FC2ブログ

☽☆ 月の砂漠 ☽★

此処大分は、昨日とはうってかわって綺麗に晴れつつあります。明らみて 一方暗し 梅雨の空、今日は湿気が残ったままで強烈な日差しの由、蒸し暑くなるんだろうなァ、トホホ…。今宵は僕、会食の予定がありますけれど、長く暑い夜になりそうでして、頑張らなくては!とりあえずウコンでも飲んでおこうかしらん。

今朝、ニュースを見ていましたら、将棋の中学生プロの藤井4段、デビュー以来無傷の23連勝だそうで、此の麒麟児は何処まで勝ち続けるのか、楽しみではあります。羽生名人が、棋界の第一人者の地位を守り続けて30年近くになりますけれど、無敵に見えた其の牙城も、藤井4段により、とうとう崩れ落ちるかもしれませんねえ。彼の23連勝は素晴らしい大快挙ですが、プロ野球のジャイアンツの12連敗、こりゃ頂けません。僕、ジャイアンツのファンではありませんで、ざまあみろと謂う気もあるんですが、自他共に認める球界の盟主が此の体たらく、何だか淋しい気もするんですよね。スターティング・メンバーを見ていますと、ベテランばかりがズラリと並びまして、若手の台頭はちっとも見られず、世代交代に完全に失敗した感があります。腰を据えて数年間、辛抱強く若手を育てるしか無いんじゃないかしら。でもね、資金力からブランド力から伝統から、一目置かれる存在である事は間違いありません。何れ勝ち出すでしょうし、高橋監督も辛いでしょうが頑張ってね。僕の贔屓の阪神も、82年でしたか、10連勝で首位に立ち、今年こそもしかしてもしかすると優勝かもと思わせて11連敗とかありましたもんね…。92年もそんな感じだったなァ…。

さて、今年のプロ野球のペナントレースは、どうやら両リーグとも三つ巴の様相を呈して来ました。セントラル・リーグはカープ、タイガース、ベイスターズ。パシフィック・リーグはイーグルス、ホークス、ライオンズ。将に三国志と謂った感がありますけれど、今朝、日経ビジネスを見ていましたら、「新石油三国志」なる記事がありまして、フムフムと読んだんですよ。どうやら、アメリカ・ロシア・サウジアラビアの産油国3国が、数十年も微妙な関係を保ったままであり、其れは未だ暫くの間続くであろう、との記事でありました。イランの首都テヘランではISによるテロが起きたばかり、そして中東諸国は仲間である筈のカタールと断交するなど、相変わらずアラビア半島は too hot な感じです。

話を戻しまして、此処からは僕の解釈なんですが、「石油三国志」における、先ずはアメリカの立場から行きましょうか。アメリカの原油の産出は落ちる一方でした。そして、世界一の原油産出量を誇る中近東を押さえる為にも、サウジアラビアと親密かつ緊密な関係を長年続けて来たんですね。ところが湾岸戦争の勃発、そしてビンラディンはサウジ出身でありまして、其処からアメリカの見方がガラリと変わった様に思えます。ビンラディンの一族は、代々サウジ国内の米軍基地の建設を請け負い、巨万の富を得た訳ですから、アメリカからすれば、飼犬に手を噛まれた、手酷く裏切られたと謂う思いは人一倍でしょう。しかも、アメリカはシェール・オイルの大増産に成功、かっての様に中東に頼らずとも良くなった訳です。其の結果、今までのサウジへの協力的な姿勢から、支配者的な立ち位置に変わりつつある様です。

お次はロシアです。プーチンの究極の目標はアメリカの打破でありましょう。従来、ロシアとサウジは犬猿の仲でした。しかし、上記のアメリカとサウジの微妙な関係をいち早く察知したんですね。世界一の原油があり、欧州にもアフリカにも近く、インド洋経由でアジアにも進出出来る中東は、地政学的にも軍事的にも要衝です。ロシアが中東を味方に出来れば、大変なアドバンテージになりますもんね。結局今では、ロシアとサウジは非常に親密な関係となりつつあり、両国の大臣が行き来し、原油価格の調整やアジア市場での協力等々、頻りに話し合っているとか。近々、サウジ国王がロシアを訪問しそうですもんね。

そして、鍵となるのはサウジでして、此の国の最大の強みは、矢張り石油です。産油量も埋蔵量も世界一、しかもね、驚くべき事に、掘れば直ぐに石油が出る様な土地柄でして、採掘の費用も全然掛からないんですって。ですから、本気になって採掘すれば、石油市場はサウジ1国で決められるぐらいなんです。其のポテンシャルがあるが故、税金無しで国が運営出来るんですよね。あ~、羨ましい。ただ、サウジは中東には珍しく親米国であり、其れは国民や近隣国には大いに不満でしょう。ですから、国民の不満を逸らしつつ、アメリカの顔を立て、ロシアとも上手くやり、と謂うのが本音でしょう。そして、原油の産出量や値段を調整し、世界中で石油を使って貰い、自国の経済を安定させる、此れをスイング・プロデューサーと呼びますけれど、其れがサウジの国策なんですね。何とまァしたたかな、と思いますし、何十年後には、ロシアもアメリカも共倒れ、最後にサウジが勝ったりして…!?

其の可能性は幾ら何でも薄いとは思います。でもね、中近東では唯一になるのかな、サウジは欧米の植民地になっていないんですよ。サウジの歴史を振り返りますと、比較的若い国でして、建国から未だ100年経っておらず、昭和の初めにサウジアラビア王国と名乗りました。さて、其のサウジを建国したのは初代国王サウードさん、日本ならば明治時代の人なんですが、彼は非常に苦労してのし上がった、何だか戦国武将の様な人なんですね。元々サウジ周辺には、サウード王国があったのですけれど、2度、滅亡の憂き目に遭いました。サウードさんは其の末裔でして、身長は2㍍を超す巨漢、怪力であり武勇に優れ、カリスマ性に満ち溢れ、外交能力に長け、智謀の人でもあったとか。写真が残っていますけれど、人懐っこい良い顔をしてますもん。さて、サウードさんは22歳で挙兵、僅か40人の兵を連れ城を占領、此れで一躍名が知られました。ところで、サウジと謂う国は多くの部族が砂漠に点在しています。此れを統一するのは、並大抵のやり方では難しいでしょう。其処でサウードさん、時にイギリスやアメリカの力を借りながら、敵対する部族は殲滅、味方になる部族とは婚姻と、硬軟織り交ぜて国を統一するんですね。統一後も、米英と付かず離れず、上手く関係を築きながら、順調に国を発展させました。そして、アラブでは血族を特に重視しますから、サウードさん、150もの部族の有力者の娘さん達と結婚し子供を産ませた由、ネッ、戦国時代みたいでしょ!?しかしサウードさん、凄まじいヴァイタリティですし、何だか小池一夫先生の漫画に出て来そうな豪快な方ですよねえ。

世界は広い、つくづくそう思いますけれど、今でもプーチンやトランプって、或る意味怪物な訳で、歴史を振り返れば先のサウードさんの様な人がゴロゴロ居ました。日本が彼らと伍して行くには、矢張り其れに負けないだけの人物に、此の国の舵取りを任すべきでしょう。現総理は、器量と能力と魅力、見識に人格と人脈を兼ね備えているのか、皆さん、どう思われますか!?
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR