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アフター・マッチ・ファンクション

読者の皆様、おはようございます。遠山に 日の当りたる 枯野かな、皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、どうも風邪が抜けませんで、微熱が続く始末、仕方がありませんからなるべく、お家でじっと静養しておりました。でもねえ、今日も何だか少々寒気がしまして、んもう、何時治るのかなァ…。

さて、起きてみつ 寝てみつ蚊帳の 広さかな、日がな1日寝たり起きたりと酔眼朦朧、其れでも時間があり余っていまして、枕頭の書を読んでいたんですが、「ポリティコン」上・下 桐野夏生著 文春文庫、此れ、めちゃめちゃ面白かったです。未読の方の為、詳しくは書けませんけれど、本作は要するに、現代日本の歪みと申しますか、此の国が抱える全ての問題を、リアルにビビッドに書いている気がしました。傑作は間違い無いと思うのですけれど、余りに重く暗い為、気力体力がある時に読まれるのをお勧めします。其の所為で僕、熱が下がらなかったのかしら。しかし桐野先生、女流作家なのに、男性心理を此処まで詳しく書けるとは、只者ではありません。流石に文学賞を総なめしているだけの事はあります。僕、先生の本、未だ数冊しか読んでませんから、此れから楽しみで仕方がありません。とりあえずは最新刊である、「デンジャラス」を早く読もうっと。其の「デンジャラス」にしても、大絶賛の嵐なんですが、文豪谷崎潤一郎を巡る3人の女達がテーマでありまして、どろどろと濃密で妖しい四角関係のお話の由、此れまた大層疲れそうですよね…。

閑話休題、疲れる話は此れでおつもりと致しまして、週末の大分に、とっても嬉しいビッグ・ニュースが飛び込んで来ました。僕もう、朝から祝杯で、ウヰスキーのオンザロックを呑もうかと思った位でしたもん。2019年のラグビー・ワールドカップの試合会場と日程が発表されたのですけれど、大阪や神戸に埼玉、静岡に名古屋に札幌等々、全国12会場の中で、此処大分は、地方では最高の試合が開催されるんです!!世界ランキング1位のニュージーランドを筆頭に、3位のオーストラリア、7位のウェールズに9位のフィジーの試合は確定しました。そして、準々決勝2試合も大分で行われる由、恐らく、ランキング2位のイングランド、8位のフランス、或いは10位のアルゼンチン辺りが来県する事は間違いありません。いや~、こんな辺鄙な田舎町に、世界の強豪国の殆どが来るんですよ~!チケットは多分取れないでしょうが、古くからのラグビー・ファンである僕としては、嬉しくて仕方がありません。全てのスポーツの強豪チームがそうでしょうが、国毎のチームカラーがありまして、此れ、ラグビーは夙に顕著なんですよね。先ずニュージーランド代表は謂わずと知れたオール・ブラックスの愛称を持つ、全スポーツの中でも最強チーム、スーパー・スター集団です。オーストラリア代表はワラビーズ、こちらも強豪でして、フィジカルを前面に出したパワー・プレイかなァ。ウェールズはレッド・ドラゴンズの異名を持ち、若手を中心にしたバランスの取れた好チームです。フィジーは、フライング・フィジアンズ、或いはフィジアン・マジックと呼ばれまして、自由奔放にグラウンドを走り廻り、見る者を魅了します。サクソンズとの綽名を持つイングランドは、強いのは分かっているのですけれど、キック中心の堅実過ぎるラグビーで、僕、余り好きじゃありません。そしてフランス代表は、レ・ブルーの愛称を持ち、シャンパン・ラグビーが代名詞です。即ち、シャンパンの泡の様に選手が湧き出し、ボールを華麗に繋ぐラグビーなんですね。此の個性溢れる世界の強豪国を、大分に居ながらにして観られるなんて、うう~ん、とっても幸せ♡

でね、僕、ラグビーのプレーのみならず、此のスポーツが持つ、素晴らしい文化を、皆さんに是非体感して欲しいんですよ。ラグビーの親戚筋であるサッカーとは、全く異なる考え方なんです。先ずね、座席は、全く分けられておりません。ほら、スポーツ観戦って、敵味方で席が分かれるイメージがありますでしょ。ラグビーは、此のスポーツを愛する人は皆仲間だ、と謂う考え方ですから、席を分けないんです。ですから、どの国のどの会場でも呉越同舟、アメリカVSロシアだろうと、両チームのファンがお隣の席で仲良く応援してますもん。ですから、悪質なファンがおらず、よってフーリガンも居ません。第一、選手達も試合が終わればノー・サイド、皆味方でありまして、アフター・マッチ・ファンクション、と謂う恒例行事を必ず行います。両チームの選手はシャワーを浴び髪を梳り身だしなみを整え、共に健闘を讃え合い、ビールを酌み交わして仲良くなるんですね。そして、選手の選考にも其の発想があるんですよ。「其の国に5年在住すれば、誰でも其の国の代表になれる。」と謂う訳でして、出身地を問わないんですよ。僕、此の発想、此れからのグローバル社会を先取りした、共存共栄の考え方であり、素晴らしいと思います。前回のワールドカップで一躍スターになった、五郎丸選手はこう謂いました。「日本代表にいる外国人選手にスポットを。彼らは母国の代表より日本を選び、共に戦う最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ。」うん、カッコ良い!素敵ですし、全面的に支持します!

僕、此の発想やアフター・マッチ・ファンクションの考え方、試合の開催地でも活かすべきですし、そして日本中が異文化に触れるべき、そう思えてなりません。僕、かってオーストラリアのメルボルンに住んでいた時、幾つかのパーティにお呼ばれした事があります。同年代の若者の集まりでして、お金も無くささやかな物でしたが、とっても楽しかったんです。と申しますのも、メルボルンは大学も多く移民の街ですから、世界中から人々が集まるんですね。僕達日本人は、確かお稲荷さんやちらし寿司を造って持参、結構喜ばれた記憶があります。でね、偶然なのですけれど、其のパーティの際、今回大分に来る国々の若者が居たんですよ。地元オーストラリア人は勿論の事、隣国であるニュージーランド人、出稼ぎで働いているフィジー人、彼らが異国情緒溢れる料理を持ち込み、話に花が咲きました。オーストラリアは、パラマンディと謂う白身の淡水魚のムニエル。ニュージーランドは、ハンギと謂う、地熱を使った魚介類の蒸し料理。フィジーは、ロロと謂う、海老や魚をココナッツミルクで煮た物。何れも美味しく頂きました。

でね、大分の市長さんや県知事さん、1つ提案があるんです。此処大分は、日本一お魚が美味しい処じゃありませんか。ですから試合終了後、大分駅周辺を全て解放しませんか!?其の日の試合国の料理を、大分産のお魚を使って屋台で提供、県民と世界中のお客さんも一緒になり、アフター・マッチ・ファンクションをするんです。上記の国々の料理、大分のお魚を使って再現すれば、本場の物にも負けずとも劣らない、美味しい物が出来ると思うけどなァ。だって、準々決勝で来県するであろう、ウェールズやイングランドはフィッシュ&チップス、そしてキッパーと謂う魚の燻製料理がありますでしょ。フランスはブイヤベース、ペシャメルソースにポワレ等々、魚料理のレシピは何でもござれです。アルゼンチンは、世界に冠たる牛肉食大国ですけれど、此処大分には、美味で知られる豊後牛があるじゃないですか。ラグビーのみならず、魚食文化のワールドカップと謂う訳で、僕、必ずや盛り上がると思うんだけどなァ…。

さて、夢の様な話ばかりで恐縮ですけれど、2019年10月2日のニュージーランドの試合を皮切りに、いよいよ此処大分でもラグビーワールドカップが始まります。世界各国の皆様、そして日本の皆様、美食と温泉の街大分に、是非是非お越し下さいませm(__)m。待っちょんよ~。
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