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吹けば飛ぶような

おはようございます。さて、今朝の朝日新聞によりますと、原発事故による土壌汚染で、最大で福島県の7分の1に当たる面積を除染しなくてはならない、との試算が出た由、東京ドーム80杯分の量だそうです。僕、その見解について、早速咬み付きたくなりました。所謂ホット・スポットの存在をまるきり無視してますもんね。ネットを少し調べれば、誰でも分かる事ですが、民間人有志の方々や雑誌社、フリージャーナリストの皆さんが、ガイガーカウンターを持ち関東全域の放射線物質を計測、その写真や数値を連日アップしています。埼玉県、群馬県、神奈川県、千葉県、東京都、何十か所もホット・スポットが点在しているんですよ。その情報はテレビや新聞では決して流れず、子供達が平気で外で走り回っています。あの~、政府のお偉いさん方、福島県だけで無く、近辺の東北の県や関東は除染しなくていいんですか!?皇太子様のご家族が避暑地として行かれた、那須塩原の地は、かなり高い放射線濃度を記録していましたが、宮内庁は何してたんでしょうね(怒)。凄いのは自民党の石原幹事長です。「民間人にはガイガー・カウンターを持たせるな。」とNHKで発言した由、アンタらが信用出来ないから、国民が自衛手段として調べてるんでしょ!!全く、こんな○○を生んだ親の顔が見たいですよね(^^)。ああ、そっか、親は都知事でしたね、この大不況を抱えて、都内も放射能で汚染されているのにオリンピックを誘致しようとしている人ですね、このヒトが親ならば息子さんの大○○発言も妙に納得です(^^)。

私事ですが、父が千葉出身でしたから、僕の本籍は千葉県です。僕、大分で生まれ育った千葉県人なんですね。それ故に、幼い頃からしょっちゅう関東には遊びに行っていました。都内は勿論数えきれない程ですし、当然千葉県内の観光地は網羅し、日光に山中湖に横浜に箱根伊豆、先に挙げた那須塩原に水戸に高尾山に鎌倉と、両親との楽しい思い出が沢山残っていますが、2人とも既に亡くなっていますので、もう3人で旅する事は叶わない訳です。

僕、かって仕事で千葉県に数年住んでいた事もありますし、友人知人親戚も関東在住者が多く、個人的にも、この東日本全域を巻き込んだ放射能汚染は決して許されないと強く思います。そこに住む人々は、生活を、思い出を、そして生命まで奪われたんですよ(怒)。僕の本籍地である、千葉県の大網白里町という九十九里浜に近い鄙びた田舎町では、そこから産出された茶葉からもセシウムが検出され、出荷停止になりました。一所懸命に茶葉を育てた農家の方々に、何の罪があったと言うんでしょうか。東京電力、菅政権の皆さん、官僚の皆さん、アナタ方は生涯を懸けて、東日本全域の住民に償う必要がありますし、必ずや、歴史から後世の人達から世界中の人々から断罪される事でしょう。まあ、現世においても、情報隠蔽の罪で告訴される可能性も高いですがね。首を洗って待っていなさい!

怒りも段々収まって来ましたし、今日は亡き父も大好きだった将棋の駒の話を。父は天性の天の邪鬼でいじめっ子の性格で、僕に将棋を教えてくれたのですが、口八丁手八丁の棋風で、何時もこてんぱんにやられてしまうのが常でした。「お前、弱いなあ。考えて考えてその程度か。」「何だ、その手は。蛙の面に小便だ。」等々、散々言われっぱなしで悔しかった僕は、将棋の本を買い求めては繰り返し読み、生家の近くにあった将棋会所に足繁く通い、学校でも強い人がいると聞けば指してもらい、めきめきと強くなりました。ところがそれでもギリギリの所では父に勝てなかったんですね。状況が変わったのは、オーストラリアで1人で数年間暮らし、帰国後に職に就いてからでした。すっかり将棋とは離れた日々だったのですが、その日を境に、父には滅多な事では負けなくなったのです。恐らく、海外在住中や職に就いてから将棋からはすっかり離れていたので、棋力は寧ろ落ちていた筈です。精神面で大きく成長した事、それがどうしても勝てなかった父の壁を超えられた理由なのではないでしょうか。為しに段位の試験を受けましたら、割と簡単に、日本将棋連盟の正式な三段の免状が貰えましたもんね。

さて、勝てなくなった父は、将棋を指そう、とは滅多に言わなくなりました。将棋の盤や駒に良いのがあるんだよ、とお互いが傷付かない様に勝負の話題にはならなかったですね。少し寂しい気もしましたが、知れば知る程、将棋の盤や駒とは、素晴らしい伝統工芸の世界でした。

まず盤ですが、カツラ、イチョウ、ヒノキ、ヒバが使われていますが、やはり一番はカヤでしょうね。大きさは六寸から八寸がちょうど宜しく、厚みも充分。僕、将棋盤を作る職人のドキュンメンタリーも見たり、宮崎の製作所を実際に見学し、話を伺った事があるんです。樹齢の適した木を切り出すのも大変なんですが、いざ升目の線を引く様は、鬼気迫るものがありました。夕暮れ時からかがり火を焚き、夜を徹して斎戒沐浴、精神集中をし、明け方頃、何の線も引いていない木に、裂帛の気合いと共にいきなり日本刀をあて、線を引いていくのです。その線は寸分狂わず、職人芸とはこの事だな、とほとほと感心しました。

そして駒です。やはりツゲの木に限ります。僕の好むのは鹿児島産の薩摩黄楊でして、数千年の樹齢を誇る様な木には、何とも言えない色合いがやはり素晴らしく、気品や威厳すら感じさせます。木目によって種類が多岐に渡るのですが、虎斑と呼ばれる虎の斑点の様な模様あり、孔雀杢と呼ばれる孔雀が羽根を広げた模様あり、木の柾目がやや赤いものは赤柾、糸の様な柾目は糸柾と呼ばれ、いずれも貴重なものです。また、書体も幾つもあるんですよ。昇竜、源兵衛清安、錦旗、水無瀬、古水無瀬、巻菱湖と何れも格調高く見やすい文字で駒を表現しているんです。勿論、このレベルの駒になりますと、盛り上げ駒と呼ばれるものでして、駒の字、例えば王将と小刀で掘り、そこから何度も漆を塗り込み、何重もの層を作り、字そのものが漆により盛り上がっているんですね。古水無瀬の虎斑なんてたまりませんよ~。

大分の東洋ホテルが完成した際、こけら落としとして、プロ将棋選手権の最高峰の1つである、竜王戦を誘致した事がありました。僕、喜び勇んで早速観戦に出かけたんですが、時間帯を間違えた上に、関係者に間違えられ、NHK衛星放送で世界中に放映されている対局室に通されちゃったんです。幸い、お昼の休憩時間でして、誰もおらず、事無きを得て一安心だったんですが、そこに置かれてあった盤駒は、色合、風格、気品、格調、艶っぽい色気まで感じさせるもので、暫し見とれてしまいました。

さて、このクラスの盤、駒、そして取った駒を置く駒台まで揃えますと、そうですねえ、1千万は下らないと思います…。よお~し、年末のジャンボ宝くじが当たりさえすれば…(^^)。
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