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♡ 女が美しい国は戦争をしない ♡

いや~、今朝も寒かった~。君来ずや 一人や寝なむ 笹の葉の み山もそよに さやぐ霜夜よ、新古今の調べですけれど、昨日僕、敷き毛布を付けまして、其れでどうにか安眠出来た次第です。今年は厳冬の由、何とか暖かくして眠りたいのですが、良い毛布はありませんかねえ。一説に依れば、ラクダの毛布が最も暖かいそうで、でも相当高いんですよ。15万前後って、うう~ん、そりゃちょっと…。とは謂っても、エスキモーの様に、トナカイのズボンにアザラシの上着、そして白熊の毛皮のコートで寝る、そりゃ暖かいでしょうが、そう謂う訳にも行かないですもんね。読者諸賢の皆様方、もし良い寝具がありましたら、是非ご教授頂けたら幸いですm(__)m。

さて、白い息を吐きながら自転車で出社、熱いエスプレッソを淹れ、新聞を広げて一息付いたんですが、其れにしても日本政府の醜態には、愛想が尽きる思いです。「クールジャパン特区を造る」などと寝言をほざいてましたが、あのねえ、そんなの、失敗するに決まってますぜ。そもそも、クールジャパンって、アニメや音楽、映画やアート等々の日本文化の事でしょ。其れをね、ダサいダサい政治家や官僚が主導して、クリエィティブな事が出来る筈がありません。僕、「政府が失敗して誰も責任を取らない」に、1万円賭けても良いですぜ。でね、其れに加えて、加計学園に何十億も補助金を出すそうですが、学校のある今治市は、小学生からも医療費を取っているそうでした。アレッ、子供の医療費って確か、全ての自治体で助成金が出てる筈ですよね!?しかも此の加計学園、全国の教授の方々も忌避していて、教える先生も集まらないんでしょ。馬鹿じゃなかろうか。僕、不要と思われる大学に数十億出すなら、其の町の子供の医療費を負担するべきと思うなァ。こういうのを、本末転倒と申します。森友の問題だって、政官揃って全面支援してたじゃありませんか。国有地を格安で払い下げるなんて、普通有り得ませんぜ。しかも、アベアキエが名誉園長をやっていた訳で、とっても仲良しだったじゃありませんか。其れをね、都合が悪くなったらいきなり逮捕、拘留して口封じでしょ。お前は中世の王様か!確かに森友学園の理事長、怪しげなお方でしたが、推定無罪の原則は何処へやらでしょ。近代刑法の意味すら分かっておらず、此の国は最早、近代国家の体を成しておりません。

しかもね、選挙の公約だった「幼児教育無償化」もどうやら有耶無耶、そして増税のオンパレードでしょ。「森林環境税」「出国税」、此れらが新設される由ですし、消費税も何れ上がるでしょ。煙草も値段が上がるそうでした。1箱60円の増税になりそうで、テメエ馬鹿野郎この野郎、こうなったら、何処かの空地で煙草を栽培してやるう~、って、捕まるから決してやりません!おまけに、来年1月から、電力も、缶詰も、小麦粉も、庶民の味方のもやしまでもが値上げするそうでして、ホント、住み辛い国と思いませんか!?もう1つ、国連から日本に、勧告書が届きました。アメリカやドイツを筆頭に、世界109か国が、「日本では人権が守られていない」と、報道の政治的公平性を保つ様、そして、人種差別、性差別、同性愛者差別を撤廃する様にと、勧告されたんですね。其の数、何と218項目にも及ぶそうでして、そりゃね、中には的外れの物もあるでしょうが、僕、とっても恥ずかしい事と思うなァ。おまけに、マイナンバーや監視カメラの十万単位の設置で、僕達国民を監視している訳でしょ。気持ち悪っ!

僕、此れ、何れは検閲や発禁と謂った、表現の自由を侵す方向へと進む気がしてなりません。絵画や小説や映画、音楽にネットに漫画、政府の意向に沿わねば、本自体を燃やされちゃうんですね…。此れ、焚書と申しまして、ナチスが実際にやった事です。此の国の行く末は所謂 distopia 、暗黒社会の到来でありまして、其の匂いがプンプンしますねえ。でもねえ、幾ら政府が横暴だろうとも僕、平気の平左であります。だってね、どんな悪政だって、何時かは必ず終わりますもん。♪何をくよくよ川端柳 川の流れを見て暮らす♪、風車 風の吹くまで 昼寝哉、面従腹背で受け流せば良いんですよ♡だってね、時の政府が幾ら自由を弾圧しようとも、最後に勝つのは必ず、芸術ですもんね。其れは、古今東西の歴史が証明しています。

時代は遡りまして日本ならば江戸時代、当時のスペインにはゴヤと謂う画家が居ました。職人の家に生まれたゴヤは、天性の画才を認められ、画壇ではスペイン最高の地位である、宮廷画家にまで大出世するんですね。ところが、其処でゴヤが見た物は、醜悪極まりない権力争いであり、無能な王族達の奢侈に流れた放埓な生活でした。其れでも、王様の肖像画の依頼を断れば死罪ですから、兎に角描きまくったんですね。笑ってしまいますのが、一見普通に見えるんですが、王様は馬鹿っぽく、王妃は意地悪に、皇太子は狡猾に描かれていました。生命を賭して風刺画を描いた訳でして、王族達は何も気付かず幸いでした。此の王族達、悪政が祟り、最後は国を追われ、異国で没するんですね。でも、其の馬鹿さを絵に残され、数百年の時を超え、未だにスペインのプラド美術館に飾られているんですから、此れからも何世紀に渡って、恥を晒し続けるのでしょう。

反戦画と謂えば、ピカソと藤田嗣治が有名ですよね。其の同時期、ドイツでも芸術の花が大きく咲いていました。所謂ドイツ表現主義と謂われ、多くの画家達が前衛的かつ斬新、そして個性的な作品を、沢山発表していたんですね。シャープなタッチのキルヒナーの「街」、カラフルでポップなノルデの「火の踊り」、濃いブルーが特徴の、大胆な画風のマルクの「大きな青い馬」。何れ劣らぬ傑作群でありましょう。又、バウハウスと謂う学校がありまして、此処では、建築や美術や演劇を教えていたんですね。抽象画のカンディンスキーにクレー、彫刻家のクレンマー、建築家のデル・ローエにグロピウス等々、錚々たる芸術家達が教鞭を執りました。ところが、当時のドイツは極端な不況もあり、ナチスが台頭するんですね。上記の優れた作品群は、「退廃芸術」と蔑称を付けられ、迫害の憂き目に遭うんです。彼らは皆、絵筆すら持てない状況に追いやられ、作品を焼かれたり、強制収容所に送られたり、国外退去を余儀なくされたのでした。だってね、先にご紹介したマルクの「大きな青い馬」、僕、雄大かつ骨太、素晴らしい作品と思いました。けれど、ヒトラーが其の絵を観て、「青い馬はいない」が感想ですって。田舎臭いダサい男だねえ…。実際、作家のトーマス・マンや、画家のシャガールやメッツァンジェも、其のヒトラーに虐められ、アメリカに亡命しましたもんね。でもね、正義は必ず勝つと申しますか、第3帝国と自称、栄華を極めたかに見えたナチスも、僅か12年しか持たず、滅びてしまいました。ところが、上記のバウハウスやドイツ表現主義の一連の作品群は、今尚燦然と輝いています。

美容師のメイ牛山さんの生涯を描いた著作に、「女が美しい国は戦争をしない」と謂う本があります。美や芸術って、何の生産性も無いように思えますが、実は人には必要不可欠の物でして、其れを愛でる心の余裕が無くなった時、人はナチスの様に、おかしな方向に行くのかもしれませんね…。

さて、明日は祝日ですが、拙ブログは更新予定です。と謂いますのも、僕、金曜早朝から出張でして、明日書いておかないと、数日更新出来ないんですよね。では皆様、素敵な祝日をお過ごし下さい。明日又お会いしましょう!
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