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☀ 星砂の浜、太陽の砂 ☆ 

きゅうきゅうと 鳴る夏帯に 気をとられ、藍浴衣 着て白き手を 膝の上、夏帯を 薄くたたみて 泊まりけり、こんな艶っぽい事なら大歓迎なのですが、とてもそんな局面なぞある筈も無く、随分と暑い週末でして、僕、思わずアイスを食べちゃいましたけれど、皆様如何お過ごしでしたか!?其の暑さが伝染したのか、先週末最もホットだったのは、大相撲よりプロ野球より、ボクシングでありましょう。土日に跨って、東京の有明で世界タイトルマッチ5連戦、TVで生放送でしたし、ご覧になられた方も多いのでは。先ず、圧巻だったのは井上選手でして、今回も又、3Rでの見事なKO勝利、今秋はとうとう、ボクシングのメッカ、ラスベガスでの試合がほぼ決まりの由、彼ならきっとやってくれるでしょう。昨夜、敬愛する大先輩のA社長とメールでやり取りしたのですけれど、井上選手は、日本ボクシング界が輩出した最高のボクサーである事は間違いありません。パンチ力、スピード、パワー。距離感。攻防のバランス。向上心。何れもずば抜けていまして、非の打ち処が無いと謂うと大袈裟に思われるかもしれませんが、いや、僕、もう40年近くボクシングを観続けていますが、彼程の逸材は初めてであります。吃驚したのは、世界戦の真っ最中、今までした事の無かった左構え、サウスポーにスイッチしまして、いきなり左ストレートをクリーン・ヒット、いやはや何とも、其の勝負度胸とボクシング・センスには脱帽でした。未だ24歳ですし、此処まで来たら、日本ボクシング史を書き換える程の大活躍を期待します。

其の井上選手とジム・メイトである八重樫選手は、1Rで3度倒されての衝撃的なKO負け、激戦の雄ももう34歳ですし、流石に限界かと思いました。でもね、燃える男は違うなァ、4階級制覇を目指し、再起するとの由、此処まで来たら僕、意気に感ずでありまして、好漢八重樫選手が引退するまで付き合いますよ。暫く休んで、再起戦を期待しています!

其れにしても、僕、未だ納得が行かないのが、村田選手の試合でした。ネット上を中心に、大論争となりましたけれど、あの試合、誰が観たって、村田選手の圧勝、ワンサイドの完璧な勝利でありましょう。相手のエンダム選手、膝のバネが無くなって足元はガクガクフラフラ、強烈なダウンも喰らいましたし、彼の勝ちはあり得ません。それなのにねえ、ジャッジが1-2の村田選手の負け、こりゃどういうこっちゃ!?流石に立会人から有識者から、世界戦を開催した団体のWBAの会長から、「此の判定はおかしい」とクレームが続出、即再戦となりそうではあります。でもね、こんな馬鹿げた判定は、紀元前4000年の古代エジプトの時代から連綿と続く、ボクシングと謂う偉大なスポーツの尊厳を汚すものです。僕、ジャッジは買収されてたんじゃないかと邪推しますが、村田選手、気を落とす事はありません。油断は禁物ですけれど、再戦では遠慮無く、相手をぶちのめしちゃって下さいね!ただね、村田選手を貶す訳では無いんですが、敢えて欠点を謂うとすれば、彼のスタイルでしょうか。堅いガードで相手の攻撃を凌ぎ、強烈な右ストレートか左のボディ・フックで倒すと謂う形、ほんの少しオールド・ファッションドな感じなんですよね…。村田選手は攻防分離傾向にあり、手数が少ないんですよ。絶えずフットワークを使い、手を出し続けるタイプが好きなジャッジも居ますからねえ…。でも、ボクシングの採点基準で最も大事なのは、エフェクティブ・クリーンヒット、効果的な有効打でありまして、其れは村田選手に軍配が上がると思いました。そして、WBCフライ級のタイトルを、見事KOで獲得した比嘉選手、誠に見事でありました。相手のチャンピオンは、スピードもパンチもあり、試合の流れで右構えにも左構えにも自然にチェンジすると謂う、極めてやり辛いタイプでして、僕、比嘉選手が苦戦するかと思いましたが、杞憂でありまして、いやあ、見事なまでのKO勝利でした。本当におめでとう!さて、日本が輩出した世界チャンピオン、沖縄出身者って非常に多いんですよね。具志堅に始まり、渡嘉敷に上原や友利、浜田平仲等を経て、比嘉選手は沖縄生まれの8人目のチャンプであります。流石は琉球戦士、長期政権を期待しています!

閑話休題、其の沖縄ですけれど、つい先日、石垣島で2万7千年前のほぼ完全な形での人骨が見つかりました。旧石器時代の物の由、国内最古の人骨でして、世紀の大発見と思います。でね、僕、沖縄の古代史って、非常に興味深いと思うのですけれど、古代琉球の人達って、DNAを調べると、オーストラリアの原住民アボリジニやニューギニアの血を引いているそうなんです。そして、面白いのは、琉球は貝の文化と申しますか、装飾品は勿論の事、調理用具や斧としても、貝が使われているんですね。貝を使って斧にするには、シャコ貝の様な大型でなければ無理でして、此れ、南方に生息しているんですね。ですから、台湾や東南アジアでも貝の斧が見られる訳です。遠く豪州や東南アジアや台湾経由で、黒潮に乗り、沖縄に住みついた人達が多数居た事でしょう。此の黒潮、世界最大の潮流であり、フィリピンから日本の関東まで流れています。

遥か彼方の縄文時代から、黒潮を利用しての大移動や貿易があった事は間違いありません。そしてね、古代人は現代人が考えているより遥かにダイナミックだったんです。と謂いますのは、縄文時代の琉球で見つかった土器の文様--極めて特殊だそうです--が、東北の物と酷似しているんですって。どうやら、東北から土器職人が沖縄まで招聘されたそうでして、何だか凄くありませんか!?時代が下っても、琉球では古代朝鮮風の陶器や、古代ローマの通貨が出土しています。1500年頃の琉球王国の時代になりますと、日本本土は勿論の事、韓国中国ポルトガル、マラッカ王国やシャムにジャワ等々と活発に交易を行なうんですね。そして僕、象徴的なのが琉球料理と思います。足テビチにせよソーキ汁にせよイラブーの吸い物にせよ、必ず昆布が入ります。意外にも、昆布を使う琉球料理って多いのですけれど、実は沖縄では採れません。函館で採れた昆布を、日本海経由の北前船で北陸で降ろし、琵琶湖沿岸を通り大阪商人に渡すと。瀬戸内海を通り宮崎沖を南下、遥々沖縄に届くという按配です。琉球王国の時代も、沖縄になってからも、大流通センターであり、海上交通の要衝だった事が分かります。

そして、人情に厚く助け合いの精神があり、出生率やUターン率は全国一、長寿県でもある沖縄ですが、僕達本土の人間は、彼らを利用だけしていませんでしょうか!?観光で楽しむだけで、沖縄の人達の苦しみには見てみぬ振り、決して見えない形ですけれど、どうも差別していると思えてなりません。江戸時代の琉球は、薩摩藩から、数百年もの間、植民地同様の酷い扱いを受けました。大戦中の沖縄戦では、民間人に10万人の犠牲者が出ました。そして戦後となり米軍基地が置かれた訳ですが、此の半世紀の間、在日米軍が犯した犯罪件数は、何と20万件を超し、1000人を超す方がお亡くなりになりました。

1919年、第一次世界大戦が終わった年ですけれど、我が国は戦勝国として、パリ講和会議に出席しました。其の席上、新設された国際連盟の規約に、「人種差別の撤廃」条項を入れようと、日本代表団は堂々と提案したんですね。賛成多数でしたが、全会一致でなければというアメリカの主張が通り、却下されてしまいました。弱きを助け強きを挫き意気に感ず、此れこそが世界に誇る日本の侍でありまして、今の日本人は、其の精神を忘れてしまったんですかねえ…。もし米軍基地が必要としても、其の殆どを沖縄に置く必要は無いでしょ。僕、拙ブログで再三再四訴えているのですけれど、尖閣諸島に置くか、人工島を造って其処に米軍基地を置けば良いのにね。

兎に角、沖縄の現状を知り、夫々が深く考えるべきでありましょう。現政府は沖縄に対し慇懃無礼で冷淡、札びらで頬を叩く様なやり方でしょ。歴史的経緯や現実を知れば、僕、今の日本政府の態度は宜しく無いと思います。幸い、沖縄県は、21世紀ビジョンとして骨太の方針を打ち出しています。僕、日本人ならば、今まで多大な負担を掛けて来た訳ですから、義を見てせざるは勇無きなり、此処は1つ、全力を挙げて沖縄に協力すべき、そう思います!
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