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実は僕、土曜日からずうっと、左の奥歯がしくしくと痛みまして、じっと我慢の子、漸く収まっては来たのですけれど、矢張り今日、歯医者に行くべきですよね…。此れ、他人様が「歯が痛い」ならば、「直ぐに受診した方が良いよ」と謂うんですが、自分の事となりますとどうも尻込みするのは何故なんでしょう。其の昔、「リトルショップオブホラーズ」と謂うブラック・コメディの映画がありましたが、其処に登場するのがサドの歯医者さんとマゾの患者さん、凄い設定ですけれど、凄まじい器具を使って、まァ痛そうな治療をするんですよね~。其の印象が強過ぎるのかしら、あれからどうも僕、歯医者さんが苦手になった様な気がします。

日頃から僕、きちんと歯磨きは欠かさないのですけれど、此の習慣、紀元前の古代エジプトの時代からあったとか。当時の歯磨き粉は、ミント・薬草・塩・胡椒等を混ぜた粉状の物の由でした。我が国の文献に残っている歯磨き粉は、江戸の初期でありまして、海辺の綺麗な砂を精製、其処に丁子や龍脳と謂った漢方薬を混ぜ、そして白檀で香りをつけたそうです。其の粉歯磨き粉を房楊枝に付け、歯を磨くんですね。此の房楊枝、黒文字や柳の木の枝なんですが、端の部分を叩き、砕き、茶筅と申しますか、房の様にふんわり仕上げるんですって。つまり、此の房の部分がブラシになるんです。此れ、安価ですし、飛ぶ様に売れたとか。古来より、梅干しを裏漉しした物を歯磨き粉として使っていた事もある様で、僕、虫歯防止の為、其れを造ろうかしらん…。

でもね、虫歯を放置しておくと大変な事になる訳でして、皆様、「口腔破壊」と謂う言葉、ご存じですか!?此れ、10本以上虫歯がある子供達の事なんですって。沖縄では、半数以上の学校で、口腔破壊の生徒が居た由、どうやら貧困の為、歯医者に通えない由、「お米を噛む時も歯が痛い」って、此れ、発育においても多大な影響が出るんじゃないでしょうか…。ホント、日本政府は何をやってるんですかね。僕、心底憤りを感じます。流石に無料はマズいにしても、格安で歯科に行けるなり、大きくなって支払う形なり、歯磨き粉を配布する等々、何か打つ手はあるでしょう。

明るい話に変えましょう。と謂っても未だ歯磨き粉の話で恐縮なんですが、ヴィレッジ・バンガードって全国チェーンの雑貨屋さんがありますよね。僕、此処、趣味が合って結構好きなんですが、かって売ってましたのが、全国名物ご当地歯磨き粉だったかな、其の手の類の商品がありました。此処九州は「博多明太子味歯磨き粉」でして、流石に買わなかったんですが、ネットで見ましたら、「マズイ!」「不思議な味!」と出てまして、そりゃそうですよね、罰ゲームにでも使うのかなァ…。

閑話休題、其の福岡ですけれど、7億円の金塊を強奪していた犯人が検挙されたとか。無事に捕まえて目出度し目出度しなんですが、新聞各紙の分析には頷けるものがありました。国際便の格安航空やフェリーがある為、犯人が逃げやすい由、うん、そりゃそうですよね。でね、博多の商習慣として、現金決済が主だそうで、そりゃあ狙われるかも。でね、僕、思ったんです。博多程、便利な処って中々無いんですよねえ…。仮に僕が犯人として、逃走ルートが多過ぎるんですよ。新幹線で九州南部に行くも良し、本州方面も良しでしょ。先の国際便の飛行機やフェリー、高速船もあります。高速道路も完備していますし、地下鉄も私鉄もあり、JRもバスもあります。しかも、天神にせよ博多駅にせよ空港にせよ、アクセス抜群で距離が近いですから、直ぐに逃げられる事請け合いです。警察も大変だなァと同情しますけれど、昔から博多は国際商業都市ですから、犯罪者をも引き寄せるんでしょうねえ。

と謂いますのも、博多の歴史を振り返りますと、商業に関する、日本初の出来事が非常に多いんですね。先ずは矢張り、筑紫館と鴻臚館でしょう。此の筑紫館と鴻臚館、日本初の外交施設であり迎賓館でありまして、満州や韓国や中国の使者を泊め、接待する建物でした。此の原型は、魏志倭人伝の卑弥呼の時代からあったそうで、恐れ入りましたm(__)m。そして平安期、平清盛が開いた袖の湊、此れは日本初の埋め立て港でありまして、中国の宋の国との貿易が盛んになりました。其の結果生まれたのが、此れ又日本初のチャイナ・タウンでありまして、大唐街と謂うのですけれど、多くの商人が行き交う、コスモポリタンな街並みだったとか。当時博多で流通していたのが宋や本邦の貨幣ってんですから、日本初の国際金融センターの趣があります。室町期になりますと、博多の街は商人が支配、武士を雇って自衛すると謂う、此れ又日本初の自由都市となるんですね。博多商人達は凄腕でありまして、山陰の石見銀山を開発、其れを元手に、ポルトガル・オランダ・中国の貿易船に投資、巨万の富を得たってんですから、こりゃあ日本初の商社と謂えましょう。大体ね、日本三大肩衝--肩衝と謂えば茶入れでして、茶器ですね--と謂えば、初花・新田・楢柴が有名です。此の3つ、信長公秀吉公家康公が所有していた国宝クラスの名器ですけれど、楢柴は元々、足利将軍家が所有していた物を博多商人が買ったんですから、其の資金力たるや、想像も付きません。

でね、博多名物と謂えば、豚骨ラーメンにうどん、一口餃子に辛子明太子、水炊きにもつ鍋ですよね。先ず、ラーメンの麺は非常に細く、うどんの麺は全く腰がありません。此れ、速く食べられるのが取り柄でして、食事の時間が短ければ、直ぐに商売に戻れますよね。餃子のルーツは中国と謂うのは広く知られています。日本で餃子が名物なのは、福島・宇都宮・博多と謂った処ですけれど、此れ、全て、戦前満州に居て、戦後日本に引き揚げた人達がアレンジして造った物であります。特に博多は、直ぐに食べられ商売に戻れる様、一口サイズに小さくしたと。辛子明太子を発明したのは日本人ですけれど、其の方は釜山生まれなんですね。釜山に辛子明太子風?の食べ物があったそうで、其れをアレンジして大ヒットした訳です。水炊きを開発したのは長崎の料理人なんですね。彼は香港に渡り修行している最中、イギリス人のお宅でシェフをしていた由、和洋中の折衷料理として水炊きを発案、博多でお店を出して全国で大好評を博したとか。もつ鍋は恐らく、韓国系の人達が考案した事は間違い無いでしょう。名物料理の夫々が、非常に国際色豊かであり、商業と深く結び付いている、あくまで僕の想像ですけれど、そんな気がしてなりません。で、商談をしながら鱈腹食べた後、中州の街で接待をするという按配でありましょう。

とまァ、縷々綴っていましたら、何だかお腹が減りました…。とりあえずお昼休みに歯医者に行き、ご飯を食べようっと!
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