの仲間の化石が出土、毛がびっしり生えていまして、神経もあり、頭部らしきものもあるそうで、此れまた、世紀の大発見でありましょう。

僕、此れだけ古い物を発見する技術があり、しかも今は、遺伝子にせよAIにせよ、クローンにロボットまでが長足の進化を遂げてますよね。ならばどうして、其れを政治の世界に活かし、もっともっと住み易い国にならないのか、僕、不思議でならないんですよ。昨日の大分合同新聞の1面には、様々な自治体で、介護事業者が撤退を始めたと謂う記事が出ていました。何でも、とても採算が取れないと、全国の100の自治体で、事業者が手を引いたそうでした。今朝の日経には、全国175市町村にアンケートを取った処、様々な業種の店舗が閉鎖してしまい、「日常生活に支障をきたしている」と回答した地域が、41㌫に達したそうです。そして、「将来的に不安」な自治体は29㌫でした。先の数字と併せますと、70㌫の自治体は、今後地域が成り立たないと考えているんですね…。

僕の生業でもある、医療業界でも、例えば千葉県などでは、病院は既に崩壊しつつあります。事の発端は、千葉県の最東部にある、銚子市立病院の閉鎖でした。此処は400床近くある、地域の中核病院でした。でも、此処が無くなった為、救急の患者様は、近隣の病院に行くしか無いですよね。すると、其の近隣の病院の仕事量が激増、疲弊してスタッフが辞めてしまうと。そうなりますと、其の病院では診察が出来ませんから、又隣の病院に患者様が殺到すると。すると、其処の病院の業務量が3倍増となり、疲れ切ってスタッフが離職、診察が出来なくなると。最悪のスパイラルとなり、千葉県東部の病院はドミノ倒し状態なんです…。僕、亡父の生まれ故郷の関係もあり、本籍は千葉なんですが、知り合いの病院さんも、閉じてしまったり、新しい経営者に代わったりと、聞かされるのはそんな話ばかりですよ…。おまけに、2025年ですか、後7年後には、千葉県で看護師さんは1万4千人不足するそうでして、僕、喫緊の課題と思うんですが、東京五輪とかリニア新幹線とか、やってる場合なのかしらん。

其れなのに、現政権は狂ったかの様に、ODAと称して、世界中にお金を兆単位でばら撒き続けています。原発に赤字国債、年金に少子高齢化の問題もあるのに、使う処を間違えてますぜ。僕、政治家の方から、此の国の将来をどうするのか、グランドデザインを聞きたいんです。原発は続けるのか続けないのか、赤字国債をどうするのか、移民を受け入れるのか、正直に謂って下さいよ。どうもね、クリティカルな状況と認識していないのか、シリアスな話になると、直ぐに曖昧模糊にして誤魔化すでしょ。冒頭ご紹介した桐野先生なぞ、決して逃げず、正々堂々と此の国の病理や宿痾や痼疾を、作品中で常に訴えてますぜ。

例えば、「人口は3000万まで減るが、其れに合わせて全ての分野でダウンサイジングする」「移民を大量に受け入れ、労働力を確保し、現在の経済規模を確保する」、良し悪しは兎も角、此の国の大方針を選挙で問うべきですよね。国のデータを国民に公表し判断を仰ぎ、そして大方針が決まれば、経済外交内政税制と、細目や細則は自ずと決まる筈でしょ。でも与野党共に、感情や利権やエゴに右顧左眄、其の結果、何も決まらないと謂うのが現状なのでしょう。あ~、情けない…。僕、共産党でも自民党でも、いっそ新党でも良いですよ。僕、女性政治家が良いと思えてならないんですが、勿論男性でも良いですし、敢然と此の国を建て直す大政治家の出現を、もう何十年も待ち続けているんですけどねェ。おみくじじゃありませんが、何時まで経っても「待ち人来たらず」、もういい加減、待ち草臥れました…。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR