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☆ MIDNIGHT COWBOY ☆

読者の皆様、おはようございます。週末は如何お過ごしでしたか!?僕、終日読書をしてまして、時折ウイスキーを呑みながら、思索に耽っていました。其の内容は後程ご紹介しますけれど、今日から大寒波が襲来の由、夜を寒み 結ぶ氷や 水鳥の かづく岩間の 関となるらむ、関東甲信越東北と、午後から大雪だそうで、皆様、充分お気を付け下さいませ。此処大分でも、今日明日明後日と、どんどん気温が下がりまして、雪が降る由でした☃どうも僕、一昨日から風邪っぽいんですが、其れでも先程、早朝3時に、愛犬の甲斐犬のコロちゃんと散歩に出て、街中を全力疾走してましたからね~。ハッ、もしかして、犬の所為で風邪が治らないのかしら!?コロちゃん、もう少し朝寝を楽しんで欲しいなァ…。

昨日は僕、桐野夏生先生の諸作品を耽読しまして、将に巻を擱く能わず、「メタボラ」「女神記」の2冊を読破しました。併せて900頁、濃密な世界観にヘトヘトになりましたけれど、やっぱり抜群に面白いなァ。桐野先生の特徴として、閉塞的な設定の中、濃厚な人間関係がもつれ乱れ絡まり、本質が露わになると申しましょうか。しかもね、「原発」「格差社会」「DV」「スクールカースト」等々、極めて現代的かつ普遍的なテーマを取り上げ、精緻にリアルに書き込み、人物の造形も設定も演出も優れていますから、国内の文学賞の殆どを総甞めしたのも頷けます。僕、今最も実力のある作家と思いますし、未読の方は是非ご一読を。只ねえ、桐野先生、強烈過ぎる男性不信がある気がしまして、どちらかと謂えば、女性向けかもしれませんね。だって、或る作品の一節では、不実で下品な男性と、長く不快な時間を過ごした後、「男なんて死ねばいいのに!」「死ね!」「死ね!」と連呼し絶叫し、魚肉ソーセージ--男性器の暗喩でしょうねえ…。--を、思い切りフローリングに叩きつけるんですよ~。あ~、怖い、くわばらくわばら…。

さて、昨日読んだ「メタボラ」、安倍公房や、映画「真夜中のカウボーイ」の様な世界観を感じました。若者の貧困に沖縄の問題も絡み、重層的にお話が進むんですが、吃驚しましたのが、非正規雇用になりますと、性別・年齢別・出身地別・学歴で等級を付け、時給に大きな差がある、と謂う描写でした。完全なる差別であり、此れ、明らかな法律違反でしょう。ちょっと当院じゃ考えられません。アベ政権に依る新自由主義も、とうとう此処まで来たかと、僕、悄然とした気持ちになりました。生活保護も削られ、物価も税金も上がり、会社の倒産や廃業が増え、其れでも「アベノミクスは大成功」と嘯いているんですもん、堪りませんぜ。何でもね、と或る大手メガバンクなどでは、「景気が良くて仕方が無い」とほざいているそうですが、あのねえ、そりゃ株価だけでしょ!?苟もバンカーの端くれならば、実体経済を見て欲しいですし、去年だけで、2万9583件もの会社が廃業、8376の企業が倒産しているんですぜ。併せて3万7959社が潰れた訳でして、此れ、過去最悪の数字の由ですって。しかもね、経済産業省に依れば、2025年、日本の企業の3社に1社、127万社が廃業の危機を迎えるとか。此れ、後継者が居ないのが最大の理由の由でした。僕、日本経済は、極めてクリティカルかつシリアスな状況としか思えませんけどねえ…。

閑話休題、少しづつですけれど、其れでも世界は良い方向に動いている、僕、そう思っています。昨日、全米で100万人を超すデモがありました。女性達が中心となり反トランプを訴え、有名女優のスカーレット・ヨハンソンやナタリー・ポートマンも参加、「差別を許すな」とシュプレヒコールを繰り返したとか。此のトランプこそ、弱肉強食の新自由主義の象徴とも謂える男でして、彼を糾弾する動きが此れだけあるとは、まだまだアメリカも捨てたもんじゃありませんね。

でね、中日新聞に、中部電力の記事が出ていまして、此処は火力発電所を閉じるんだとか。木材を使ったバイオマス発電所を新設、此れ、林業で余った間伐材を使い、環境に優しいそうです。おまけに、発電の排熱は、魚の養殖に使える由、素晴らしい工夫ですよね。又、プロ野球チームを持っているオリックス、此処は、先のバイオマスを始め、地熱に太陽光に風力等々、日本全国は勿論の事、アメリカやアフリカにも、安全な発電システムを輸出しているんだとか。まァ、今、全国で最も部屋が取れないと謂われる、別府の杉乃井ホテル、此処はオリックスが持っていて、温泉を活かした地熱発電で、600人近い従業員が、2600人を超すお客様を毎日出迎えていますもんね。巨大ホテルでありまして、宿泊以外にもレストランやイルミネーションや遊興施設も多く、かなりの電力を消費すると思われます。上記の様々な発電を組み合わせれば、原発なんて不要じゃないかしらん!?

最近、陰惨な事件も多く、正直、僕、世知辛い嫌な時代と思っています。でもね、逆境こそが人を強くすると思います。でも、頑張って頑張って、其れでもどうしても駄目な時は、三十六計逃げるに如かずでありましょう。♪金毘羅船々 追い手に帆をかけ しゅらしゅしゅしゅ♪、逃げちゃえば良いんですよ。だって、幼年期から延々と続く親の暴力に耐え兼ねて、弟を庇って父を射すなんて、悲し過ぎますよ…。犯人になったお兄さん、折角慶應大まで進学したのに、本当に可哀相だなァ…。とは謂え、逃げるのは最終手段、努力こそが人を磨くと思えてなりません。

昨年末、都内の後楽園ホールで、日本スーパーライト級タイトルマッチが行われました。チャンピオンの麻生選手は大分の出身、4つのジムを渡り歩き、漸く王座に就いた苦労人です。ガッツとハートで日本チャンピオンとなりました。挑戦者の細川選手は36歳、6度の負けを経験し、年齢制限の壁もあり、文字通りのラスト・チャンスだったんですね。しかもね、此の両雄は親友同士でして、9年前に戦った際は引き分け、そして今回のタイトルを賭けての再戦は魂のぶつかり合いの大接戦となり、3人のジャッジは全て1ポイント差で、細川選手が新チャンピオンとなりました。でね、此の細川選手、バレンタインと謂う名前でして、お父さんがナイジェリアの方なんです。宮崎で生まれ育つも、執拗な虐めに遭い其れを克服、そして15歳でナイジェリアに戻るのですけれど、其処では暴動が頻発しており、略奪と腐敗、そして暴力と死が、常に身近にあったとか。20歳の時、命からがら日本に戻り、金融会社に就職、持ち前の努力と気迫と精進で、忽ちの内にトップ・セールスマンになったとか。毎朝4時に起床、走り込んでから出社、フルタイムで働き、夜はボクシングの練習。そして稼ぎは学費に廻し、夜間の大学を卒業。僕、黄金のハートを持つ、素晴らしい男と思います。「日本で暮らせる幸運を自覚しています。」「目指す事が達成出来ないとしたら、其れは100㌫自分の責任です。」「当時はクソババアと反抗した。でも、今は分かる。あの厳しさは、自分に日本人としての誇りと強さを持たせる為の、精一杯の愛でした。そのお世話になったお婆ちゃんの為に戦った。」「アイデンティティは最初からある物じゃない。自分で築くものでしょう。」「このベルトは簡単に手放せない。今の自分の中には、麻生が入っているから。」うう~ん、しびれますし、将に意気に感ず、惚れました♡♡此の麻生元チャンプと細川選手、試合後は仲良く並んで判定を聞いてまして、両者の絆の深さが伺えました。でね、麻生選手は此れで引退の由、「最後に仲の良い細川とやれて幸せでした。」ですって…。両雄に幸あれと心から願いますし、其のハートがあれば、きっと共に大成功すると思います。

矢張り人間、努力に勝る物無しでありまして、よおし僕、今日も頑張るぞ!
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