♪ 長崎ぶらぶら節 ♪

空梅雨も ものともせずに 花時計、自作の駄句で恐縮ですが、僕、時計は大好きでして、親友のMさんも当院のO事務部長も同好の士でして、話が合うんですよね~。僕、随分前のモデルの、ブライトリングのスーパーオーシャンのクロノグラフを愛用していますけれど、此れは一生使う心算です。此の時計、とっても味があるんですが、何せ手巻きでしょ。3年に1度はオーバーホールに出さねばなりません。精密機器でもありますから、一度分解して掃除する必要があり、其れに数か月掛かるんです。だから、もう1本予備で欲しいんですよねえ…。

007のジェームス・ボンドが愛用したのはロレックスかオメガ、此れも良いですよね。本邦ならば、天賞堂のムーンフェイズも、セイコーの懐中時計も素敵です。又、ドイツの潜水艦乗りが愛用していた物を復元した、U-BOATと謂うスイスのメーカーの時計を買おうかどうか、相当迷い、結局購入しないまま今に至っています。一瞬だけ、フランクミューラーを買おうかとも思いましたが、余りに遊び人のイメージが強過ぎ、此れは早々に断念しました。だって、石田純一が使ってるんですよ~。僕、あんな二枚目の優男とは正反対、とても似合いません…。昨日、新聞を見ていましたら、ブルガリの時計がありまして、此れ、カッコ良いんですよ~♡僕、ブルガリってギラギラのイメージがあり、どうも好きになれないんですが、此のモデル、僕のこよなく愛するラグビー仕様なんですね。世界一の強さを誇る、ラグビーニュージーランド代表、オールブラックスと提携、全て黒でまとめたスタイリッシュな時計です。文字盤は、マオリ族のトライバルタトゥー、即ち闘う男達の刺青をイメージしていまして、見事な文様が入っています。裏にはオールブラックスの象徴のシルバーファーン、美しいシダのマークが刻まれていまして、うう~ん、此れ、欲しいッ!でも、100万を超す由でしてとても無理、あ~あ…。仕方がありませんから、ラグビー日本代表のオフィシャル・スポンサーの、シチズンの時計を買おうかしらん。五郎丸選手も使っているアテッサと謂う時計、此れ、かなりの優れ物なんですよ。室内の光で充電、軽い上に耐久性は充分、そしてGPS機能がありますから、世界の何処に居ても勝手に時刻を合わせてくれるんですね。

こんな事を書いていたら、益々時計が欲しくなります。僕の亡父はコレクターっぽい処がありまして、「日本で買うなんて馬鹿だよ!」とマカオや香港で時計を購入するのが常でした。只、目利きではありませんから、紛い物を掴まされる事ばかりでして、其れも其の筈、お店に入るや否や、「ディスカウント!」を連呼するんですもん。お店の人は大爆笑してましたが、それじゃあ良い時計を出してくれませんよね。只、確かに香港もマカオも、時計の品揃えは大した物でして、日本よりも安く買える事は間違いありません。と謂う訳で、以前の拙ブログでは香港については何度か触れましたので、今日はマカオのお話を。

僕が両親と共にマカオを訪れていたのは、今からもう30年以上前になりますか。往時渺茫、月日の流れるのは本当に速い物と痛感しますけれど、当時のマカオって、香港と較べますと寂れきっていて、物悲しさしか感じませんでした。此れ、香港はイギリスの、マカオはポルトガルの植民地でしたから、宗主国の経済力の差をひしひしと感じましたもんね。香港は家族連れでも遊べるイメージでしたが、マカオは鉄火場、博打の雰囲気でして、僕、カジノにも行きましたけれど、大層ガラが悪かったですもん。そうそう、珍しい事に、ドッグ・レースがありまして、人を乗せないだけで後は競馬と同じなんですが、此れも夜に開催されますからね、ワンちゃんでお金を賭けるなんて、何だか背徳的な感じがしました。さて、現在のマカオはすっかり近代化を遂げまして、多国籍企業が投資してますもんね。ザ・ベネチアン・マカオ・ホテルなぞ、世界最大のカジノ・リゾートですもん。

此のマカオ、現在は中国領ですけれど、先に触れた様にかってはポルトガルの植民地であり、長崎との交易を通じて日本とも縁の深い場所です。そして、ポルトガルは海洋国家であり、大航海時代には7つの海を制覇した訳で、インドやブラジル、アフリカや東南アジアにも拠点を持っていました。僕、つくづく思いますのが、其の混沌を表しているのが、マカオ料理だと感じるんですよね。マカオ料理には、上記の国々の要素が全て詰まっていまして、満漢全席と申しますか、食べていて楽しくなるんです。

例えばハトを食べるのもそうでして、此れ、エジプトの名物なんですが、マカオではポピュラーなメニューです。中国では余り縁の無い鱈の料理があり、カレーがあり、お粥があり、パパイヤをサラダにし、ココナッツミルクのお菓子があり、モツ煮込みに胡麻団子にチーズ、釜飯にアヒル料理にグラタン、鰯の塩焼きにムール貝のにんにく炒めに豚の耳、ビーフンにブラッド・ソーセージにオリーブに魚醤、いやあ将に百花繚乱、非常にバラエティに富んでいた事を思い出します。そうそう、其れを食しながら飲むのは、アルコール分を強めたポルトワイン、ポルトガルのお酒でして、或いは中国の紹興酒、はたまたインドネシアのビンタンと謂うビールだったりして、もうねえ、どれをチョイスしたら良いのか、将に混沌でありました。

でね、僕、帰国して長崎で清遊した際、卓袱料理を頂いて驚いたんですよ。ハトシと謂う、海老のすり身をパンに挟んでカラリと揚げた一品が出たんですが、此れに酷似した料理を、マカオでも台北でも食べたんですね。恐らく、大航海時代にイースト・ミーツ・ウエスト、東西の文化が混じり合い、其れが食にも大きな影響を残したのでしょう。航路に従って、様々な料理が伝播し、アレンジされ、馴染んで行ったんでしょうねえ。実際、長崎の卓袱料理で出る物って、豚の角煮は中華ですし、お刺身にお吸い物やお汁粉は和食、海老のローストは欧州、先のハトシは東南アジア系、そう、先のマカオ料理に良く似てるんですよね。僕、親友のMさんが長崎の出身でして、彼の案内で同地を清遊した際、出島で屏風絵を見せて貰ったんです。江戸時代の長崎くんちを描いた作品でしたが、其処にはオランダ人、中国人、韓国人、黒人、日本人が居り、皆が楽しそうにお祭りを楽しんでいまして、僕、心の底から感銘を受けました。矢張りねえ、敵対より融和、差別より寛容、嫉視より共感ですよ。マカオ料理や卓袱料理の様に、皆が仲良く出来たら素敵ですよね♡

とまァ、此処まで書きましたら、俄然お腹の虫が鳴り出しましたけれど、少々早いけれど、お昼に行って来ようかな。其れでは皆様、益々暑くなりそうですが、素敵な週末をお過ごし下さいませ(^.^)/~~~
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