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♪ HELLO ♪

未だ太陽も出ない朝まだき、愛犬の散歩に行きまして、コイツ、甲斐犬という犬種なんですが、非常に頭が良く身体能力に優れていまして、盗み食いを叱りながら、毎朝街中をジョギングしている有り様なんですが、ヒイヒイ言いながら戻りまして、熱いお茶を淹れてTVを付けたら、僕、もう、ぶったまげました。マレーシアの首都、クアラルンプールの空港で、北朝鮮の前指導者の長男、金正男さんが殺されたんですね。皆さん、疾うにニュースでご存じでしょうが、女性2人組から、毒針?で首元を刺された由でした。此の女性達は逃走中ですって。僕、かって両親と、クアラルンプールに行った事があるんですが、東南アジア有数のメガ・シティでして、当然空港もかなり大きく、大混雑なんですよね。ですから、其の雑踏の中、暗殺者達が正男さんに近付くのは容易だったんでしょう。しかし、享年45歳ですか、可哀相に…。謹んでご冥福をお祈りします。安らかにお眠り下さい。

実は僕、北朝鮮という国は大の苦手なんですが、此の正男さんには、或る意味シンパシーを感じていました。と申しますのも、かって、彼と日本人記者とのインタビューや、メールのやり取りをした本が出たんですね。「父・金正日と私 金正男独占告白」五味洋治著 文藝春秋、でありまして、此の謎の国の有力者のインタビューなぞ、そうそう読めるもんじゃありませんからね、一気に読了したのを覚えています。インタビューは7時間、メール150通を紹介しているんですが、正男さん、共産圏に居たとは思えない程、リベラルで常識的なんですよ。スイスに留学経験があり、韓英仏露中の5か国語を解するバイオリンガル、かって日本のディズニーランドにお忍びで来ていて捕まってましたが、経済やコンピュータにも精通しているんですね。そんな国際人が、閉鎖された国である北朝鮮と合う筈も無く、独裁者だった父からも警戒され、国外追放となる訳です。僕、前著を読んで感じたのは、非常にフランクで人懐っこく、真っ当な事を言う人だなァ、という事でした。彼の発言を幾つか拾ってみますと、「国の指導者が、三代も世襲が続くなど世界の笑いものです。」「共産主義を止め、国を解放しなくては。」「先ずは北朝鮮の食糧問題を解決すべきだ。」と言っていまして、正論じゃありませんか。只、其れが現政権の主に気に入る筈も無く、今回の惨事となった訳ですよね…。

しかし、北朝鮮も本当に大丈夫なのかなァ。だって、最高指導者の金正恩、最高幹部から中堅層から、何と2万人近くを粛清したってんですから、此れこそ恐怖政治でありましょう。犠牲者の中には、国を憂う優秀な人も必ずや居た筈ですよね。そして、先の正男さんの様な異母兄や伯父さんまで殺している訳で、苛烈な権力闘争があるのは想像が付きますけれど、其れにしてもやり過ぎじゃない!?まァ、独裁国家って、必ず敵対者の息の根を止めますもんね。かって、ソ連の指導者だったトロッキー、彼は権力闘争に敗れ、メキシコまで逃げるんですが、其処まで暗殺者が追いかけて来て、殺しましたもんね…。はァ、やだやだ…。

閑話休題、もしかすると、其の北朝鮮より危ないかもしれないのが、天下の東芝です。損失計上は7125億、不適切な会計処理も見つかり、株価は下がり続け、役員に不正も発覚、保有している幾つもの優秀な子会社も売らざるを得ず、大赤字の分析すらきちんと出来ていない由でして、将に断末魔の苦しみであり、四面楚歌でありましょう。何だか僕、かって地球に君臨した、大型肉食恐竜が、環境の変化について行けず、滅びて行く有り様を見せられている気がして、物悲しさすら感じます。大体ね、創業して1世紀を超え、リーデイングカンパニーであり、一部上場企業であり、日本を代表する企業が、決算の発表が何度も遅れて出来ないだなんて、明らかに異常事態、ガバナンスもコンプライアンスも全く出来ていないんでしょうね…。此れ、直接的には、原発事業の大失敗なんでしょうが、僕、もっと大きな原因があると思います。

僕、極めて基本的な事が出来ていないんじゃないか、そんな気がしてならないんですよね。其れって、要はコミュニケーションですよ。北朝鮮にせよ東芝にせよ、上層部には正確な情報が上がらず、見せられるのはメイキングした資料のみ。幹部の周囲には綺麗事を謂う茶坊主ばかり。其れで正しい判断をせよというのが無理な話でして、そうなりますと、朝令暮改となりますもんね。上が謂う事が二転三転、コロコロ変われば部下の信頼は無くなります。僕、此れ、会社だけじゃないと思うんですよ。プライベートな場面でも、約束を何度も破れば、信頼関係なぞ生まれる筈もありませんよねえ。出来ない事は出来ないとはっきり言う。出来ない約束はしない。自分のミスを認め、言い訳などせず素直に謝る。此の基本を守っていれば、きっと上手く行くと思うんだけどなァ。そうそう、かって此の国を独裁的に支配していた日本陸軍、天皇陛下に報告する戦況は嘘ばかり、居ない筈の戦車や石油も、大量にある事になっていたそうですよ。そりゃあ戦争に大敗する筈ですよねえ…。どうして状況を素直に見られないのかしら、其れって極めて未熟であり、成人した紳士淑女のやる事じゃないでしょ。と、書いている僕も、重々気を付けなくちゃ!

何だか書いていて陰鬱な気持ちになって来たのですけれど、其の暗雲を払う様なニュースを見て、僕、何だかとっても気持ちが晴れたんですよ♪昨日行われた音楽の祭典、グラミー賞において、大本命はビヨンセでした。以前、拙ブログでご紹介したビヨンセのアルバム、「レモネード」が途轍もない名盤でして、僕、ビヨンセのグラミー賞独占は間違い無いと確信していたんですね。ところが、開けて吃驚玉手箱、賞を独占したのは、アデルという若い歌手でした。此のアデルさん、イギリス生まれの所謂ブルー・アイド・ソウル、蒼い目をして黒人音楽を唄うジャンルの歌姫なんです。滅茶苦茶に売れてますし、僕、1枚持ってますが、確かに良いです。60年代のR&Bを思わせる音ですし、伝説の歌姫である、アレサ・フランクリンやエタ・ジェイムスの様な豊かな声量であり、ややハスキー・ヴォイス、確かに魅力的な歌手でありましょう。でもね、今回のグラミー賞に限っては、アデルの「25」というアルバムと、ビヨンセの「レモネード」では、圧倒的に後者の方がクオリティが高い、僕、そう思っていました。けれどアデルの圧勝に終わり、何だこりゃ、と些か憤慨していたんですね。そうしましたら、其のアデルさん、受賞のスピーチにおいて、ビヨンセさんにこう言ったんですよ。「私にとって最優秀アーティストはビヨンセです。今回のアルバム『レモネード』は素晴らしい作品です。深く考えられ、美しく、魂をさらけ出し、貴方の新たな一面を見られました。皆さん、是非『レモネード』を聴いて下さい。私達は感謝しているし、皆が貴方を尊敬しています。貴方は私や私の友達、私のアフリカ系の友達のお手本よ。貴方をずっと愛しています。」うう~ん、アデルさんもビヨンセさんも号泣してましたが、観ている僕も貰い泣きですよ!最後は、グラミー賞のトロフィーを折りまして、此れ、どうやらビヨンセさんに渡す由でした。アデルさんは恐らくアイルランド系の金髪碧眼、ビヨンセさんはフランス・黒人・インディアンの血を引いていますが、肌や目の色なぞ全く関係ありません。僕、他者を尊重し、心から認め合うという、崇高で美しい人間の姿を見せて貰い、何だか清々しい気持ちですもん。アデルさん、ビヨンセさん、ありがとう♪僕、体調が相当悪く、熱っぽくて鼻詰まりで正直苦しいんですが、今日はとりあえず、アデルさんの「HELLO」をBGMにして、頑張りますね!そうそう、皆さんもYOUTUBEで、両者の曲は直ぐ見られますから、是非聴かれてみて下さいね♪
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