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忘れられた日本人

竹林の 月の奥より 二月来る、早いもので、今年も始まったばかりだというのに、睦月が終わり如月でありまして、其れにしても寒いですよねえ…。僕、此処最近、出張あり会合あり長距離移動あり、夜寒の中、無理が祟ったのか、雪女 出さうな夜の 風邪心地、どうも体調不良であります。よし、今夜は暖かくして、なるべく早めに床に就こうっと。読者諸賢の皆様方も、風邪やインフルエンザには、どうぞお気を付け下さいね。

画期的な発明が毎日の様に公表される今日此の頃、先ずは、人の細胞を持つ豚の胎児を造る事に成功したとか。此れ、豚の体内で人の臓器を造り、人体へ移植するという事なんですが、とうとう此処まで来ましたか…。ギリシャ神話で謂う処のキメラ、此れはライオンの頭と毒蛇の尻尾を持つ化け物です。そしてゲーテの「ファウスト」に登場するホムンクルス、此れは人造人間ですね。共にフィクションですけれど、事実は小説より奇なり、先の豚の胎児なんて、現実は神話や文豪の想像力を凌駕しています。人間が造物主になったかの様で、果たしてこんな事をやっていいのか、僕、科学の進歩は認めますが、もうここら辺で止めておいた方が良いんじゃないかなァ…。人間の記憶が繋がる仕組み等々、脳の働きのメカニズムも、マウスを使う事により、どんどん解明されているそうでした。そしてね、ドイツのダイムラー社や、スウェーデンのボルボ社が、アメリカのテクノロジー会社と組み、2020年には、無人自動走行のロボット・タクシーを完成させるとか。どうやら此れ、全世界で展開するそうですよ。

どうもね、其の技術や科学の進歩って、新自由主義的な価値観と結びつきそうで怖いのですけれど、僕、今朝の読売新聞のWEB版を読んでいて、いたたまれない気持ちになったんです。元特攻隊員の89歳の男性が亡くなったそうで、此の方、出陣直前に終戦を迎えるという、九死に一生を得て郷里に戻り、自宅兼店舗、という形で、商売を始めたとか。長年の商いも上手く行っていたのですが、此の方の故郷は実は宮城の石巻、そして東日本大震災が襲い、自宅は津波で流され、仮設住宅に移り体調が悪化、其のままお亡くなりになったとか。僕、同情を禁じ得ないですし、謹んで哀悼の意を表します。どうぞ安らかにお眠り下さい。でね、僕、此の方が可哀相でならないのは、2度に渡って国から裏切られた事です。1度は特攻隊として。2度目は震災にあったのに復興せず、原発も止めない事です。僕、日本の政治家や官僚って、熱い血が流れているのか、本当に疑問なんです。かって、南太平洋や中国、ソ連国境や南米各国において、所謂棄民政策、自国民を見捨て、なけなしの資産まで取り上げる様なやり方って、頻繁に見られました。昭和史の本を紐解けば、全て載っています。ですから皆さん、いざという時に頼れるのは自分であり、愛するパートナーや親友や家族だけと思いますよ~。

僕、先日、TV朝日系のニュース番組を見ていましたら、千葉の農家が取り上げられていたんです。農業実習生として、中国人に来て貰い、農作業を手伝って貰っていたそうですが、或る日いきなり失踪、其のまま戻って来なかったとか。後日、其の農家には、携帯の請求書が山の様に来て、何十万も請求された由でした。どうやら其の中国人達、携帯電話の密売や転売を繰り返し、池袋周辺に潜伏しているそうでありました。実習生として来日、其のまま行方不明となり、闇ビジネスに手を染めている連中、此処10年で何と2万5千人も居るんですって…。現政権の移民受け入れ政策が如何に危険か、此の2万5千と謂う数字、大馬鹿総理は知ってるのかしら!?でね、振込詐欺ってありますよね。其の詐欺集団の論理って、「日本の金融資産の過半数が高齢者に集中している。其の上、年金の受給額は若者の給与より高い。老人は其れを使い切れずに死んで行く。其れを奪う事は犯罪では無い。」、ですって…。開いた口が塞がりませんし、何だかまるで、ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公、ラスコリニコフの様でありましょう。もう1つ恐ろしいのが、此の詐欺集団、高学歴の人が多いんですって。高度な教育を受けたのに、まともな就職先も無く、あったとしてもパート扱いという悲惨な現実に対する、強い強いルサンチマン、即ち憤りや怨恨や妬みを感じました。福満しげゆきさんという漫画家さんが居ますけれど、彼なんて、高収入や高学歴の人やモテる男は、何時か必ずバールで殴り倒したいと、冗談半分でしょうが、エッセイで公言してますもんね…。凄い世の中になったもんだ…。

閑話休題、此の国は一見、絶望的な状況に思えます。だって、上記の件に加え、少子高齢化に赤字国債、原発に年金と、問題は山積ですもんね。でも僕、若い人にとっても期待しているんですよ。最近の若者を見ていますと、甘えん坊でぐうたらで傲慢で、こりゃちょっと、幾ら何でもとても使い物にならんな、という人も確かに居ます。でもね、すこぶる優秀な子も居るんですよ。僕、彼らこそが此の国の最後の希望と思えてなりません。

佐賀県の武雄市に、石橋さんという可憐な天才少女が居まして、彼女は鷹匠なんですね。鷹を操る訳なんですが、日本の鷹匠全国大会で、史上最年少優勝をしたという才媛であります。彼女が今まで追い払ったカラスは1万3千羽、現在はより良い鷹匠になるべく、欧州へ留学中だそうです。実はね、海外では、鷹匠という専門職、立派に認められているんです。と申しますのは、先の害鳥駆除は勿論の事、ほら、海鳥が飛行機のエンジンに突っ込む事故がありますよね。此れも、空港内で鷹が舞う事によって防げるんだとか。又、貝の養殖の際など、カモメが其の貝を狙って来る由、此れを鷹で追い払うんですって。駆除する薬は毒薬ですから、当然環境にも人体にも良い筈がありません。其処で古墳時代から居たという鷹匠の出番でありまして、僕、帰国後の石橋さんが大活躍する姿が目に浮かぶ様です。高校野球の清宮兄弟や、履正社の安田君、九州学院の村上君、そして名門大阪桐蔭で1年生で4番を打つ根尾君等、此の国の球史を変える可能性がある球児も、沢山出て来ました。棋界では、中学生でプロになった藤井君、女流の里見姉妹や加藤さんも、将棋の歴史に名を残すでしょう。慶應大学3回生の福崎君は、東北大震災後1週間で、被災者に提供可能な部屋情報を流すサービス会社を立ち上げました。其の結果、230人の方々が無事にお部屋に入居出来たんですね。バングラディシュやヨルダン、ルワンダ等の最貧国に、DVDでの授業を提供している、早稲田大教育学部の税所君。震災復興プロジェクトに参加、行政よりも速く正確に気仙沼の状況を報告、現地団体と協力しながら東北再建を手伝う青学大の小嶋君。筑波大でコンピュータテクノロジーの勉強に励み、将来は医師になるという、ラグビー日本代表の福岡君。ドイツで行われた卓球女子国際大会で見事優勝した、伊藤選手と平野選手。共に13歳での大快挙でした。

こうして書いている僕が、若い彼らから勇気を貰った気がします!盆暗学生だった若い頃の僕よりも遥かに上でして、うん、此の国はまだまだ大丈夫と思えて来ました。僕、体調は宜しくありませんが、午後からも仕事を頑張るぞ!
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