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OPEN YOUR EYES

今朝の大分は強烈な寒さでした。勇気を出して床を出て、犬の散歩に出ましたら、天上に 宴ありとや 雪止まず、粉雪が頻りに舞っていまして、成程ねえ、道理で寒い訳ですよ。しかしワンちゃんって、悪天候の時、妙にテンションが上がる様でして、強風と雪の方向に驀進するもんですから、こういう時は、炬燵で丸くなる猫を飼っている人が羨ましいです…☃

さて僕、金曜は博多、土曜は大分で会食する機会がありまして、談論風発和気藹々、情報収集に意見交換、大変有意義な時間を持てました。ご参加頂いた皆様には、此の場を借りて、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。是非又行きましょうね。ささやかな宴席でしたが、福岡も大分も魚が美味しい処ですから、お店選びには左程苦労せず、助かった次第です。

閑話休題、古代ローマの宴席って、先ずは入浴し散髪、そして香水入りの雪水で手を洗う処から始まり、薔薇が敷き詰められた大部屋に案内され、半熟卵に野菜にオリーブ、蟹に海老に雉、茸にヤマネ--リスの1種を人工的に太らせるんですって--にソーセージ、此れが第1のコースだとか。そして、孔雀・鴨・フラミンゴ、羊・豚・小鹿・牛の肉、鰻や雲丹や様々な魚達、季節によっては生牡蠣、此れらが巨大な銀の大皿に乗って出て来るとか。飲み物は、濃縮されたワインを水で薄め、熱燗にしたもの。今で謂う、ホット・ワインといった処でしょうか。此の第2のコースが終わりますと、箸休めの余興と申しますか、各国の旅芸人の一座が、曲芸や手品、歌やダンスを披露、そして、デザートとなります。クルミに梨に林檎に葡萄に無花果、原始的なケーキやパイも出たそうで、将に酒池肉林の大饗宴と謂えましょう。そうそう、チーズケーキは古代ローマには既にあったそうです。そして給仕してくれるのは、肌や髪の毛の色は様々ですが、頭脳明晰で気が利く、選りすぐりの美少年達が務めたとか。タイム・マシンがあれば、是非お誘いして欲しい処ですけれど、僕、古代ローマが素晴らしいと思うのは、其の寛容さと大らかさなんですよね。

最近の流行り言葉で謂えばダイバーシティ、多様性と訳しますけれど、先の古代ローマの宴席、其れを感じませんか!?先ず、様々な食材は、地中海全域やアフリカ、中近東や欧州から運ばれた物です。当時の交易路は、既に明らかになっていますけれど、スペインから小麦が、ギリシャから蜂蜜が、フランスからワインが、北アフリカからは塩が、中近東からナツメヤシが、といった塩梅だったそうです。美少年達や旅芸人にしても、職を求めてローマに来た訳ですよね。また、古代ローマが何世紀も繁栄した其の理由は、其の大らかさでした。戦争で領土を拡大したのは事実ですけれど、其の支配した国々に、大幅に自治権を認めたんですね。ですから、他国生まれの奴隷出身でも数年勤めれば自由になり、市民権を得、皇帝になったケースも多々あるんです。今から二千年以上前のシステムとは思えない、画期的なやり方だったと思えてなりません。

でもねえ、古代ローマの施策より、2017年の現代の方が退化しているのかもしれません…。つい先日、アメリカのトランプ大統領の就任式が行われました。権力者への辛辣な批評で知られるアメリカのマスコミも、通常ですと、大統領就任後3カ月は批判を控えるのが常でした。ところが、先に民衆の方が敏感でありまして、アメリカ国内30か所で300万人が集結、反トランプのデモが行われました。吃驚した事に此のムーブメント、全世界に波及、僕、AFP通信の動画で見ましたけれど、パリのエッフェル塔で、ベルリンで、バルセロナで、ロンドンで、そしてローマにモントリオール、シドニーにナイロビ、ケープタウンにテルアビブ、全世界80か国500万人の人がデモ行進を行ったとか。世界的な名優、ロバートデニーロや、歌姫マドンナも参加、壮観でありました。特にワシントンに居たマドンナ、カッコ良かったなァ。「愛の革命へようこそ。絶望している場合じゃない。独裁政治にノーを言いましょう!」と、何十万人の前で唄っていまして、大した女性ですよね♪でね、僕、残念でしたのは日本でして、無論国民性もあるんでしょうが、反トランプのデモは都内であったそうなんですが、参加したのは日本在住の外国人数百人のみだった由、此の無関心さって、何なんですかね…!?別にデモを薦める訳じゃないんですが、もう少しだけ、世界の動向に注目しても良いと思います。そしてね、声を上げて主張しないと、権力者にやりたい放題されますよ。

閑話休題、今週末公開される映画「スノーデン」、此れ、僕は勿論劇場に足を運ぶ心算ですが、皆様、お時間があれば是非ご覧になられた方が良いかと。元CIAのエドワード・スノーデンさんの実話を映画化した物でして、皆様、疾うにご存じでしょうが、彼は、アメリカ政府の命令で、全世界の電話やメールを盗聴していたとして、大騒ぎになり、今はロシアに亡命しましたよね。そして、アメリカ政府からはもう1つのミッションを授けられたとか。其れは、「将来、日本がアメリカの同盟国でなくなった際、日本国内の色々なシステムを破壊出来る様、コンピュータにプログラミングしろ。日本の銀行、電気、ダム、駅、病院等々のシステムに、スパイウィルスを組み込め。」ですって…。しかも其れはもう仕込み済みだそうで、其れをTBSのNEWS23で、「スノーデン」を撮った、映画監督のオリバー・ストーンさんが爆弾発言しました。僕、其の動画を確認したんですが、ストーン監督、確かに言ってます…。

ストーン監督曰く、「此の映画は事実だ。スノーデンさんの実体験を其のまま撮っただけだ。」という事でした。僕、3つの可能性があると思います。大嘘。ブラフでありはったり。真実。どれが本当なのか、僕には皆目分かりません。でもね、こういう発想其のものが、大変恐ろしいと感じます。やっぱりねえ、インディアンを虐殺して建国したのがアメリカですし、彼らに正面から戦を仕掛けたのって、日本だけじゃありませんか。ハワイでもメキシコでもキューバでも同じ虐殺を繰り返した訳ですから、何時の日にかきっと、必ず復讐されるという潜在的な恐怖心もあるんでしょう。「日本人と日本は、いつ逆らうか分からん。だから、一生奴隷にしてやる。」という考え方なんでしょうが、最早其れ、思い上がった独裁者であり、凶悪かつ残忍な犯罪者の発想に近い気がしてなりません。そんなに心配しなくとも、アンタの国は、何れ無くなります。2040年代でしたか、白人が少数民族に転落し、ヒスパニックや黒人の方が人口が多くなるんですから、アメリカという国其のものが、大きく変わる事は間違いありません。

でね、僕、昨日、ネットフリックスという媒体で大人気かつ大好評を博している、「デアデビル」という連続ドラマのDVDを借りて観たんです。今現在、世界中の映画界を席巻している、マーベル社の製作なんですね。いやあ此れ、未見の方の為、詳しくは書けないんですが、現代アメリカ社会の病巣をリアルに描いていまして、感心しました。スーパーヒーロー物なんですが、今の世相を上手く扱っています。法で裁けない、絶大な権力と資金力を持つ極悪人--此れって、アメリカ其のものの様にも思えます。--が登場するんですね。其の強敵を、徒手空拳で盲目、其れでも視覚以外の能力は全て卓越したスーパーヒーローが立ち向かう、というお話です。此のドラマ、大好評でシーズン3までは決定したんですが、此処から派生したシリーズも凄いんですよ。「ジェシカ・ジョーンズ」なんて、白人女性がスーパーヒーローの主人公ですが、アルコール依存に苦しみ、上司はレズビアンで同性婚をしていて、男性からはモラハラやDVを受け続け、恋人は黒人という設定ですもん。非常に現代的でリアルな感じがしませんか?

話を戻しまして、現代のアメリカは、ローマの様に誰にでも門戸を開いた夢の国、というイメージが、かっては確かにありました。ところが今では、日本以上の格差社会であり、先のドラマの様な人種やゲイへの差別、銃や宗教の問題もあり経済も上手く行かず七転八倒、断末魔の状態と僕は見ています。古代ローマとアメリカの差異は、寛容か否か、其れだけでしょう。オバマは確かに大統領になりましたけれど、竜頭蛇尾、中途半端に終わりました。アメリカは、かっての敵国出身者がリーダーになる程の劇的な転換が無ければ、沈みゆくだけと思いますし、僕達日本人は、彼らと付かず離れずで、傍観していれば良いと思いますよ。

さて、週明けから堅い話に終始して恐縮でした。此れから会議が続きますんで、頑張って来ます!
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