FC2ブログ

♪ 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で ♪

さて僕昨日、親友のMさんと久方振りに一献傾けまして、久闊を叙し、楽しい一夜を過ごしました。今年最後の忘年会でありまして、Mさん、本当にありがとうございましたm(__)m。まァ、来週又新年会で会うんですけどね…。昨夜は僕達、初めて大分駅構内の居酒屋に寄ってみたんですよ。「豊後酒場」と謂うお店でして、まァ安い事、しかも地産地消でありまして、僕の大好物のぎょろっけなぞ、1個100円ですよ。別府湾で獲れた、烏賊や蛸や太刀魚や鰤の握りが1カン80円、くろめのお味噌汁は180円、嬉しくなって、色々と頼み、鱈腹食べて飲んだんですが、2人合わせて3000円でしたもの。いや~、又行こうっと!其れはさておき、何時もの様に様々な話題で談論風発、盛り上がったのですけれど、Mさんの一言が気になったんですよ。Mさんのご実家は長崎でして、帰省のルートの話になったのですけれど、「九州はどうしても博多に人が集まりますよね。大分ももっと活性化すれば良いのに。」と謂われてまして、ウン、本当に其の通りでありましょう。大分のみならず、佐賀も宮崎も鹿児島も熊本も、九州全域が、いやいや日本全国津々浦々の街が元気になれば、皆がハッピーですよね。

其れには矢張り、雇用があり暮らし易く物価が安い等々、様々な要因があるかと思います。そして、其の街の勢いが顕著に表れるのが、商店街でありましょう。此れ、地方の殆どがシャッター通りになり、悲惨な物でしょ。泉都別府なぞ、寂しい限りでありまして、新婚旅行のメッカと呼ばれた時代は今何処、平日の昼間なぞ、歩いているのは犬くらいなもんでしょ。色町や 真昼しづかに 猫の恋、荷風先生の句を思い出しますけれど、数年前でしたか、年の瀬に病院の会合があり、別府まで行った際、帰りがけに商店街を覗いた処、将に閑古鳥が鳴いてましたもの。今、全国の市の5割が、所謂コンパクトシティ、要するに都市機能や住宅を集約する事を目指しているそうで、こうなりますと、ちょっと街並みを外れたら、其れこそ何も無くなりますぜ。

僕、吃驚仰天、そして怒りがこみ上げたのですけれど、アベノミクスで、「地方創生」と高らかに謳ってましたよね。実は此れ、大失敗だったそうで、各種補助金を手厚く付けたのですけれど、其の行き先がどうなったのか、成功したのかしないのか、官僚も政治家も、何も知らなかった由でした…。だって、地方の何処かの都市が活性化したなぞ、とんと聞いた事がありませんでしょ。只の税金の無駄遣いでありまして、テメエ馬鹿野郎この野郎、僕達の血税をどうしてくれてんの!?

師走になりますと、風物詩とも謂えますのが浅草の仲見世と、上野のアメ横の賑わいですよね。亡父がこよなく愛した地でして、其の息子の僕も、足繁く通ったものです。羽子板を持った、如何にも下町風のおきゃんな娘さん。神妙に浴衣を選ぶ外国人。何処からともなく漂う煮込みの香り。煎餅を齧る子供達が裏道に消える夕暮れ時、深く響く浅草寺の鐘の音。観光客を乗せた人力車が見え隠れし、果てしなく続く雑踏の中、ふと孤独を感じたり。何とも謂えず風情があるんですが、浅草寺と謂えば、平安期から続いている訳で、由緒正しい門前町ですから、そりゃ人が集まるのも当然ですよね。此れに対し、上野のアメ横は敗戦後の闇市がルーツでして、こちらは仲見世よりもっと、ボーダーレスの雰囲気であります。僕、今年の夏の出張時、神田神保町の古書街に行った帰り、半蔵門線と銀座線を乗り継いでアメ横を覗いて来たのですけれど、以前に較べますと、アフリカ系や東南アジア系のお店が随分と増え、様々な言葉が飛び交い、何だかまるでモロッコの国際都市、カサブランカを思わせる活気でした。

矢張り、自然発生的に出来上がった街は強いなァと痛感します。けれど、工夫1つで、街は幾らでも活性化出来ると思うんですよね。ポーランドの首都、古都ワルシャワで今、一番人気があるのって、日本人オーナーのうどん屋なんですって。松木さんと謂うオーナーさん、中々のビジネスセンスをお持ちでして、インタビューに依れば、「ポーランドの人達と徹底的なコミュニケーションしました。味は全て現地の人達に合わせ、顧客層を明確に絞りました。」との由でした。しかもね、「ポーランドでは日本は余り知られていません。情報が少ないと謂う事は、自分が情報を握れば勝てるんです。未だ開拓の余地があるのは大きな魅力です。」「今後はワルシャワに3店舗、そしてバルト三国やチェコ、ハンガリーに出店を考えています。大手が敬遠しそうな処で勝負する事を考えています。」ですって。うう~ん、頭良い!!

でも此れ、そっくり其のまま、地方都市に当てはまると思うんですよ。地方は未だ開拓の余地があり、大手が敬遠しそうなエリアでしょ。小倉の角打ち、博多は中州の屋台は夙に有名ですけれど、此処大分だって、地面をちょっと掘れば何処でも温泉が出て、しかも日本一美味しく豊富な海鮮があるんですから、其れを売り物にしない手はありませんぜ。うちの病院だって、天然温泉ですもんね。お蔭様で、入院患者様には大好評であります。源泉数、湧出量共に日本一の別府では、国道沿いを、パジャマ姿の子供達が風呂桶持って歩いてまして、此れ、近所の温泉に入りに行ってるんですね。全国でも珍しい光景でありましょう。しかも入浴料は100円ですよ!もう1つ、同じ別府で、ラーメン屋さんに温泉が付いていて、無料で入浴出来るお店がありまして、僕、思わず笑っちゃいましたけれど、此れ、大分でもやれば良いのに。温泉居酒屋なんてどうです!?何だか直ぐに酔っ払いそうですけれど、此れが出来るのは、全国一の温泉県、此処大分しかありませんぜ。熱燗を呑みながら足湯に浸かって美味しい魚を食べれば、鼻風邪程度なら其の日に治るんじゃないかしら。電車やバスにしたって、1両丸ごと浴槽にして、温泉特急なんて楽しそうでしょ!?どうせね、補助金の行き先すら分からない位の丼勘定なんですから、1回100円の入浴料なぞ、市がタダにすれば、観光客はきっと集まりますぜ。

話を戻しまして、遥か遥か昔の紀元前、古代バビロニアの時代から、既に居酒屋があったそうでした。本邦では奈良期にはあった事が分かっています。実は此の居酒屋、欧州で発展したのですけれど、元々は宿泊施設も兼ねていたんですね。聖地に向かう巡礼者や旅人達に、飲食と宿を提供する形でありまして、何と教会や修道院が居酒屋をやっていました。当時の修道院は、病院も兼ねてまして、ですから薬用酒でもあるリキュールって、神父さん達が造ったのが、其のルーツだそうです。ほら、トラピストバターとかクッキーって、修道院の方々が造ってますでしょ。神父さん達も寝泊まりしてる訳ですからベッドがあり、リキュールとクッキーで飲食も出来ますもんね。

ですから僕、此の修道院のアイディアを無断拝借しまして、宗教は抜きにして、大分や別府の地で、安価で美味しい飲食を提供、其処で温泉に入れ、其のまま超格安で居酒屋兼ホテルに泊まれれば、世界中から観光客が続々と詰めかけると思うんですけどねえ…。だって、冒頭述べました様に、大分駅の構内の一等地の居酒屋で、100円のおつまみが沢山あるんですぜ。県知事さん、市長さん、アイディア料は入りませんから、どうです一丁、やってみませんか!?
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR