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青年は荒野をめざす

此処大分は、何だか久方振りにお日様が顔を出した気がします。でもねえ、秋晴れや 空にはたえず 遠白き 雲の生まれて 風ある日なり、結構寒いんですよね~。こうなりますと、此の前買ったばかりのスカジャンがぴったりなんですが、驚いた事に、女子高生を中心に流行っているんだとか。しかも、小泉進次郎議員までもが着てまして、全く似合って無かったんですが、こうなると何だか着辛いなァ…。謂えね、僕もう其のスカジャン、2度程着て外出したんですが、何処に行っても笑われてしまいまして、「似合い過ぎ」って、其れ、馬鹿にしてるでしょ!?

此のスカジャン、背中に虎か龍が刺繍されてますから、元気が良くて少々柄の悪い男の子が着ると謂う雰囲気ですよね。でもね、其のイメージとは全く異なりまして、僕、今朝、日経ビジネスの電子版を見て、吃驚しました。最近の20代の男性は、ちっとも外出しないそうなんです。何と、70代の男性よりも外に出ない由でした。20代の男性の62㌫が、「自分は引きこもり」と思っているそうでして、あれ、でも、学校なり会社なり、必ず行く処があるでしょうにねえ。外出は必要最低限で済ませ、インターネットやスマホやオンラインゲームに没頭しているんでしょう、そんな若者像が目に浮かびます。尤も僕、本を読むのが大好きですし、書店に行くのもちっとも苦になりません。其れでも、天気の悪い日や、希少本が欲しい際は、アマゾンで頼んだ方が確実ですし、探す手間も省けますもんね。ITの進化やSNSの発達で、人類は世界中何処に居ても、瞬時にコミュニケートする事が可能になりました。かって僕達は、マンモスを仕留める為、狼煙を上げたり指笛で知らせていた訳で、其れを考えれば、長足の進歩でありましょう。でもなあ、僕、コミュニケーションの基本は、フェイス・トゥ・フェイスと思います。どうやら、SNS上では闊達なやり取りが出来ても、いざ人に会って話をすると、上手く行かない若者が急増しているんですって。うう~ん、もしかすると何れは、スカイプ等が一層進化し、人と人が直接会わずとも、コミュニケイト出来るのかもしれません。でもねえ、其れにはまだまだ時間が掛かるでしょ。商取引にせよ日々の業務にせよ、友人或いはカップルでの付き合いにせよ、人と人が会わざるを得ないんじゃないかしら…。道理でねえ、男性の69・8㌫、女性の59.1㌫に彼氏彼女が居ないと謂う数字が出てましたけれど、納得が行きます。あれ、でも、何故男女で、パーセンテージに差があるんだろ!?ああ、そうか、此れ、悪い男が二股掛けてるからですかね!?

でもね、僕、年寄り臭い説教になってしまって恐縮ですけれど、若いうちは無理が利きますし、体力もあるんですから、自らの見聞を広める意味でも、どんどん旅をしたら良いと思うなァ。最近は、ユースホステルなんてめっきり減った感がありますけれど、其の代わり、ゲストハウスやカプセルホテルもありますもんね。青春18きっぷは勿論健在ですし、今では、長距離高速バスも随分と充実しました。僕がオーストラリアに住んでいた時は、ワーキング・ホリデーと謂うシステムだったんですが、此れなら働きながら異国に住む事が出来まして、お勧めですよ。僕が行った頃は、ニュージーランドにカナダに豪州だけでした。其れが今では、フランスにドイツにイギリス、デンマークにアイルランドに台湾、香港に韓国にノルウェー、ポルトガルにスペインにハンガリー、まだまだあるんですが、其れだけの国に、若者を受け入れる体制があるんですよ。んもう僕、そんなに選択肢が豊富な、最近の人が羨ましいですよ、ホント。妖艶なスペイン美人やコケットリーなパリジェンヌ、或いはチャイナ・ドレスの似合う香港の美女に言葉を教わるなんて、国際交流にもなりますし、誠に結構じゃありませんか。そう謂えば僕、20歳の頃、オーストラリアの酒場で、意を決して白人女性に声を掛けたら、物の見事に肘鉄を喰らいまして悲しかったんですが、其れも経験ですし、ご愛嬌でしょ!?

閑話休題、僕、人が大業を成すには、見聞を広める意味でも、旅をする事って、必要不可欠の様に思います。其れもお仕着せのパック・ツアーでは無く、出来れば一人旅が望ましいんじゃないかしら。僕、一昨日知ったばかりで、己の無知さが恥ずかしいんですが、ヴァレリー・ジューンと謂う35歳の黒人女性シンガー、中々良いんですよ♪来月初来日だそうで、鼻に掛かった独特の歌声、20年伸ばしたと謂うロングのドレッド・ヘアー、兎に角カッコ良いんです。でね、驚きましたのが、其の音楽性の広さです。黒人ですから、ブルーズやゴスペル、ソウルやラップの影響があるのは分かります。彼女がユニークなのは、白人のカントリー・ソングも得意にしているんですね。おまけに彼女はウクレレも上手な由、今度のツアーではホノルルでのライブもありますから、ハワイアンも歌うのかもしれません。こういう黒人女性歌手って、今まで居なかったんじゃないかなァ。でね、彼女の経歴を調べた処、テネシー州のジャクソン、ハンボルド、メンフィス、ニューヨークのブルックリン、そしてロンドンと転々としていました。ジャクソンは白人と黒人が半々に住む地方都市。ハンボルドは白人ばかりの山間の田舎町。メンフィスは混血児やヒスパニックが溢れる音楽の街。ブルックリンは人種の坩堝。ロンドンは古くからの大都会でしょ。此の旅する過程で、様々な人と出会う中、彼女の音楽性が多岐に渡った幅広い物になった様に思いました。

でね、各界の著名人を見ましても、其の傾向って顕著なんですよね。例えば俳優の浅野忠信君、僕、好みでして、おっとこんな事を書くと誤解されますね。贔屓なんですが、彼は北欧と日本のクオーターだったかな、自由奔放な家に育った浜っ子でして、デビューは「3年B組金八先生」だったそうです。後の彼のフィルモグラフィーを見れば、何だか信じられない気がするんですが、日本のTVスターには興味が無かったのでしょう。海外映画にどんどん出演し始めるんですね。組んだ監督さんを列挙しますと、香港・台湾・中国・ロシア・タイ・オーストラリア・アイルランド・アメリカ・イタリア、そして今回はデンマーク人と仕事をしました。ハリウッド映画も今年で7本目の出演でして、矢張り、多くの旅と刺激が、彼を国際的なスターにしたのでしょう。

イギリスが産んだ最大の首相と呼ばれるチャーチルも、アイルランドにキューバ、アメリカにインドにアフリカ全域と、夫々住んでいました。此れが彼の知見を広めた事は間違いありません。実業界に目を向ければ、恐らく日本一の企業でしょう、トヨタ自動車の創始者、豊田佐吉翁も所謂バガボンド、放浪者だったんですね。彼の青年期は、決して1か所に留まる事が無く、兎に角各地を見て廻ったんだとか。此れ、偶然でしょうが、ドイツのマイスター制度に酷似してまして、彼の地で職人になるには必ず1年以上、修行の旅をしなくてはなりません。

僕、日本の文壇で、質・量・売上、其れらが全て揃ったベストセラー&ロングセラー作家って、松本清張と司馬遼太郎の2人しか居ないと思っています。清張先生没後25年、司馬先生没後21年が経ちましたけれど、今年、両巨頭の作品が夫々映像化されましたよね。「黒革の手帖」がTVで、「関ヶ原」はスクリーンで、僕、今更ながら、2人の巨人の偉大さを感じました。さて、其のお2人、内心はライバル視していた様ですが、接点は余り無く、まァ、ミステリーと歴史でジャンルが違いますもんね。で、此のお2人、生まれも育ちも随分と異なるのですけれど、1つだけ共通項がありまして、其れは旅好きと謂う事でした。ご両人共、国内外を網羅したと申しますか、もうねえ、ベテランのツアコン並みに飛び廻ってます。司馬先生は43巻まで続いた「街道をゆく」、清張先生は全6巻の「今日の風土記」、「密教の水源を見る 空海・中国・インド」「松本清張のケルト紀行」「ペルセポリスから飛鳥へ」、いや、どの作品も圧巻でしたねえ。と、此処まで書きましたら、何だか猛烈に、風の向くまま気の向くまま、飄然と一人旅をしたくなりました。若い男性諸君、偶には書を捨てよ、町に出よう!
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