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kong : skull island

夏の土 ふかく曇れり ふところに 蝉を鳴かせて わらべ行きたり、読者の皆様、おはようございます。いやまァしかし、熱帯夜と申しますか、僕、昨夜は2時半頃に目覚めてしまいまして、しとどに汗をかいている始末、ホントに暑いですよね。風好む かたちにまとひ 夏衣、せめて風でも吹けば少々楽になるんでしょうが、此処大分はずうっと無風状態、しかもじっとりと湿気を含んだ重苦しい空気でして、何だかもう、此の国は亜熱帯になって来た気がします…。だって、バンコクとかクアラルンプールを思い出す様な天気なんですもん。此れ、夜中にでもエアコンのタイマーを入れないと、安眠出来ない気がしました。せめて此の湿気だけでも無くなれば随分楽なんでしょうが、僕、些か痩せて来た様にも思いますし、いっその事、早く秋にならないかしらん…。

其の暑さや湿気と同様、政界の与野党も、閉塞状態と申しますか、何だか重苦しい雰囲気であります。民進党の蓮舫党首、自民党の稲田防衛大臣、共に辞任の由でして、此のご両人、揃って実力不足は否めませんでした。蓮舫党首は、党を率いるリーダーシップ、ガバナンス、マネジメント、全て欠如していた様に思えます。稲田大臣は、覚悟が足りず失言を繰り返し、見識も欠如していた感があります。社会学には、ピーターの法則と謂う言葉があるんですね。「人は、能力の極限まで昇進する。従って、有能な社員は、昇進した途端無能になる。」と謂う法則でして、何ともシニカルですけど、一面では真理かも。でね、其れを解決するには、「新たな地位に就ける前に、充分な訓練を受けさせ、資質を試してから昇進させるべきである。」ですって。蓮舫党首は、大臣の経験はありましたけれど、所謂党務、幹事長や総務会長や政調会長に国対委員長など、やった事がありませんもんね。稲田サンの場合、大臣になる前から失言やスキャンダルがありましたから、此れは単なる依怙贔屓、人選ミスでありましょう。かっての自民党は、党3役に加え大臣を経験しなければ、総理総裁の資格無しと謂う不文律がありましたけれど、今ではそんなルールも雲散霧消、先のピーターの法則の通りになっていると謂う訳です。民進党に至っては、代表経験者が皆、離党やら左遷やら追放やら、不遇な立場に追いやられるという冷血ぶりでして、組織運営のイロハすら分かっていない気がしてなりません。民進党は分党だ、と謂う極論まで出ている始末でして、でももう、そうした方が良いかもしれませんね。しかし、自民党の方が其処は一枚上手でして、どんなに駄目なリーダーでも、一致団結して支えようと謂う姿勢だけは変わらないですもん。まァ、利権やしがらみも大きく絡んではいるんでしょうが、組織ってそういうもんと思うなァ。例え異論反論があったとしても、皆で話し合って決めた事はきちんと守る、此れが大人の考えでして、民進党は其れすら出来ないんですから、もうお手上げでありましょう。

閑話休題、こんな事を書いていたら、益々暑くなる気がしますから、お話を変えまして、僕、欧米のクリエイターって、政権批判だろうと何だろうと、正々堂々と自分の意見を述べる訳で、心から尊敬するんですよ。将に今日、日付が変わったばかりの深夜1時に、ローリングストーンズのミック・ジャガーが、新曲を2曲リリースしました。ミックももう、御年74歳でして、去年でしたか、20代の女性との間に子供を作っていたのには脱帽でしたが、其れはさておき、此の「ガッタ・ゲット・ア・グリップ」「イングランド・ロスト」の2曲、中々ファンキーでカッコ良いです♪必死にヒアリングした処、前者の曲は難民問題を、後者の曲はEUやイングランドの事を唄っていまして、社会批判に溢れ確固たるメッセージがあり、いやァ、まだまだ現役バリバリだなァと感心しました。そして、御年87歳のクリント・イーストウッド監督、彼も又45歳下の女性とお付き合いしていまして、其れはさておき、彼の新作は、フランス行きの電車で起きた国際テロ事件を題材にしたんですが、此れ、ベイスド・オン・トゥルー・ストーリー、実話なんですね。僕、吃驚したのですけれど、クリントの映画は当然全世界で公開されるんですが、其の大作に、主役の3人が全員素人なんですって。先のテロに巻き込まれ、事故を未然に防いだ3人が居るんですが、驚くべき事に、彼らを本人役で其のままキャスティングしたんですよ。いや~、僕も長く映画を観続けていますけれど、こんな大胆なキャスティング、記憶にありませんもん。相当リアルになる事は間違い無いでしょうし、御年87歳にして新たなチャレンジに挑むなんて、脱帽かつ最敬礼、恐れ入りましたm(__)m。

さて僕昨日、時間がありまして、購入しておいたDVDを、漸く観る事が出来ました。「キングコング 髑髏島の巨神」でありまして、劇場公開中、是非観に行きたかったんですが、どうしても時間が取れず、泣く泣く諦めたんですね。で、昨日、やっと観れたのですけれど、「キングコングなんて、もう8度目の映画化で新鮮味も無いし、どうせ子供向けだろ」と馬鹿にする事勿れ、此れ、傑作でありました。先ず、劇中の風景が絶品です。全て本物を撮影した由でして、ハワイにゴールドコーストにベトナム等々、人跡未踏の絶海の孤島が、巧みに表現されています。まだまだ世界は広いと痛感しましたねえ。そして、キャスティングは、トム・ヒドルストンら若手スターから、サミュエル・L・ジャクソン等の演技派までズラリと勢揃い、隙がありません。そしてね、監督さんのインタビューを読みましたら、此の人、完全なるオタクらしく、日本趣味が満載なんですよ。エバンゲリオンからジブリから、邦画のアニメのエッセンスがちりばめられていまして、僕達日本人には相当観易いんじゃないかしら。又、ベトナム戦争映画の白眉である「地獄の黙示録」に対するオマージュもあり、古くからの映画ファンなら、思わずニヤリとさせられるのは必定でしょう。そして僕、全く知らなかったのですけれど、此の「キングコング」、なんとシリーズ化する由でして、ハリウッドが東宝とタッグを組み、ゴジラからモスラからキングギドラから、最新のCG技術でリメークするそうなんですよ~。ううん、此れは万難を排して劇場に足を運ばねば♡

でね、これ等の異形の怪獣達って、全て暗喩があるんです。ラドンやゴジラ、ガメラやモスラは、核が深く関連していますでしょ。キングギドラは八岐大蛇から来ていまして、此れ、どうやら古代出雲の象徴なんですね。即ち、反体制であり滅ぼれた国の亡霊でありましょう。ヘドラは勿論、公害や産廃が産んだ産物です。大魔神は一揆のメタファーでしょ。さて、キングコングですけれど、僕、とっても興味深いのは、アメリカ社会の不安を体現したキャラクターと謂う事なんですね。最初に映画化されたのは、1933年ですから昭和8年、どうやら当時のコングは、「世界大恐慌による失業者の群れ」であり「白人社会を脅かす黒人」と謂うイメージでした。次のキングコングの映画化は、ベトナム戦争が終わった年でしょ。次の次のコングは、1986年、冷戦が終わりつつある時です。2005年のコングは、エンパイア・ステート・ビルで殺される訳で、此れ、9・11テロに酷似しているんですよね~。そして今回のコングですけれど、時代設定はベトナム戦争終結直後の1973年にはなっていますけれど、どう観ても、現代アメリカ社会の批判になっているんですね。劇中、「世界の警察アメリカの是非」や、「アメリカの正義とは何か?アメリカのアイデンティティとは何か?」と謂う問いかけが頻りにあるんですよ。劇中、多様性を大事にする人達と、アメリカアズNO1と謂う考えの集団と、真っ二つに分裂しますしね、此れ、トランプ大統領の是非を問うている気がしてなりませんでした。

本作のキングコングは、人智を超えた存在として扱われているんですね。僕、間違った解釈と笑われるかもしれませんが、人間はコングに全く勝てない訳でして、即ち絶対神でありましょう。ですから僕、今回のコングは、エホバでありアラーでありヤハウェ、そう思いました。即ち、イスラム教もキリスト教もユダヤ教も、同じ神様を拝んでいる訳で、謂い方や解釈が違うだけでして、ですから、此の3つの宗教の聖地は、全てがエルサレムで同じでしょ。

いやあ、我流の解釈でお恥ずかしいのですけれど、話が映画やボクシングや野球となりますと、ついつい熱くなりまして、大変恐縮致しましたm(__)m。其れでは皆様、暑い日が続きますけれど、水分補給にはお気を付けになって、素敵な週末をお過ごし下さいませm(__)m。其れでは又来週お会いしましょう。ごきげんようさようなら(^.^)/~~~
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