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招かれざる客

ボクシング・ファンの方は疾うにご存じでしょうが、とうとう今年最大のビッグ・マッチ、メガ・ファイトが決まりました!無敗のミドル級統一王者ゴロフキンと、1階級下のチャンピオンでありメキシコの英雄、アルバレスの世紀の一戦が、9月16日、ラスベガスで行われます。此の日はメキシコの独立記念日と謂う事もあり、こりゃあ盛り上がるでしょうし、両者のファイト・マネーは夫々数十億に達するでしょう。僕、観に行きたいなァ…。両者は共に強く、負ける姿が想像も付きません。実績や経験、体格やパワーではゴロフキン。若さ、スピード、人気と勢いでアルバレスと謂った処でしょうか。予想は大変難しいんですが、僕、此のファイトに限っては、アルバレスが若干ですが有利な様に思います。無敗のゴロフキンの強さは万人が首肯する処ですけれど、もう35歳であり、アマチュアとプロを含めて400戦近く戦っていますから、流石に金属疲労があると思うんですよね。アルバレスは26歳、今が一番良い時と思います。1~2年前ならば、ゴロフキンが勝っていた様な気がするんですが…。

でね、以前の拙ブログでも触れましたが、此の両雄、将にハイブリッドでありまして、混血なんですよね。ゴロフキンは、ロシア人の父と朝鮮人の母を持ち、国籍は中央アジアのカザフスタンです。アルバレスはメキシコ国籍ですが、メキシコ人の殆ど、7割近くは混血でありまして、インディアンとスペインのハーフでしょ。しかもね、アルバレスは珍しい事に赤毛なんですよ。赤毛の人って割と少なく、スコットランドやアイルランド系、ケルトの人に多く見られるんですね。其処でアルバレスの綽名はカネロ、赤毛になったのですけれど、僕、彼の白い肌や髪の毛の色、頑丈な体格を見ていますと、スペイン・インディアン・ケルト系の血が混ざっていると睨んでいます。さて、カネロ選手は其の赤毛で、小さい頃にからかわれ、嫌な思いをしたそうですが、人間の差別って、本当に根が深い問題と思えてなりません。

先日、新聞のインタビューで掲載されましたけれど、偉大なるイチロー選手も、アイスやコインを幾度と無く投げられ、其れが頭に当たる事もしばしばだったとか。おまけに何度も、暴言を吐かれていた由でした。欧州のサッカー界では、黒人選手がピッチに立つと、バナナを食べてからかう事が日常茶飯事の由、最近は日本のJリーグでも同様の行為があり、其れ以外にも選手を差別する事件が頻繁に起きているんですよね。恥ずかしい限りであります。でね、大リーグに話を戻しまして、ボストン・レッドソックス、メジャーきっての老舗の名門チームですけれど、本拠地であるフェンウェイ・パークで、酷い人種差別行為があったんです。アダム・ジョーンズ外野手に対し、暴言が何度も浴びせられ、ピーナッツの袋を投げつけられたとか…。此のアダム選手、WBCのアメリカ代表にも2回選ばれ、オールスター出場4回、ゴールドグラブ賞4回受賞と謂う、メジャー・リーグを代表する名選手であります。そんなプレイヤーに対し、そんな事をするなんて、野球ファンの風上にもおけません。またねえ、フェンウェイ・パークがアメリカきっての美しい球場なだけに、人間の醜さが引き立ち、余計に悲しい思いがしました。

またね、もう1つ考えさせられたのが、ボストンでの出来事でしょ。ボストンと謂えば、全米有数のリベラルな街であり、治安も良く、ハーバードにボストンにMITと超名門大学が揃う、民度の高い市でしょう。しかもね、奴隷撤廃運動発祥の地であり、黒人に市民権を与えた処じゃありませんか。そんな伝統と歴史を持つ街が、所謂Nワード、つまり nigger ですね、そんな言葉を連呼するなぞ、アメリカのみならず、人種差別とは漆黒の深い闇であり、本当に嫌な話ですよねえ…。また、黒人やアジア系のみならず、ラテン系のヒスパニックに対する差別も、陰に陽に酷いものだとか。将に、 shame on you 、恥を知れ、ですよね…。

実は僕、何時の日にか差別は無くなるんじゃないかと、割とポジティブでオプチミストな意見なんですよ。先ずね、遺伝子にせよDNAにせよ文化人類学にせよ、研究が進めば、自ずから差別のナンセンスさが広く知られると思うんですね。30代か40代遡れば、人類は皆親戚になるんですよ。僕達人類は皆、アフリカに居た500人ぐらいの一族が枝分かれしただけだそうであります。此れはもう、ビッグ・コンピュータを使うまでも無く、自明の理だそうです。そして、ミトコンドリア・イブ、と謂う言葉がありまして、此れ、カリフォルニア大の研究なんですが、多くの民族のDNAの塩基配列を解析したんですね。そうしますと、「全ての人類の母型の家系を遡ると、20万年前に生きていた1人の女性に辿り着く」そうでありまして、此れ、科学的に立証済みなんですって。そして、僕の敬愛し私淑する作家の故阿川弘之先生が、カナダに行った時の事でした。カナダの奥深い山中に、「AGAWA」と謂う駅があったんですって。そして、阿川先生の父祖の地である山口県の山陰本線にも、「阿川」と謂う駅があります。此れ、日本語でもインディアン語でも、「屈曲した川」の意味だそうでした。偶然の一致にしては出来過ぎと思いますし、阿川一族の一部は山口に残ったのでしょう。そして当時陸続きだったシベリア海峡を渡り、カナダに移住したAGAWAさん達もおり、恐らく同族ではないか、と謂う阿川先生の推測でありました。

後はね、此れらを教科書にきちんと書き、広く知らせる事でしょうね。そして、何よりも自分を愛する事を知るべきです。自分を愛する事が出来れば、自然と他者を愛せる筈ですもんね。他者を愛する事が出来れば、其の人が嫌がる事なんて決してしませんよね!?そして、美人や美男子を沢山見る事じゃないかしら。美しさを差別し、トラブルを起こす人なぞ、殆ど居ない筈です♡僕は男子ですから、女性に関心がありますけれど、大好きな映画を観ていても、世界各国の美女達が百花繚乱、何れ菖蒲か杜若、美人だらけじゃありませんか。ブラック・ビューティならば、素晴らしいスタイルのハル・ベリーにビヨンセ。北欧ならば妖艶なスカーレット・ヨハンソン。ドイツは脚線美のダイアン・クルーガー。フランスならば知性を感じさせるマリオン・コティヤール。同じくフランスの、悪女を演じさせれば恐らく世界一のエヴァ・グリーン。イタリアの宝石、グラマー過ぎるモニカ・ベルッチ。ラテン系女優の代表格、とってもキュートなペネロペ・クルスにジェシカ・アルバ。オーストラリアのニコール・キッドマン、ウェールズのキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、皆さん、甲乙付け難い絶世の美女ばかりでしょ。此の圧倒的な美を前にして、人種差別なぞ愚の骨頂、僕、そう思うなァ。案外、此の美人軍団が大挙して押し寄せれば、差別主義者も鼻の下を伸ばして喜んでいたりして!?

後ね、矢張り己に余裕を持つ事だと思うんです。明るく楽しく笑顔を絶やさず、生き生きと人生を送っていれば、差別とか蔑視とか妬み嫉み僻みと謂ったネガティブな感情って、生まれない様に思うんですよね。最近の我が国もそうですけれど、経済格差が酷い故か、上記の様なサッカー場でのトラブルが頻発しているでしょ。アベ夫妻が深く関与した、極右団体や小学校の問題も、他民族を低く見ると謂う、自分は意識せずとも、深層心理に差別の問題がありそうです。此れはあくまで僕の個人的な見方ですが、アベ夫妻や彼らを取り巻く面々、陰々滅々とした、不景気で暗~い面付きの連中ばかりでしょ。政治のトップの皆さんが暗くては、日本が明るくなる筈がありません。こんな事じゃあ、差別が無くならないのは勿論の事、日本経済だって上向きになりませんぜ。物事何でも、明るく行かなくちゃ!
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