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blade runner 2049

其れにしても寒くなりました。煙絶え ものさびしかる 家の庭 人こそ見えね 冬は来にけり、皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、書店に行ったり、大相撲初日やラグビーをTV観戦、アッ、大分舞鶴高校フィフティーン、32年連続56回目の優勝、おめでとうございます!今年はやや小粒な感じがしますし、攻撃力は少々弱いのかな、でも、決勝戦で完封勝利は見事な物でして、今年の花園は、何とかベスト8に入って欲しいなァ。

スポーツの、食欲の、芸術の、色々とありますけれど、僕は矢張り読書の秋でして、最近は専ら、桐野夏生先生の作品ばかりを読み耽っています。週末は、「猿の見る夢」「抱く女」「緑の毒」を読破、次は「夜の谷を行く」か「バラカ」か「だから荒野」か、どれを読むか迷っています。いや~僕、女流作家を此処まで贔屓にするのは、生まれて初めてかもしれません。どれを読んでも、一定以上の水準がありますし、兎に角リアルなんですよ。まァ、文学賞を取りまくった大ベストセラー作家に対し、今更評価するなぞ、お恥ずかしい限りであります。陰惨な犯罪や、男女の恋愛、そして社会の現実を見つめた作品が多いのですけれど、桐野先生、平成の松本清張と思いますし、其れだけの実力がありますねえ。今、僕が読もうとしている「バラカ」なぞ、福島の原発4基は全て、メルトダウンしていたと謂う設定でして、圧力は掛からなかったのかなァ。兎に角、今の文壇では一番の筆力でしょうし、男性作家より上じゃないかしらん。そして、男性に対する視線のまァ厳しい事、何だか恐ろしい様にも感じます。

さて僕、昨日は久方振りに映画に行ったんですね。お昼抜きで映画の梯子、流石に少々疲れましたけれど、「ブレードランナー 2049」「マイティソー バトルロイヤル」を、漸く観る事が出来ました。先ず、「ブレードランナー 2049」ですけれど、35年前の作品の続編であります。僕、前作の「ブレードランナー」を劇場で見ていますから、何だか感慨深い物がありました。またねえ、当時の世界観を上手く再現していまして、静謐ながらもスタイリッシュな映像美が光りました。監督さんはフランスのドゥニ・ヴィルヌーブ、此の人、外れが無いんですよね。ストーリーは近未来が舞台でして、レプリカントと呼ばれる人造人間達や、格差社会が主題でありまして、終始、圧迫感と緊張感がありました。撮り方は、やや間が長い気もするんですが、かえって効果を上げていたかも。そして、役者さん方が粒揃いでした。主役のライアン・ゴズリング、脇を固めるハリソン・フォードにジャレッド・レト、何れも好演です。ヒロイン役のキューバの女優さん、アナ・デ・アルマス嬢も可憐でキュート、此の子はきっと売れるでしょう。しかし、其れらの優れた役者さんを全て喰ってしまったのが、ラブと謂う殺し屋を演じる、シルヴィア・フークス嬢、オランダの女優さんでした。前触れも無く唐突に人を殺すなぞ、終始クールなのですけれど、いきなり感情を爆発させ執拗に拷問するシークエンスなぞ、もう僕、震え上がる位の迫力でした。いやあ、映画って本当に良い物ですね♡

お次に観たのは「マイティ・ソー バトルロイヤル」、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、マーベル社の作品です。脚本はやや弱い感がありますけれど、ザッツ・エンターテイメントでしたねえ。ギャグはふんだんにあり、古くからのファンへの目配りあり、原作者のスタン・リー御大も毎回顔見世で出演するんですが、御年94歳なのに目茶目茶元気でした。特撮は例によって凄まじいですし、主人公が散々な目に遭うのですけれど、最後の最後で、世界的なロック・バンド、レッド・ツェツぺリンの名曲に乗せて、派手に大暴れするんですから、僕を含め、お客さんは皆、カタルシスを味わったんじゃないかしら。またねえ、キャスティングも見事な物でして、若手から中堅からベテランからアカデミー賞受賞者から、スター大集合と謂った感がありました。製作費、どれだけ掛かってるのか、何だかそちらも気になりましたけれど、ある超有名スターまでもがカメオ出演してまして、其れにも驚きました。でね、本作も「ブレードランナー 2049」に似て、所謂ヴィラネス、女性の悪役を演じる女優さんが、全て喰ってしまいました。ケイト・ブランシェット嬢でして、本作では死の女神ヘラを演じたんですが、いやあ、圧巻でした。此の女優さん、豪州生まれの大変な才媛でして、南半球を代表する名門、メルボルン大で美術史と経営学を学び、そして国立演劇学校を出て舞台俳優になった方なんですね。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞を夫々3回受賞、女王から貧乏なシングルマザーから泥棒から、レズビアンからジャーナリストからコメディエンヌから、何でも演じる事が出来る、ハリウッドを代表する女優さんの1人です。其の才人が、死の女神に扮し、両手の刀を振り回し、屈強な男性兵士達数百人を、当たる幸いなぎ倒すんですもん。天上天下唯我独尊、無双の強さを誇りまして、僕なぞ、ひれ伏してしまいそう…♡

閑話休題、此の国もそろそろ、上記の様な強い女性が、首相になっても良い様に思います。僕、其れをつくづく思ったんですが、日本では全く取り上げられていないのですけれど、アメリカの全国ネットの超人気番組、「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア」で、アベ総理のトランプへの土下座外交ぶりが、お笑いのネタになっているんですって。スタジオは大爆笑の由、僕、日本人として、とっても恥ずかしいなァ。此処最近の総理の顔ぶれを見ても、麻生に森に鳩山、菅に野田にアベ、碌なヒトが居ないでしょ。だったら思い切って、女性に任せるのもアリじゃないかしらん。歴史を振り返っても、卑弥呼に始まって神功皇后、光明皇后に孝謙天皇、幾らでも女性リーダーが居ますでしょ。外国に目を向けても、古くはエジプトのクレオパトラ、中国の武則天、ロシアのエカテリーナ2世、現代のエリザベス女王、デンマークのマルグレーテ2世、ドイツのメルケル首相、優れた女性指導者は沢山居ますよ。

女性経営者にしても、IBMにGMにロッキード、パッカードにペプシコにデュポン、フェイスブックにYahooにグーグル、世界を代表する大企業のCEOは、皆女性でしょ。僕、アメリカの底力と申しますか、此処は素晴らしいと思いましたのが、ホーム・デポと謂う、世界2位の小売りチェーンの長である、アン・マリー・キャンベルさんです。アンさんは、ジャマイカ生まれの黒人女性でして、アルバイトのレジ打ちから始め、今では690店舗、10万人の部下を抱える、業界の大立者であります。しかもね、彼女の担当はアメリカ南部全域でして、人種差別が最も盛んな土地柄です。女性と人種と謂う、二大差別を乗り越え、トップに立ったんですから、人の数倍の努力と辛抱と我慢が無ければ、其れを成し遂げるのは不可能だったでしょう。

翻って我が国は、全国の社長の女性の占める割合は、僅か7・69㌫の由でした。勿論、今ではプロ野球チームを持つ、DENAの南場さんや、人材紹介会社コラボラボの吉田さん、家電企画販売のUPQの中澤さん、皆さんお独りで会社を立ち上げた訳で、優れた女性経営者も沢山いらっしゃいます。でも、まだまだ数が少ないですよね。僕、当院は女性スタッフが益々伸びて欲しいと切に願っていますし、其の手助けが出来れば、此れ程嬉しい事はありません。だって、男の僕は、決して謂いたくないんですが、優秀な女性って、男性よりも多いでしょ。最近、各業界の方々と話しても皆さん、「女性の方が出来が良い」、揃ってそう仰いますもんね。僕を含めて日本男児達よ、もう少し頑張れ、そう謂いたいですねえ…。さて、此れから年末にかけて、益々忙しくなるでしょうが、せめてもう2~3本、映画に行けたら良いな~。よし、では今週も精一杯頑張ります!
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