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悪党 

いや~、此処九州では、明日までは豪雨の由、来週からは本州もかなり降るそうですし、読者の皆様、充分にお気を付け下さいね。豪雨って、積乱雲や地形の影響に加え、そして地上と上空の温度差が激しい時に起こる由、こうなりますともう、人智ではどうしようも無い訳で、天気予報をまめに見るしかありません。繰り返しになりますが、皆様どうぞお気を付けて。今回の豪雨の犠牲者のご冥福を心からお祈りしますし、もう此れ以上、被害が出ない事を切に祈っています。

さて、僕、此のお天気の様に、何だか暗澹たる気分なんですよ…。アメリカのフォーリン・アフェアーズ、イギリスのネイチャー、共に創刊以来1世紀前後の歴史を誇る、世界的な権威のある雑誌です。フォーリン・アフェアーズは政治や外交、ネイチャーは科学全般を主に取り上げているんですが、此の両誌が、日本についての研究を揃って発表しました。何と、殆ど同じ内容でして、「日本の大学教育の失敗」がテーマなんですって…。21世紀に入ってから、日本の大学の劣化は凄まじく、此れ、先進国では唯一の例だそうです。海外メディアの研究対象になっているとは、本当に恥ずかしいと思いました。まァ、実際、高校生以下の教育を施している大学もあると仄聞します。でもね、此れ、どうして大メディアは取り上げないんでしょうか。今後の日本を背負って立つ大学生達が、こんな状況だと大問題と思いませんか!?そしてね、此れまた悲しい話なんですが、経済誌のプレジデントに依れば、日本の若者の自殺率は、此の20年間、ずうっと上がる一方だとか。自ら命を絶つのは、男性が圧倒的な上、其の総数は先進国ではぶっちぎりのトップの由、識者曰く、其の理由は、「此の国には希望が無いからでは」ですって…。確かに、原発の再稼働、東北の復興、年金、赤字国債、TPP、経済格差、少子高齢化と、問題は山積してますもんね…。

でね、此れまた哀しい話なんですが、都心部にタワー・マンションってありますよね。所謂億ション、超高額なマンションな訳ですが、其処で夜な夜な、独身男性達が女性達を招き、ホーム・パーティを開いているそうなんですね。羨ましいな~と感じる方も多いとは思いますが、ところがどっこい、高収入な男性ではあるのですが、高飛車だったり会話が下手だったりギラギラしていて、ちっとも上手く行かないんだとか。あ~あ…。

僕、全然モテませんけれど、矢張りねえ、収入も勿論大事ですが、一緒に居て気が合うとか楽しくなくては、カップルになるのは難しいでしょう。価値観が同じであり、誠実さや謙虚さ、思いやりや優しさが大事なんじゃないかしら。優しさと謂っても、女性のバッグを持ってあげるとかでは無く、もっと本質的な根本的な事ですよね。其れも無く、ただただガツガツしていては、女性に好かれる筈もありませんよね。日本男児達よ、頑張れ!

尤も、かっての明治期や、高度経済成長の頃の様に、刻苦勉励すれば、末は博士か大臣か、皆が坂の上の雲を目指していた時とは、時代が違いますもんね。どうも、生まれた家に資産があるかどうかで、人生が決まってしまうのが平成の今な訳で、僕、こんな社会って間違っている、声を大にして謂いたいです。だって、かっての日本は或る意味非常にフェアでして、極貧の家に生まれようとも、其の人の努力次第で立身出世が可能でした。其れが今では、お金が無ければ塾にも行けず、難関大学に受かる事も難しいでしょ!?しかも、学生さんが都心で生活するには、お金が必要な訳でしょ。ホント、政府は何をやってるんですかねえ。権力者のオトモダチだけが得する社会って、不条理かつ不公平と思いませんか!?

一昨日かな、朝日新聞を読んでいましたら、面白い記事が出ていました。今の日本は、鎌倉幕府が崩壊して行く過程に近いのでは、と謂う意見なんですね。本郷和人東大教授のお考えでして、先生は日本の中世史を専攻されておられます。さて、先生の説に依れば、鎌倉幕府には2つの潮流があったと。先ずは幕府の直属の部下であります、超エリートで富裕層である御家人の人達。もう1つは、其れ以外の武士や農民や商人です。其の2つの派は激しく争うのですけれど、結局は御家人達が権力闘争に勝利したと。鎌倉時代の人口は500万人に満たなかったそうですが、御家人って、3000人ぐらいしか居なかったそうです。しかもね、此の御家人達に極めて有利なシステムになっていまして、土地を売っても無償で取り返す事が出来るんですって。そんな無理無体な政治が上手く行く筈も無く、不満を持った人達が全国で蜂起、鎌倉幕府は倒されます。一部の特権階級のみが、多大な利益を貪れる、うう~ん、確かに今の時代に似ているかも!?

でね、此処からは私見なんですが、僕、鎌倉幕府を倒した人達に注目したいんですよ。後醍醐天皇の元に有為な人材が結集したんですが、此れ、誠に興味深いのは、其のメンバー、あらゆる層から集結しているんですね。足利尊氏や新田義貞、結城親光に北畠親房らは、折り目正しい血筋の、有力な武将達でした。そして、後醍醐天皇が決起する前は、隠岐の島に流されていたのですけれど、其れを救ったのが名和長年、彼は多くの船を持つ商人と謂われていますが、どうも海賊に近い感じなんですね。千草忠顕は公家さんであり、各地の豪族を連携させた外交官であり、宴会とお酒と女性が大好きだったとか。安東蓮聖、此の人は坊主なんですが、どうやら大分の産、瀬戸内海一帯を治め、金融のセンスに非常に長けた金満家でして、恐らく反幕府軍のスポンサー的な役割と思われます。そして楠木正成ですけれど、彼は大阪の土豪でして、山中に籠りゲリラ戦を展開、1000人の兵で、8万の幕府軍を散々に打ち破りました。此の楠木一族、どうやら忍者や山賊や能楽者の系譜でして、道理で奇襲が上手い筈です。さて、彼らは「悪党」と呼ばれているんですね。此れ、悪と謂う意味では無く、既存の権威には決して屈しない、自立自尊の武装集団の事を悪党と呼んだ訳です。後醍醐天皇の元に、正規の侍や商人や海賊や坊主、山賊に忍者や役者に貴族らが結集、各界の叡智を結集、傲慢な幕府を見事倒したんですね。最大の英雄の1人でもある楠木正成は、皇居外苑の二重橋に銅像が飾られており、今尚、天皇家を守護しています。

僕、此の乱れたご時世を一新するには、優れた先人達の知恵に倣い、各界各層の人達が私心無く協力し合うしか無いと思います。現代はツイッターにフェイスブックにネット、瞬時に情報共有出来るツールがある訳で、僕達日本人は元々優秀なんですもん、皆が協力すれば、此の国を直ぐに立て直せますよ!!

段々とまた、雨も激しくなって来ましたけれど、皆様、行楽に出掛ける際は傘を忘れず、安全第一で行動されて下さいね。其れでは又来週お会いしましょう。ごきげんようさようなら(^.^)/~~~
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