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ネオ・ファウスト

其れにしても毎日寒いですねえ。僕、毎朝4時に、愛犬の散歩に出るんですが、こいつがまァ我儘でして、もう16歳になろうかというのに、ちっとも言う事を聞かないんです。躾が悪いのか僕が到らないのか、彼女は甲斐犬という犬種なんですが、少しでも気に入らないといきなり立ち止まりまして、こっちが転びそうになるんですが、寒風吹きすさぶ中、一点を凝視したままビクとも動かないんですよね…。其の癖悪知恵が働くものですから、他人様の飼犬の餌をこっそり盗み食いして知らん顔、ホントに参ります。まァ、此処まで来たら、20歳の大台を超すべく、何とか元気で居て欲しいなァ…。

さて、事実は小説より奇なりと申しますか、もうねえ、映画の世界が現実を凌駕した感があるんですが、今朝、産経新聞を読んでいましたら、僕、もう、吃驚しまして、珈琲を口から吹き出しそうになりました。ワシントン大学の研究なんですが、先ず、被験者にゲームをして貰うと。其のゲーム画像の中に、一定のテンポでサブリミナル映像を流すんですって。被験者が気付かない程の短時間の実験だそうですが、サブリミナル映像を見た時、脳の信号が出るそうで、其れを精査すると。すると、其の人の宗教観、政治傾向、健康状態、其処まで分かるそうでした。此のシステム、身体に密着する商品に秘かに付ける事は比較的容易だそうで、記事の見出しにもありましたが、脳のハッキングでありましょう。押井守監督のSFアニメ映画、「攻殻機動隊」では、脳からネットに直接アクセスしてましたけれど、何だか其れに近くなって来た様な…。でもね、最近、ジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984年」が異常なまでの売れ行きだそうですが、此のお話って、将来、国が国民を監視する社会になる、というストーリーなんですが、何だか分かる気がしますよ。ディストピアとは悪夢の様な未来、という意味なんですが、先の小説、今から70年前に書かれた物なんですが、今尚色褪せていません。作中、ビッグ・ブラザー・ウオッチング・ユー、というフレーズが出て来るんですね。ビッグ・ブラザー、とは独裁者の事でして、こいつがTV画面から常に国民を監視しているという設定でありました、くわばらくわばら…。

閑話休題、朝日新聞では、フランスとアメリカの女性科学者の研究の記事が出ていました。此れまた凄いんですが、遺伝子を思い通りに改編出来るという、クリスパー/キャス、という新技術を発見した由でして、うう~ん…。どうもね、ダメ遺伝子を取り除き、より良い物を挿入出来るんですって。最近、ネオ・ヒューマンという言葉を耳にしますけれど、此のクリスパー/キャスがより普及すれば、身長2㍍50㌢で、100㍍を5秒で走る人間を人工的に造れるって事ですよね!?昔々、小池一夫先生の原作の漫画に、「実験人形ダミー・オスカー」「ブラザーズ」という作品がありまして、其処に登場するのが、人間を超えた超人間なんですが、当時は僕、読んでいて、「そんなのある訳ないじゃン!」と笑っていたんですが、あれから20年経ち、最早現実ですよ。

でね、凄い事を考え付くなァとひたすら感心したんですが、太陽系の外にある惑星を調べようと、新しい方法を開発中なんだとか。探査船のサイズは石けんぐらい、其れに東京ドーム数個分の帆を張るんですって。動力は太陽光と地球から飛ばすレーザー、其れを帆に当てるそうでして、もし実現すれば、宇宙空間を超光速でぶっ飛ばせる由、今までとは比較にならない速さだそうです。

もう、サイン・コサイン・タンジェントと聞いただけで頭痛がする、完全なる文系人間の僕には、とても理解不能の世界です。でもね、1つだけ分かるのは、どんな優れた技術や発明や発見があっても、其れを使うのは人間だという事です。

TBSかフジかテレ朝か、忘れたのが残念ですけれど、夜中にふと目が覚めてTVを付けたらニュースをやってました。其れは、「台湾が脱原発を決めた訳」、そういったタイトルだったと思います。でね、思わず見入ってしまったんですが、台湾の原発がある村の村長さん、並びに国会議員、そして大統領にあたる総統が出演していました。先ず村長さんは、「我々が原発に反対するのは、福島の事故を見たからです。万が一地震で原発事故が起きたら、誰が責任を取るんですか。経済の為に原発を動かすというのは、冗談を言っているとしか思えません。」でありました。与党幹部の国会議員は、「日本の原発事故には震え上がりました。本当にこんな事が起こるんだと。日本ですら、原発の事故に対して、あれほど大きな被害が出てしまいました。ましてや台湾が、あの様な事故に対応するのは不可能でしょう。」でした。そして、蔡総統は、「脱原発を掲げる事は、政治的なリスクが高いです。しかし、原発事故のリスクに較べたら、大した事はありません。」だそうです。そして、国民の大規模なデモもあり、法律を改正、2025年までに、台湾国内の原発は全て廃止される事が決まりました。

僕、今の自民党や官僚やマスコミの皆さんからは嫌われると思いますが、此の台湾の人達の意見、全くもって正論と思います。あの~、反論出来る部分ってありますかね!?僕、仰る通り其の通りと感じるけどなァ…。でね、僕、一応大学院まで行きまして、国際政治を学んだのですけれど、其の時専攻したのが台湾についてだったんですね。ですから、彼の国については、其れなりに詳しいと自負しているんです。で、其の台湾は、薩摩芋の様な形をした島でして、ちょうど九州と同じ程度の大きさなんです。しかも地震が非常に多いと。勿論、資源に乏しい国ですから、割と早い段階、1970年代から原発を導入していたんですよ。でもね、国にとって最も大事な事は何でしょうか?此れ、政治の原点であり、為政者ならば肝に銘じておくべきですが、其れは、国民の安全な生活でしょう。幾らお金があっても、生命を脅かされる様では、何の意味もありません。ですから僕、台湾の人々の選択は、極めて真っ当であり、正しい、そう思えてなりません。でも、台湾同様の大きさであり、活断層も地震も多い九州では、原発をどんどん再稼働してますもんね、正気の沙汰とはとても思えませんよ、全く…。

原発とは、確かに現在の技術力の粋を集めた物でありましょう。でも、もし其れが、危険極まりないと判断すれば、人間誰しも命に代えられないのですから、すぐさま止めるべきですよね。僕、不思議でならないんですが、「アンダーコントロール出来る」代物ならば、原発も、再処理施設も、東京なり、山口なり、アベ総理や自民党の重鎮の地元に置けば良いじゃありませんか。其れならば、未だ筋が通ると思うんですが、決してしない以上、やはり危険な物、僕、そう判断しますよ~。

僕、今日の拙ブログでこう書きました。どんな優れた技術があっても、其れを使うのは人間です。其の技術を使うも使わないも、最後は人間の判断ですよね。ならば、皆さん、よく考えましょう。今からでも遅くはありません。原発を止めましょうよ。まァ、今の総理って、母校のOBや教授や学生さん達からも抗議声明を出されている程、無知無恥無能ですからね、きっと命よりお金の方が大事なんでしょう。でも、僕、彼と心中するなんて真っ平ご免ですから、とっとと退陣させるか下野して貰うしかありませんよね。
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