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✈️ silbervogel ✈️

読者の皆様、おはようございます。ゴールデンウィークも残す処後2日になりましたけれど、皆様如何お過ごしでしょうか!?僕、割とのんびりさせて貰っているのですが、馬鹿な愛犬の所為で右往左往、少々参っています。彼女はどうも、卑しいと申しますか大変な食いしん坊、拾い食いをしてしまい、此処数日お腹を壊して苦しんでいまして、のべつまくなし鳴きじゃくり、其の看病で僕も些か疲れました…。何か食べ物をあげたいのですけれど、其れも叶わず、仕方が無いから僕が食べてあげましょう。

実は僕、前々から燻製や干し肉を造ろうと企図していたんですが、中々時間が無く、今日こそスモーカー・セットを買いに行く心算なんです。どうやら天気が悪い様ですし、今回は干し肉は無理ですけれど、燻製ならば、今ではキッチンで造れる物があるそうですし、午後から楽しみだなァ。今朝の毎日新聞でしたか、古代エジプトの都市ラーベのルクソール、此処はピラミッドが沢山ある処ですが、4000年前の花壇が見つかったとか。昔から人類は美しさを愛していたと嬉しくなりますけれど、彼のエジプトの地では、1万2千年前から、砂漠の熱砂で鳥や魚介類、穀類や果物等を乾燥させ、保存食にしていたとか。其れらの食糧を大型の貯蔵庫に大量に確保、労働者はタマネギやニンニクや豆の支給を受け、ピラミッド建設に従事したそうです。本邦では、塩漬けや干物と謂った保存食が一般的、縄文時代の牡蠣の養殖場や栗の品種改良場も出土していますけれど、僕、非常に興味深く感じますのが、桃なんですよ。奈良県の遺跡から、何と2000個もの桃の種が出土していまして、此れ、どうやら神事に使われていた様です。桃太郎のお話も何だか意味深ですが、此の遺跡からは、先の桃の種のみならず、わざと壊した土器、木製の剣、漆塗りの弓、多くの笊が出ていまして、どうも呪術に使用したのではないかと。しかし、桃は神仙が好むと謂いますけれど、2000個は少々勿体無いですし、神事の後は所謂水蜜桃、コンポートにでもしたんですかね!?

さて、僕が午後からチャレンジする燻製、今では簡便なホーム・メイドのキットが市販されていますが、かって、ポーランドの湖の近くで、不思議な遺跡が見つかりました。奇妙な形の沢山の穴、そして炉が点在しており、此れ、9世紀の魚の燻製工場でありました。炉からは鱒、ナマズ、鯉、ブラックバス等の淡水魚の骨や鱗が、幾つもの層となり大量に残っていたとか。実際、此の穴と炉を忠実に模して魚の燻製を造った処、大層な美味に仕上がったそうでした。

閑話休題、此の創意工夫こそ、人類が万物の霊長たる所以であり、素晴らしい美点でありましょう。詰まらない現状に無理矢理満足したり、自分の限界を決めて直ぐに諦める人達ばかりでは、僕、人類の発展なぞ無かったと思います。飛行機が飛ぶなぞあり得ず、勿論月に人の足跡を残す事も無く、アスピリンも電話も自動車も、パソコンもTVも電気も此の世に存在しなかったでしょう。ところで此れは個人的な考えかもしれませんが、僕、窮地に陥った時こそ、其の人の真価が現れると思うんです。と謂う訳で、第二次世界大戦中、危うくなった国々がどういった発想になったのか、幾つかご紹介しましょう。先ずは日本ですけれど、B29と謂う超大型爆撃機が日本本土を空襲しました。超高度を飛ぶ為、性能の劣る日本の戦闘機では高さで届かず、やられっ放しでありました。其処で考えましたのが、殆どスクラップ同様だった偵察機を改造、コクピットの後ろに、斜め上に発射出来る機関銃を搭載するんですね。此れならば、銃弾が斜め上に飛びますから、敵機より高度に劣っても撃墜出来ると謂う案配です。此れぞ、日本の空を守った傑作夜間戦闘機、「月光」であります。古い機体でもあり、生産中止になった「月光」は修理に修理を重ね、敵の最新鋭機と激戦を繰り広げます。資源に乏しい中で必死にやりくりすると謂う、如何にも日本的な感があり、何だかもの悲しくなりますよね…。結局、日本軍は大敗北を喫しますが、月光機が撃墜したB29は数知れず、大殊勲機でありましょう。

お次はイギリスです。第二次世界大戦中、ドイツのU・ボート、即ち潜水艦が跳梁跋扈、イギリスは日本同様資源に乏しい島国ですから、輸送船を沈められれば食べ物や資源を得られず、忽ち国家存亡の危機となります。実際、神出鬼没のU・ボートの大活躍と、所謂バトル・オブ・ブリテンと呼ばれる空の戦いの末、イギリスは敗北寸前まで追い詰められました。其処で乾坤一擲の大プロジェクトが発動します。先ず、カナダの北極圏の巨大な氷塊を切断、大型のブロックにします。此れらを大西洋まで運び、ブロックを積み上げくっつけ、氷の上部を平らに削るんですね。其の上に木材や鋼板を敷き詰め、滑走路と司令塔を造り、氷の下には電動機を大量に装着、巨大かつ不沈な、氷の自走式航空基地を建造すると謂う大計画でありました。名付けて「ハバカク」計画、何でも、旧約聖書から命名したそうですが、実際に実験まで済んでいたんですね。ところが戦況が好転、輸送船や護衛戦の大量建造が間に合った為、此の大計画はキャンセルとなりましたけれど、いやはや何とも、スケールの大きさには感嘆します。

人間万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如しと申しますけれど、戦況は一転、善戦空しく今度はドイツが敗色濃厚となります。此処で考えられたのが、「ゼンガー」計画でして、銀の鳥と謂う意ですが、成層圏を水切りの様に跳ね飛びながら、5000キロの速度で移動、アメリカ本土に爆弾を落とす案でした。殆ど宇宙空間の近くを飛ぶと謂う発想でして、此れが将来、スペース・シャトルへと発展する訳ですね。吃驚しますのは、技術的には可能--ゼンガー機のフォルムはスペース・シャトルに良く似ています--だったそうで、流石はドイツと謂う気が致しますが、残念ながら、資源や資金力が足らず、泣く泣くキャンセルになったとか。此れ、もしもドイツが資源が豊富な国だったら、世界史が大きく変わっていたかもしれませんね。

さてさて、縷々綴って来ましたけれど、僕、段々お腹が減って来ました。人類の叡智に見習うべく、此れからスモーカー・セットを購入、燻製造りに取り掛かります!人生初体験、果たしてどうなります事やら、問題の味については、週明け月曜日にご報告致しますm(__)m。其れでは皆様、引き続き素敵な週末をお過ごし下さいね~。
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