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納豆を 檀家に配る 師走哉

其れにしてもアメリカって怖いなァと痛感します。つい此の前、ラスベガスでのライブ中に、ホテルの高層階から自動小銃を乱射する事件がありましたよね。其の後、今週の日曜にはテキサス州の教会で同様の事件が起こり、26人の方がお亡くなりになったとか。犠牲者のご冥福を祈りますけれど、驚いたのは其の教会の近くの住人が銃で反撃、銃撃戦になったそうでありました。教会でも武装すべきだ、矢張り銃規制には反対だいや賛成だ、様々な意見が米国内では飛び交っているそうです。

僕、20歳の頃、1か月程アメリカを清遊した事がありまして、主に西海岸を廻ったんですが、ホテルでチェックインの最中にお土産は取られるわ、早朝から深夜からパトカーのサイレンの猛烈な音で目覚めるわ、銃声を何度も聞いたりして、こりゃ堪らんと痛感しました。帰国前に立ち寄ったハワイでは、全く平穏そのものでして、何だかホッとした記憶があります。でね、今思い出したのですけれど、あちらの大手スーパー、ウォルマートで飲み物を買ってましたら、銃を売るコーナーがありまして、ホントに吃驚しましたもんね。アメリカの人口は3億超ですが、同国内での銃は3億丁だそうで、ありゃりゃ、赤ちゃんから老人まで、国民全員が所有している計算じゃありませんか。アメリカでは、1日に87件の殺人或いは自殺、そして179件の負傷がある由、此れ、殆ど全てで銃が関与しているそうです。其の状況を憂えたのでしょう、もう亡くなったロック歌手、ルー・リードが唄った、ホールド・オンと謂う曲がありました。ホールド・オン、ちょっと待て、と訳して良いと思うんですが、其の歌詞、ニューヨークが舞台なんですが、僕の下手糞な意訳ですが、「黒人達はナイフを持ち 白人達は銃を持ち 海岸で戦っている 先週セントラル・パークで 警官が10歳の子供の頭を撃ち抜いた ちょっと待て 向こうで何か起きている ちょっと待て 後でトンプキンス・スクエアで会おう」って、此れ、1989年の曲なんですが、此の当時と較べても、寧ろ悪化してるんじゃないかしら。

まァ、アメリカ大陸に上陸したピルグリム・ファーザーズ、米国建国の父であり、聖者とも謂われています。でも彼らがやった事って、250年に渡りインディアンを銃で大虐殺、そして土地から資産から全てを奪った訳でしょ。謂わば血塗られた陰惨な歴史でありまして、そりゃあねえ、何時か必ず復讐されると思うでしょうし、だから銃を手放せないんじゃないかなァ。そしてね、僕、彼らは食生活も宜しく無いと思うんです。ホント、アメリカ滞在中、食べる物は安く硬いステーキばかりで、最初はお肉だと嬉しかったんですが、もう見るのも嫌になりましたもん。でね、野菜は殆ど出ませんし、毎日毎日肉ばかり食べてますと、何だか攻撃的になって来るんです。うう~ん、此れも、彼らがついつい銃を撃っちゃう原因じゃないかしら…。しかもね、ケミカルな味と申しますか、化学調味料を目茶目茶に入れてますし、そりゃ感覚もおかしくなって当然ですよ。僕、魚の方が好きですけれど、肉が嫌いと謂う訳ではありません。蛋白質を摂るのは人間にとって必要不可欠でもあります。でもねえ、僕の奇論珍論かもしれませんが、アメリカの皆さん、鰯の塩焼きとか高野豆腐とか、ひじきや納豆を食べた方が、きっと平和に暮らせますぜ。

其の納豆、現在非常に人気があるそうで、日本国内での消費は過去最高なんだとか。安く、蛋白質やカルシウムも豊富、認知症や心臓病を防ぎ、代謝が良くなり、ビタミンも多く含まれ、保存も楽ですし、僕、日本人のソウル・フードと思えてなりません。と謂う訳で、今日の拙ブログは、納豆に纏わる話を。

納豆の 糸引張って 遊びけり、僕の大好きな一茶の句ですけれど、古来から此の国ではこよなく愛されて来ました。どうやら日本固有の物らしく、千利休の懐石料理のメニューにも、「納豆汁」と載っている位です。近代文学を読んでましても、永井荷風に夏目漱石、太宰治に国木田独歩、林芙美子に宮本百合子、斎藤茂吉に泉鏡花、名だたる文豪達の諸作品に、納豆が登場しますもんね。実は僕、趣味の1つに料理がありまして、納豆を使って色々とチャレンジして来ました。先ずはオムレツ、此れは納豆を混ぜず、卵で包む感じで焼いた方が、美味しく頂けます。千利休の納豆汁は、親戚の伯父さんの大好物、何度かご相伴しましたっけ。でね、左党の方には特にお勧めなんですが、油揚げの中に、納豆・葱・ちりめんじゃこ・鰹節を入れ、フライパンで軽く焼くと。其れにお醤油をかけ、大根おろしと共に頂くんですが、シンプルで簡単で健康的、ご飯にもお酒にも合いますよ~。もう1つ、高菜と納豆としらす干しのパスタも大変結構です。ペペロンチーノの要領で、先ずはオリーブオイルでニンニクを弱火で炒めます。ニンニクが狐色になったらフライパンから出して取っておきます。パスタがアルデンテに茹で上がったら、湯を切り、少量の茹で汁と共にフライパンに投入、そして高菜、納豆、しらすを入れ、軽く炒めます。隠し味に醤油を少々、最後にニンニクともみ海苔を散らして出来上がり、此れ、白ワインでも日本酒でも合うかと思います。

世界にも納豆があります。主にアジア圏なんですが、僕、現地で実際に口にしたのが、ネパールのキネマ、タイのトゥアナオ、インドネシアのテンペです。先ず、キネマですけれど、何だか映画の様な名前ですが、日本の物より相当匂いがキツいんですね。そして、驚く事に、此のキネマ、カレーに入れちゃうんです。後は香辛料を沢山入れた納豆スープだったり、いやはや何とも、不思議な食感でして、でも、日本人ならきっと美味しく感じる筈です。そして、タイのトゥアナオ、此れ、見た目は日本の納豆とそっくりです。でも、余り糸を引かず、唐辛子と一緒に熟成させる由、中々濃厚でして、彼の地のシンハー・ビールかメコン・ウイスキーにぴったんこでした。インドネシアのテンペ、此れ、納豆と謂われても気付かないかもしれません。と申しますのも、見た目が何だか、チョコレート・バーか、はたまたういろうの様な長方形なんです。何でも、茹でた大豆をバナナの葉っぱに包んで発酵させる由、其の所為か、臭いは殆ど気になりません。色は真っ白でして、此れを唐揚げにし、軽く塩を振って頂きます。案外と柔らかく、食感はまるで、癖の無いお肉でして、処変われば品変わる、郷に入っては郷に従えでありまして、世界は広いと痛感しました。

アメリカの皆さん、アイズ・ワイド・オープンでありまして、ほんの少し食生活を変えてみると、もう少し平和な国になるかもしれませんよ!?よし僕、今日の晩は、納豆かけご飯と漬物にしようっと!!
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