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A列車で行こう

昨日は僕、非常にハッピーな事がありまして、とっても嬉しくなりました。人生、嫌な事ばかりじゃないですよね。謂えね、僕も人間ですから、凹む事だってあるんです。でも、元々がオプチミスト、楽観的でありラテン的なので、♪そのうち何とかなるだろう♪、此れ位の方が、人生楽しいですよね!?一度きりの人生ですもん、妬み僻み嫉みなんて、ネガティブになっている暇なんてありませんぜ。美味しい物を食べて飲んで、唄って踊って、楽しまないと損でありましょう。よおし、今日も1日頑張ろうっと!

でもね、ああやっぱりと、何だか気持ちが暗くなったんですが、昨日の拙ブログの通りでして、国連が、ジェンダー・ギャップ指数と謂う統計を明らかにしました。此れ、聞き慣れない言葉ですけれど、男女平等の度合いを示す指数の由、世界144か国に統計を取ったんですって。何と我が国は114位の由、其れも前回は111位だったそうで、落ちてるじゃん!因みに、世界の先進国では最低の数字でありまして、上位はノルウェーやスウェーデン等、北欧各国が占め、フランス11位ドイツ12位、イギリス15位アメリカ49位、そして日本は堂々の114位って、ダメだこりゃ。しかも此れ、年々歳々下がり続けている由、最下位目掛けて一直線だそうで、僕、腹が立って仕方が無いんですが、アベの野郎、「アベノミクスはウーマノミクス」、意味不明の寝言ほざいてんじゃないよ!お笑いのサンドウィッチマンのギャグじゃありませんが、「ちょっと何言ってるのか分かんない」でありましょう。コイツ、「女性の社会進出を全面的に支援します」とか謂ってましたが、大嘘付きじゃありませんか。皆さん、騙されないで下さいね~、王様は裸ですよ~。しかし此の男女格差、いやもう差別と謂って良いと思いますよ。女性と謂うだけで色眼鏡で見るなんて、全くおかしいでしょう。でね、僕、根深い問題と思うのですけれど、此の手の差別意識って、男女だけでは無いと感じるんです。其れは学歴だったり経歴だったり国籍だったり、少しベクトルが変われば、直ぐにそちらで差別すると思うなァ。例えばアイスランドなど、1980年に女性大統領が誕生している訳で、彼我の差には愕然とします。僕、つくづく思うんですが、人って違っていて当たり前でしょ。ならば、女性も男性も、同性愛者も老人も、幼児も外国人も、皆が住み易い国を造るべきと思えてなりません。其れが紳士淑女の真っ当な考え方、僕、そう確信しています。少なくとも、「アベノミクスはウーマノミクス」、日本語ですら無い、こんな戯言を謂っている総理では、此の国は決して良くならないでしょうね。だって、アベ総理の親友がレイプ事件を起こしても、不起訴になるんですもん。

閑話休題、僕、読書は人生の楽しみの1つなんですが、作家の方々って、夫々文体がありますよね。例えば三島由紀夫ならば、華麗な形容詞。谷崎の、女性の脚や着物に対する精緻な描写。翻訳調の大江健三郎や村上春樹。句読点が無暗矢鱈と多い野坂昭如。其の逆で、妙に句読点の無い石原慎太郎。漢文の素養を感じる、名文家の鴎外に荷風。言葉が溢れんばかりに饒舌な、開高健に林芙美子。男女の情念を、ねっとりと纏わりつく様に書く円地文子、瀬戸内寂聴。精密で緻密な宮尾登美子。そして何故か、全ての漢字にルビを付ける泉鏡花。風景描写が冴え渡る志賀直哉、其の弟子の阿川弘之。雄渾で男性的な筆致の海音寺潮五郎。色白の豊満美人が大好きな池波正太郎。其の色白豊満美人を、作中で必ず惨殺する松本清張。最後は余計でしたが、文章1つ取っても、此れだけの違いがありますもんねえ。

此れ、画壇も同様でありましょう。裸婦1つ取っても、夫々の個性が爆発してますでしょ。カラフルなゴーギャン、金箔をふんだんに用いるクリムト、繊細な乳白色の藤田嗣治、独特の曲線の棟方志功、指で描いた梅原龍三郎、女性の豊かさを感じさせるルノワール。繊細な描線のマネ、優雅で華麗なミュシャ、強烈な個性の塊であるピカソにマティス、そして歪んだ細面のタッチのモジリアーニ。誠に百花繚乱、多士済々でありましょう。映画界も同じでして、優れた映像作家は、画家がサインをする様に、刻印が押されています。だって、其のタッチや撮り方を観ただけで、ああ、○○監督って、直ぐ分かりますもんね。男女の機微を台詞無しの目線だけで匂わせ、必ずチンドン屋を出す成瀬巳喜男。雄大で雄渾な絵は黒澤明。カット割りが切れに切れ、そして必ず建物の俯瞰のショットを挿入する市川昆。其の逆で長廻しが得意技の大島渚。巨大な豊満美女やサーカスが必ず出るフェリーニ。男女の倦怠を冷酷に撮るアントニオーニ。上流階級の腐敗を撮り続けた、バイセクシャルのヴィスコンティ。切りが無いのでもう止めますけれど、彼らに同じ題材を与えたとしても、全く違ったアプローチになる事は間違い無いでしょう。

でね、神は細部に宿ると申しますけれど、僕の大好きな鉄道の世界でも、其のお国柄によって、個性が出るんですよね~。例えばロシアのシベリア鉄道なんて、其の国土の広さの象徴でありまして、全て乗りますとモスクワまで6泊7日、僕、何時の日か是非乗ってみたいですもん。急峻な山国のスイスでは、車ごと列車に乗る、カートレインが運行しています。アメリカ1の人気を誇るのはカリフォルニア・ゼファー号でして、此れ、サンフランシスコを出てシカゴまでの2泊3日なんですね。大都会を出て2つの山脈を超え、大平原を抜けて又大都会へと謂う、アメリカの広さと多様性を体感出来る事は確実でしょう。インドのマハラジャ・エクスプレスと南アフリカのブルー・トレインは、世界一の高級車両でして、お部屋にバスタブがあり、車両1つが丸々キッチンですものね。1泊24万でして、こりゃとても乗れませんけれど、インドも南アフリカも、差別が色濃く残る国でして、物凄いオンボロ列車も走ってますから、先の超高級車両との格差たるや、凄まじい物があります。スウェーデンでは、14時間掛けて走る鈍行列車があり、此れ、途中でしょっちゅう止まるんです。なのに大人気でして、此の列車、アウトドア好きな人の為に走ってまして、カヌーやキャンプや釣りの為、夫々のスポットで止まってくれるんですね。面白いのはイタリアでして、スポーツカーメーカーのフェラーリが鉄道会社を持ってるんですよ。此のフェラーリ社の電車、真っ赤な塗装でお洒落な車体、そして世界一速い由、ウェルカム・ドリンクは美女がワインを持って来るそうで、何だかイタリアっぽくて笑える気がしませんか!?

我が国だって、お座敷列車と謂う、唯一の物がありますもんね。列車に畳を敷き、芸者さんにお酌をさせ、車窓からの景色を愛でながら、一献酌み交わすなんて、こりゃ他所の国では思い付きませんぜ。でね、我が国の鉄道技術は世界一、僕、そう思っているのですけれど、実は日本の列車、世界中で走っているんです。本邦では老朽化したものの、日本の車両は堅牢な上、メンテナンスも行き届いてますから、充分使えるんですよね。アルゼンチンでは日本の丸ノ内線の車両が走っていますし、メキシコの特急は近鉄の客車ですものね。タイでは、日本の寝台列車「あさかぜ」が、今尚元気に走っています。ミャンマー市街では広島の路面電車が、そしてインドネシア・フィリピン・ベトナム・マレーシアでは、JRの多くの車両が愛用されているそうです。世界一の親日国台湾では、新幹線は勿論の事、大分を走る特急ソニック号まで走ってまして、大人気だとか。

今日の拙ブログは、思いもよらぬ方向に話が逸れて恐縮でした。でも、世界の列車同様、人間も個性が大事でありまして、国にせよ会社にせよ、其れを大事にしない処は衰退して行く、僕、そう思えてなりません。せめて当院は、夫々の個性を大きく伸ばせる組織でありたい、僕、何時もそう思っています。
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