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THE HANGOVER!

おはようございます。まずは当院のご報告から。本日より、精神科指定医の常勤医の先生が、お1人増える事となりました。桑門大先生という、穏やかで温厚、将に聖人君子なお人柄、都内の大学病院や関東圏内、四国で働かれ臨床経験が豊富、大変優秀な先生でありまして、当院の医療は益々充実して来ました!これで精神科指定医6名、内科医2名の計8名の常勤医師体制となりまして、大分市内では中々の陣容ではないかと自負しております(^^)。医師の充足に関しては、僕、当院事務部長(今朝、何故か真っ赤に日焼けしてましたが…笑)と共に精一杯尽力して来た積もりですし、努力が実って感無量です(涙)。より良い医療を患者様に提供するべく、スタッフ一同粉骨砕身、努力して参りますので、今後とも宜しくお願い致します。年明け早々には、当院のより一層充実した医療体制をご報告出来るかと思いますので、どうぞお楽しみに。

さて、最近は朝晩が急に冷え込む様になりましたが、皆様週末はいかがお過ごしでしたか?僕、土曜日の夕方ぐらいから喉が痛み出しまして、日曜日は外出したかったのですが終日布団の中、散々なお休みでして、沢山寝汗をかき、まだ声はかすれ気味ですが、何とか回復しました。季節の変わり目はどうしても風邪をひき易いもの、皆様どうかお気を付け下さい。

布団の中では夢現で朦朧としてましたが、眠りにも飽き、枕頭にあった書を手に取りました。「ロングトレイルという冒険 『歩く旅こそぼくの人生』」加藤則芳著 技術評論社、であります。旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る、芭蕉の辞世の句ですが、著者はそれを地で行くと言いますか、僕、知らなかったのですが、「ロングトレイル」というスタイルの旅があるんですね~。テントに寝袋に食糧に水と、最低限の生活用具一式を詰めたバックパックを背負い、数カ月をかけて、急こう配の山々や河川や渓谷や原生林の中を何千キロという距離を走破する、というものでして、虫があまり好きでは無い僕にはとても無理ですが、非常に興味深い一冊でした。

これは面白そうだな~、と感じたのは、筆者も走破しアメリカで最も人気があり、世界中のアウトドア愛好者の憧れ、というアパラチアン・トレイルです。アメリカ南部のジョージア州、スプリンガー・マウンテンを出発し、テネシー、ノース・カロライナ、ヴァージニア、ペンシルヴァニア、ニューヨーク、コネチカット、ニューハンプシャー、ヴァーモント、そしてカナダ国境沿いのメイン州マウント・カタディンが終着点という、総計3500㌔、半年以上をかけて自分の脚だけで走破するという、ロング・ジャーニーであります。アウトドアがお好きな人は、大自然の景観や鬱蒼たる森林の植物群や野生動物との触れ合いで充分満足出来るでしょうし、僕、行ってみたいな、と強く感じたのは、このアパラチアン・トレイルのコースは、アメリカの歴史と密接に係わっている事なんです。

十七世紀、メイフラワー号に乗って新大陸に上陸したピルグリム・ファーザーズ、所謂、宗教対立からアメリカに渡った102人のイギリス人達--インディアンは虐殺するは疫病をもたらすわで碌な連中ではありません--がアメリカ人の先祖ですが、彼等がアメリカ西部を開拓し、インディアンを僻地に追いやり黒人を奴隷にし南北戦争を起こすのですが、そのアメリカの血塗られた歴史の中にある、多くの哀しい史跡が、このアパラチアン・トレイルに数多く残されている由です。ヨーロッパをルーツに持つ多くのアメリカ人のプロミスト・ランド(約束の地)であり聖地巡礼、ルーツへの旅と言いますか、多くの人が訪れるそうなんですね。日本人からすると、散々自分で殺したりしといてそりゃあないでしょうよ、とんでもない偽善者なんだから~、もしかして贖罪の旅?なんて思いますが、興味をそそられるものではあります。

僕、アメリカに行ったのはもう20年以上前ですか、主に西海岸がメインの約1カ月の旅でした。サンフランシスコ、サクラメント、サンホセ、サンタバーバラ、ナパ、モントレー、デスバレー、ロサンジェルス、ハリウッド、サンディエゴ、そしてメキシコ最北端の街、ティファナ。何処までも続く果てしなく広い速度無制限のハイウェイと群青色の突き抜けた空、西部劇でお馴染の球形の回転する草であるタンブル・ウィード、スクィーズしたてのフレッシュ・オレンジ・ジュース、堅く筋張ったステーキ、キックの強いバーボン・ウヰスキー、そしてメキシコでは非合法な雰囲気とラム酒の強い薫りとマリアッチが流れ、どこも刺激的で愉しい一カ月でしたが、旅の終わりはラスベガスのシーザーズ・パレスでラグジュアリーな夜を、という訳で、まるで映画「ハング・オーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」ではありませんが、これが大失敗の元でした…。砂漠の真ん中にある不夜城、ラスベガスは、今では随分クリーンで家族向けになった様ですが、20年前はまだまだ猥雑で危険な香りがする街でした。ボクシング観戦と酒と賭博とストリップ、そして恐らくドラッグと売春と非合法なギャンブルですもんね…。さて、ブラックジャックやルーレットで少々懐が豊かになった僕でしたが、その夜は大人しく就寝、というのは翌日早朝に、人跡未踏の大沃野、世界遺産でもあるグランド・キャ二オンの遊覧飛行をしつつ朝日が見られる、というツアーを申し込んでいたんです。

砂漠の中にある小さな飛行場に着きますと、これまた小さな双発のプロペラ機、10人乗り程度でしょうか、早速その飛行機に乗り込んだのですが、座席の前の網棚には、気分の悪くなった時の為の袋が、無造作に大量に突っ込んであるんです…。離陸後、高度も安定、グランドキャニオンの景観と快適な空の旅を楽しめたのは僅か数分間だけでした…。マイクごしに、陽気なパイロットのあんちゃんが何か叫んだかと思うと、大渓谷の谷底を目がけて飛行機は急降下!地面ギリギリまで降りると今度は急上昇!その後も背面飛行にキリモミ回転の連続でして、愚かな僕は、ここで気分の悪くなった時の為の袋が何故多いのかに気付いたのでした…。喜んでいるのは奇声を発して操縦桿を握るパイロットだけ、機内の後ろからは苦しそうな唸り声と酸っぱい匂い(週明けからすいません…)が漂い、文句を言うだけの語学力は勿論無く、激しく揺れる機内では到底動けず、景色を楽しむ余裕など皆無、ただただ耐え抜いた約1時間の地獄のフライトを終わり、漸く着陸した際には激しい拍手が起きたのでした…。旅行でラスベガス方面に行かれる方は、充分お気を付け下さい(^^)。

では、今週も本ブログをよろしくお願い致します! 
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