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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ

読者の皆様、おはようございます。毎日寒いですが、如何お過ごしでしょうか!?僕、色々な方々のブログをチェックするのって、本当に楽しいんですが、山間部の皆様の雪掻きの画像を拝見しますと、其のご苦労に頭が下がります。九州人からすると、想像も付きませんけれど、結構危険だそうで、どうぞお気を付け下さいね。実は此の国って、国土の51㌫が豪雪地域だそうで、除雪作業中の事故は、全国各地でかなりの頻度になるとか。其れも、お独りで作業するのが最も危ない由、どうぞ近隣の方々にお声をお掛けになって、無理せず焦らず油断せず、ゆっくり作業されて下さいね。

さて、今朝の大分もしんしんと冷え込む感じでして、甲斐犬のコロちゃんの散歩も終り、熱い珈琲を淹れて一息入れた朝まだき、TVを見ていて、吹き出しそうになりました。トランプ大統領の映像が出ていたのですけれど、此のオッサン、公約通りに本気で、メキシコとの国境沿いに、壁を造るんですねえ…。僕、流石に此れは人気取りのハッタリと思っていたんですが、まさかのまさかで、本当に壁を造るとは思いも依りませんでした。でもね、未見の皆様には是非ご覧頂きたいんですが、もうDVDになりました「ボーダーライン」という映画があります。本作はまさしく、此のメキシコ国境沿いの麻薬マフィアのお話なんですが、壁が出来たからと言って、彼らの密輸や不法入国を防げないと思いますよ…。だってね、アメリカとメキシコの国境線は、何と3000㌔を超えていまして、其れに全て壁を建てるの!?しかもね、密入国の手段は様々でして、トンネルを掘ったり、偽造パスポートを使ったり多種多様、僕、此の壁は万里の長城と同じで、無用の長物ですし、両国の対立感情をいたずらに煽るだけ、百害あって一利なし、そう思います。此れは個人的な体験ですけれど、僕、かって、アメリカのサンディエゴからメキシコのティファナへと、バスを降りて徒歩で国境を超えましたが、警備やパスポートチェックは杜撰極まりなく、荷物チェックも無く、こりゃあ密入国は簡単だと思いましたもん。またね、此の両国を行き来する人の数は、年間4億人に達する勢いでして、入国審査を厳しくするのも手ですが、其れはちょっと物理的に無理なのかもしれませんね。でね、数十㍍行けばもう、英語は殆ど通じず、マリアッチが流れ、タコスの薫りがし、コロナ・ビールがライムと共に売られ、そしてスペイン語の世界でありまして、カルチャー・ショックを受けました。でもね、アメリカの南部の大農園、此処で働く人々の半数は、メキシコからの不法入国者と謂われていまして、此の問題はどうなるんでしょうか!?

其の乱暴なトランプの施策に対抗するかの様に、SNS上では、活動家達が、4月15日に、大規模なデモを計画中だとか。大統領就任式の際の、反トランプデモには、全米各地で300万人が集結しましたが、4月には、其れ以上の人が集まるのではと謂われています。

其のアメリカの親戚筋にあたるイギリスですが、新首相のメイさん、欧州各紙の主要紙の論調を見る限りでは、とんでもない経済音痴だとか。英国経済の復調よりも寧ろ、移民排除による人心の収攬に重きを置いている様子でして、うう~ん、僕、以前の拙ブログでも書きましたけれど、此れでは本当にイギリスは分裂、ブリテン島は、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの4国になってしまいますよ。フランスもドイツもベルギー等々、欧州各地で極右が台頭、EUの行方は混沌としています。ロシアのプーチンも、其の状況を睨みながら虎視眈々、EU分裂を狙ってますもんね。

でね、パラダイムシフトは確かに起きつつあると感じましたのが、今日の日経の電子版の記事でした。中国が去年新たに立ち上げた、アジアインフラ投資銀行なんですが、フランス・ドイツ・ロシア・イギリス、そして中国が中心となり、華々しくスタートした訳です。要するに、アジアの経済成長の投資の為の銀行なんですが、現時点の参加国は57か国なんですね。そして今年、アフリカや欧州や南米等の、25か国が新たに参加する事が決まったそうです。となりますと、欧州・南米・東南アジア・オセアニア・アフリカ・アジアの82か国が加盟し出資する、壮大なスケールの世界的な銀行と謂えましょう。主要国で参加していないのは、アメリカと日本と台湾ぐらいでありまして、あれれ、もしかして僕達は村八分…!?実はね、昭和41年に、日米が主となり、此の中国主導の銀行と同様の物を設立、今でもあるんですよね。アジア開発銀行と謂うんですが、加盟国は48か国でして、参加国の数では、既に完敗でありましょう…。

今までの国際社会のリーダーだった、米英は孤立主義を深め、欧州は分裂の危機にあります。其れに変わって台頭しつつあるのがロシアと中国、という図式ですけれど、我が国は、海を隔ててですけれど、アメリカ・ロシア・中国に挟まれている形となります。何時破裂するか分からない火薬庫、朝鮮半島も近いですしね。日本列島は、本当に宜しく無い位置にある、そう痛嘆したくなりますが、愚痴を言っても始まりません。緊褌一番、此処は国際情勢を見極め、熟慮すべき局面でしょう。

閑話休題、僕、都内に出張の際の定宿って2か所あるんですが、そのうちの1つは、拙ブログで何度も触れた人形町であります。其の人形町から銀座線に乗りまして2駅先、京橋という駅があるんですね。其処で居りますと、恐らく日本で唯一であろう、クロアチア料理のお店があります。僕、定宿から近いですし、仕事の合間のランチタイム、此の「ドブロ」というお店にお邪魔した事があるんですね。出来ます物は、アクアパッツアやパスタはイタリア風。テリーヌはフレンチスタイル。烏賊や蛸を食べるのはスペイン風。ロールキャベツがあったんですが、此れ、非常に酸味が強く、東欧風でした。お米料理もあり、此れはトルコでしょうか。美味でお手頃な価格なんですが、何だか多国籍風でして、僕、勿論クロアチアなぞ行った事がありませんから、黙々と食べていたんですが、其処でハタと気付きました。

此のクロアチア、かってはユーゴスラビアでありまして、分離独立した訳なんですね。クロアチアがあるのはバルカン半島、古来から、中近東や東欧や南欧から人々が集まり、成程、其れで先の料理となったんだと分かったんです。其れと同時に、此のバルカン半島、欧州の火薬庫と呼ばれた程、物騒な地でした。旧ユーゴの内戦が長く続いたのは記憶に新しい処ですけれど、第一次世界大戦のきっかけとなったのも、此の地ですもんね。サラエボ事件と謂うんですが、オーストリアの皇太子夫妻を、ボスニアの青年が暗殺した大事件であります。ボスニアもユーゴやクロアチア同様、多くの民族と宗教が入り交じる地でして、先の青年は、他民族や異なる宗教を嫌う、分離独立主義でありました。此の暗殺が、第1次世界大戦を引き起したんですが、僕、現代って、当時の状況に酷似している気がするんですよ。

偏狭なナショナリズムが台頭し、独立を目指し、他国の皇族を殺すなぞ、とんでも無い暴挙ですよね。今なら、ISやアルカイダでしょうか…。でね、不気味なのは、ユーゴと謂う半島国家で此の事件が起きた事です。実は、半島国家って、戦争の発端になる事が多いんです。其れは、地勢的な意味でして、先ずは大陸で大国が勃興し、勢力を伸ばします。其の結果、大陸の最終地である半島の国にも触手を伸ばし、占領してしまうんですね。先のバルカン半島、そして朝鮮半島もインドシナ半島もそうでしょ。中近東だって、かなり広大ですが、アラビア半島であります。そして、メキシコも、其の形を思い浮かべて頂きたいんですが、ユカタン半島に代表される半島国家と謂えましょう。ですからね僕、トランプが余りにメキシコを敵視し、追い詰めるのって、戦争の危険性を高める世紀の愚策と思えてなりません。

天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁うるところを知らざるしかば、久しからずにて、亡じにし者なり。此れ、今から1000年前に書かれた平家物語の一節ですけれど、僕、全世界の指導者に読んで欲しいなァ…。

さて、実は僕、明日は朝から中々忙しく、そして福岡出張もありまして、拙ブログの更新は、土曜日或いは翌週になるかもしれません。其れでは皆様、一足先に、素敵な週末をお過ごし下さいね~♡
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