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♪ 気分を出して その気になって コトに立ち向かうしかないぜ ♪

読者の皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?寝返りを うってばかりの 春の闇、僕、体調不良がずうっと続いていて、終日ひねもすのたりのたり哉、横臥するばかりでありました。熱はどうやら収まったのですけれど、咳に鼻に喉の痛みが残りまして全身に倦怠感があり、お鍋を食べて寝てばかりいたんですが、此れではまるでお相撲さん、其れでいて稽古もしませんから、益々太ってしまいそう…。しかし此の風邪、随分長いですし、いい加減に治ってくれないかなァ…。

さて、本日は終日、新入社員のオリエンテーションがありまして、僕、冒頭に小一時間程、講義と謂うと大袈裟ですが、ご挨拶をさせて貰いました。20人の新入社員の皆さんは、青雲の志を感じると申しますか、やる気に満ち満ちた良い目をしていました。自画自賛になって恐縮なんですが、年々歳々、優秀な人材が雲霞の如く集まりつつある感があり、将に多士済々、こりゃあ当院の前途は洋々でありまして、何だか嬉しくなりますねえ。僕も頑張らなくちゃ。

閑話休題、話を戻しまして、昨日は僕、前述した様に病臥していたんですが、そうなりますと、精々読書ぐらいしかする事が無いんですよね。僕、音や光があると眠れない性質なもんですから、TVを付けていては眠れません。其れでね、興味津々に読了しましたのが、「老いる東京」 佐々木信夫著 角川新書、「永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット」 柳川悠二著 小学館、の2冊でした。先ず、「老いる東京」ですけれど、此れ、僕、薄々気付いてはいたんですが、都内におけるディストピア、暗黒の未来を啓示した一冊なんですね。僕なりに要約しますと、先ず、スイスの大手保険会社「スイス・リー」の調査では、世界616都市のうち、一番自然災害のリスクが高いのが、東京と謂う事でした。「活発になっている地震地帯に位置」し、「津波の危険性が高い」上、「地震や洪水の危険性が特に迫っている」事が、世界一リスキーな街と謂う理由だとか。因みに、大阪が5位、名古屋が6位の由、ううん、海外の保険のプロフェッショナルから、日本はこう見られているという事でありましょう。其の上、2020年の東京五輪を境に、東京は激変するとか。人口減少が始まり高齢化が加速、介護人員の大幅な不足に徘徊老人や孤独死の激増。多過ぎる公務員の人件費。建設から50年が過ぎ、道路や橋やトンネル等、インフラ全般が劣化。貧困に格差に外国人の激増。老朽化したマンションがスラム化。大幅な増税と公共サービスの大削減。大都市から中流都市への格下げ、此れについては、日本のマスコミは書きませんけれど、アジアの金融センターって、最早東京じゃありませんものね。世界金融都市のランキングでは、ロンドン1位ニューヨーク2位、そしてシンガポールが3位、香港が4位でして、因みに東京は5位、アジア1の座を奪われて久しい訳です。8位のシドニーや12位の上海が、東京を猛追している状況です。此の状況を分かっていながら、国や官僚は勿論の事、歴代都知事や小池知事も、手をこまねいているだけで傍観者であり無為無策、何もしていないとの事でありました。

続いて、PL学園の本について。野球を好まない方も、高校野球における、PL学園の大活躍はご存じかと思います。PLと謂えば、60年間の部活動の中で、清原桑田を筆頭にプロ野球選手81人を輩出、そして春夏の甲子園大会で7度、国体で4度の全国制覇を誇る、アマチュア球界きっての超名門であります。ところが、平成になってからは大失速、部員すら集まらない状況となり、とうとう昨年、廃部となってしまいました。本体であるPL教の信者の激減、学校の経営状態の悪化、大阪府内での新たな強豪校の台頭もありますけれど、矢張り、相次いだ暴力事件が、廃部の最大の原因でしょう。此の時代、体罰を加えるなぞ、正直謂って時代錯誤と思います。OBの皆さんは、「其の理不尽な体罰があったからこそ、甲子園や実社会での辛さにも耐えられた」と仰るんですが、そうした側面も確かにあるでしょうが、パイプ椅子で下級生を殴打するとは、こりゃあ幾ら何でも行き過ぎでしょう。PL学園野球部には、「3年神様、2年平民、1年奴隷」と謂う言葉があるそうですが、此れではまるで、旧日本陸軍と全く同じでありまして、どうもねえ、日本の体育会系って、こういう負の側面があるんですよね、あ~、ヤダヤダ。

猛き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ、でありまして、日本国の象徴である東京、高校野球の代名詞とも言えたPL学園、そして本邦を代表する企業の東芝、何れも風前の灯ですもんね。僕、死者に鞭うつ様で、可哀相ですけれど、当事者の皆さん、現場の方々はきっと、「このままでは拙い」、そう感じていたに違い無いと思えてなりません。

東京都はグランド・デザインや都市計画の欠如。PL学園野球部は絶間無い暴力。東芝は隠蔽と粉飾決算。負の連鎖であり、デフレ・スパイラルでありまして、一旦此の状況に陥ると、抜け出すのは容易ではありませんよね。僕が思うに、結局は安易な方向に逃げているだけと思うんですね。東京都や東芝ならば、無理にパンドラの箱を開けずとも、給与は貰える訳です。PLにしても、今まで其れで勝って来たという自負があったのでしょう。でもね、♪今の敗者は 次の勝者だ 時代は変わりつつあるんだ♪と、ノーベル文学賞のボブ・ディランも唄っているじゃありませんか。かっての成功体験にしがみつくのは愚かな事です。高校野球でも、ざっくりとした流れですけれど、強豪校って、どんどん入れ替わりますもんね。創世記の強豪チーム、平安や中京商業や松山商業に始まり、簑島に池田にPL、横浜に日大三に大阪桐蔭と、紫紺の大優勝旗は、全国を転々としています。僕、此れ、優勝したチームは、あらゆる面から分析され研究され、新たな方法論や練習方法が生み出され、そして新王者が生まれる事が繰り返されています。此れ、どの世界においても当然な「競争」であり「努力」でありましょう。PLにせよ、東芝にせよ、東京都にせよ、其の努力を怠り、サボっていたと謂う事ですよね。

此の負の連鎖から抜け出すにはどうするか、此れって、結局は自助努力しか無いんですよね。少しだけ個人的なお話をさせて頂きますと、僕、高校生の頃って、逆風に晒されると謂いますか、酷いものでした。母を亡くすわ、父とは不和になり、信頼していた多くの人から手酷い裏切りに遭い、学校なぞ行く気は更々せず非行に走り、折角大学に入るものの、直ぐに辞めてしまいました。20歳の頃ですから、何が契機になったのか、もう記憶もおぼろげなんですが、兎に角此のままでは宜しく無い、己の人生だし、誰かが手助けしてくれる筈もありません。となりますと、自分の人生は自分で切り開くしか無い、僕には知識が足りないし、元々読書は大好きでしたし、何処かに今後の人生のヒントがあるかもしれない、とりあえずは古今東西の本を読んでみようと決意したんです。其れこそ、新潮文庫や文春文庫は勿論の事、あ行のあの作家から1冊づつでもと思い、読み始めたんですよ。其の結果、何を得たのかと問われても、其れは分かりません。ただ、単一的な考え方をしなくなりましたし、僕に酷い事をした人達も、何か事情があったんだろうと、許せる様になったんですね。そして、己のやれる事からやろうと大学に再入学、そして仕事を必死に頑張ってみるとアラ不思議、協力者が段々と現れたり、何かしらの成果が出たりと、人生が良い方向に変わった気がします。まァ、遠回りはしましたけれど、四半世紀を経て、やっと余裕が出た気がするなァ。矢張りね、誠実にやっていれば、お天道様は必ず見ていると痛感しましたし、一番悪い事は、現実逃避じゃないでしょうか。風車 風が吹くまで 昼寝哉、でありましょう。最後に、新入社員の皆様に、僕の大好きな言葉を。

努力した人が全て報われるとは限らない。しかし、成功した人は皆、すべからく努力している。
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