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♡ IN THE MOOD FOR LOVE ♡

おはようございます!僕、眠りも足りて絶好調です(^^)。さて、読者の皆様は三連休はいかがお過ごしでしたか?僕、日曜日は結婚式に出席、月曜日はちょっと早いんですがお彼岸の前倒しという事で、宇佐に墓参しまして、何だか冠婚葬祭ばかりのお休みでした。さて、その結婚式は雨模様という事もありまして、少々心配でしたが、新郎新婦の願いが天に通じたのか、挙式の際には晴れ間がのぞき、とても素敵なお式でした。お2人はこれからがスタートで、人生は重き荷を背負うて坂道を行くが如し、と徳川家康が言い、BOY,YOU GONNA CARRY THAT WEIGHT FOR A LONGTIME、これはビートルズの歌詞ですけれど、人生山あり谷あり、末長く仲良く頑張って欲しいなあ、と切に願っています。僕、式で挨拶をしたせいか、そういうモードの文章になってますね…(苦笑)。

今朝、目覚めて驚いたのですが、凄まじい雨量ですね~。今年の台風はかなりの大型が多い様です。かってのアメリカでは、台風の名前は全て女性だったんですよね。キャサリンとかモニカとか二コールとか、そういう按配の命名でして、アメリカ海軍のお偉いさんが、冗談でガールフレンドや奥様の名前を台風に付けていたそうで、「台風はとても予測しがたいもので、脅威である。」と海軍司令官がのたまった由、現在では男女の名前が交互に付けられていますが、新郎新婦もハリケーンやタイフーンを起こさない様に仲良くして頂きたい、ってまだ結婚式モードですね、スイマセン…(^^)。冗談はともかく、紀伊半島でしたか、降水量が多すぎて、ダムが満杯になるまであと10㌢前後とか、土石流や洪水、河川の氾濫が無い事を祈っています。

さて、幸せなお2人の新婚旅行の行先は分かりませんが、それに因みまして、僕の最も縁の深い旅行先について書いてみましょう。僕の両親は共働き、共に重責ある立場で激務、それでも家族揃っての旅行ぐらいは、という訳で、長期休暇が取れないという時間の制限はありましたが、様々な地に連れて行って貰えました。幼い僕がホテルの一室に取り残されて号泣していたという灼熱のタイランド。両親が醤油の味付けで大喧嘩となった晩春の京都。思ったよりパッとしないマーライオンのある早春のシンガポール。南国情緒はたっぷりとありますが、ストリート1つ隔てると日本人ばかりの常夏の島、ハワイオアフ島。揺れに揺れたフェリーに乗り、漸く辿りついた梅雨の長崎五島列島。幼かった僕が、寝ている両親を尻目に、部屋の壁全体にボールペンで落書きし、全額弁償となり、首が曲がる程叩かれた都内のホテル。思い出は尽きませんが、親子3人で最も訪れた地、となりますと、やはり香港になるでしょうか。

近年は空港の場所も変わり、スリリングな離発着は無くなった様ですが、かっての香港は、九龍城と呼ばれたスラム街、貧民窟のすぐ脇にあり、違法建築である事間違い無しの雑多な建物を、すり抜ける様にランディングしていくのが常でした。まるで遊園地のアトラクションの様な入国は、異国情緒と言いますか、外国に来たなあと気分が高揚したものです。両親が生きていた頃ですから、1960年代末から80年代初頭の香港しか僕は知りませんが、まだイギリスの租借地であり、中国に返還がなされておらず、かっては日本が占領していた事もあり、世界3大金融センターの貌も持ち、中華文明とブリティッシュ・トラッドと、ほんの僅かな和風のエッセンスが混在した不思議な魔空間の趣でした。世界最高級ホテルの1つである、アフタヌーン・ティーで知られたザ・ペニンシュラ香港を見れば一目瞭然なのですが、ホテルのエントランスではロールス・ロイスの最高級車「ファントム」がお客の送迎を行いますが、少し離れた所には、中国本土では禁止されている人力車が多く控え、ギラギラした視線を感じたり、と貧富の差と混沌と猥雑が混在していました。朝食は紅茶にベーコン・エッグ、マッシュルームのソテー、焼きトマト、ブラック・プディング、べイクド・ビーンズ、マーマレードにトースト、という正統派のイングリッシュ・ブレックファースト。お昼は四川に広東に北京に上海に飲茶、僕は四川か上海を好みますが選り取り見取り、晩には、鮨にすき焼き、しゃぶしゃぶに天婦羅、なんでもござれ、胃腸も驚きますよね(^^)。街中の景観も、市電や2階建てバス、公園や競馬場は英国風、繁華街の看板は漢字、時折日本企業の広告も目立ち、そうですねえ、日本で言いますと、長崎の規模をかなり大きくし、より国際的にした雰囲気でしょうか。

母は勿論の事、女性は皆興味がおありかと思いますが、様々なショッピングでも楽しい街でした。洋服アクセサリー宝石革製品となんでもあり、美術品工芸品電化製品まで多種多様、日本よりも安価、という事もあり、両親は目の色を変えてお店を廻っていましたっけ。父は、面倒になったのか、何処に行っても、お店に入るや否や「ディスカウント!」と吠え、商売にシビアな香港人達も爆笑していました(^^)。僕、土産物店で、三国志の関羽の精巧な木彫り人形を発見、関候と呼ばれ神様となった人物でもあり、これは縁起も良いし、是非欲しいと思い、拙い英語で悪戦苦闘、何とか定価の半額にまでまけて貰い、満面の笑みで入手したのですが、暫し歩いた先に同様の人形があり、買った値段より安かったのには参りました。

映画館も面白かったですね。館内は喫煙可という事でして、珍しいなと思い入ったのですが、驚いた事に席の脇の肘掛に、大きな穴が開いてるんですよ。いよいよ映画が始まりまして、暫し後、隣の席の人が煙草に火を付けた途端、肘掛の穴から空気が大量に噴き出しました。そうです、座席にエアカーテンが付いてるんですよ!これは画期的なシステム、と驚いたんですが、空気の排出音が大きすぎて、俳優さんの声が殆ど聞こえなかったのには参りました。

近年の香港は中国に返還され、街中や空港、道路に港湾等も随分整備され美々しくなった由、景観は良くなったのでしょうが、かっての混乱の中の美とでも言いましょうか、音楽でいう様々な音の融合、フュージョンやクロスオーヴァー的な魅力は随分薄れつつある様です。

それでも、スクリーン上では、かっての香港の魅力を漂わせる一連の珠玉の作品群があるんですよ。その監督さんの名はウォン・カーウェイ、1958年上海生まれ、63年に香港に移住、88年に初メガフォンを取っていますから、僕がしばしば滞在していた頃の退廃的で混沌、活気のある香港が、彼の映画にはよく顕れている様に思います。そして、この複合的な文化で育った監督ならではですが、男性同士の恋愛模様を描いたカンヌグランプリの傑作「ブエノスアイレス」での官能的なアルゼンチン・タンゴの挿入の上手さ、「花様年華」、英題は、IN THE MOOD FOR LOVE、での、キューバン・マンボの使用、香港を舞台としながら全く違和感を感じさせない演出、トニー・レオンの森雅之を想起させる色悪ぶり、マギー・チャンの清楚ながら艶っぽい演技は、一見の価値あり、と僕は思います。

新婚旅行の話から随分ズレましたが、本当にどこか行きたいですね…。まあ、あと数日頑張ればまた3連休、今度こそどこかに行きまっせ~!?
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