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△7七桂

今朝の大分は、寒さが幾分か緩んだ感じでした。お蔭様で、早朝の犬の散歩も何時もよりは楽でして、心なしかコロちゃんも足取りが軽かった様に思いました。満開の 花のことばは 風が言ふ、いやあ春が来て目出度い限りで、酒量凛々立春大大吉、とまでは行きませんけれど、此のまま段々と暖かくなれば良いなァ❀ところで僕、最近、寒さの所為か、妙に肩や首が凝るんですよね。寝ている際に、冷えて来て、肩に力が入るんですかねえ…。其れともビタミンが足りないのか、肩凝りには、ビタミンB1が良いと聞きますから、こうなるともう、其の栄養素が豊富な、鰻を食べるしかありませんね~。亡母が生きている頃、京都で清遊した際、琵琶湖の程近く、滋賀の大津まで足を伸ばしたんですが、其処で食べた名物のきんし丼、すこぶる美味でした。鰻丼の上に、錦糸卵と謂うよりも、大振りな出し巻き卵が乗っていまして、此れが合うんですよね。まァ、鰻巻きなんて、卵焼きの中に鰻が入っている訳ですから、其れをスケール・アップしたのがきんし丼でありまして、不味い筈がありません。実際ね、僕の見る処、パワフルな人って、皆さん、鰻をこよなく愛している様に感じます。昭和を代表する大歌人の斎藤茂吉、彼は生涯に1000匹の鰻を食べたそうでして、ゆふぐれて 机のまへに ひとり居りて 鰻を食ふは 楽しかりけり、ですって。エッチなSM小説を沢山書いた作家、団鬼六先生も鰻が大好物。「乾いて候」「実験人形ダミー・オスカー」「半蔵の門」等々、大ベストセラー漫画の原作者、小池一夫先生も、昨日のツイッターで、南千住の鰻の名店「尾花」に行かれていました。世界のHONDAの創設者、本田宗一郎。維新の三傑の筆頭である、西郷南洲翁。此の両巨頭も、鰻が大好きだった由。意外な処では、歌手の山下達郎さんも鰻ばかり食べているそうで、道理で、還暦を過ぎて尚、あの高音域で唄えるんでしょうね。そして、将棋界の最長老、御年77歳で未だ現役の加藤一二三9段と謂えば、対局中の食事は常に決まっていまして、昼も夜も鰻重の上を出前で取り、其のパワーで、盤も割れよとばかりに駒を叩きつけるんですから、若手が圧倒されるのもさもありなん、と感じます。

其の加藤九段が属するのが、日本将棋連盟、であります。1世紀近い歴史を持つ、将棋の総本山であり、プロ棋士は全員、其処に属するんですね。読者諸賢の皆様方は疾うにご存じでしょうが、昨年、此の日本将棋連盟の根幹を揺るがす、大事件が起きました。三浦9段が対局中、離席をする事を繰り返しており、其の間にスマホの将棋ソフトを見て、カンニングしていたのでは、という疑いがかかりました。三浦9段は、竜王戦という大きなタイトルマッチの出場が決まっていたのですけれど、恐らく週刊文春でしょう、「疑惑の挑戦者!?」という記事が出る事が発覚しました。其れが分かったのが竜王戦の1週間前の由、其処で三浦9段を事情聴取した処、真相は藪の中でした。只、本人の態度も不自然であり、トップ棋士や役員で話し合い、三浦9段の欠場が決まった訳です。ところが、第3者による調査では、三浦9段の不正行為は見つからず、そして昨日、日本将棋連盟会長、谷川さんが辞任の記者会見をした、という流れでした。僕、小学生の頃から将棋を指し、そして今では弱いながらも3段の免状を頂いています。僕、将棋を長年愛し、そしてプロ棋士を心から尊敬しています。ですから、今回の件、本当に胸を痛めていたんですが、谷川会長の辞任という最悪の結果になってしまい、残念でなりません。

僕、常にフェアでありたいと願っていますし、そう生きている心算です。ですから、此の件を僕なりに虚心坦懐にレポートします。将棋連盟側からすれば、先に書いた竜王戦って、賞金総額は1億円を優に超え、優勝者は4000万円という、棋界最大のビッグ・マッチなんです。読売新聞がスポンサードし、NHKBSでも生放送がある訳で、其のタイトル・マッチに、もし不正で勝ち上がった挑戦者が出場しては、全てが壊れてしまいます。ファンは勿論、スポンサーにも多大な迷惑が掛かりますよね。そして、誰も書かないから書きますが、どうやら三浦9段、前々から挙動不審、怪しいのでは、と多数の棋士から思われていた様なんですね。火の無い処に煙は立たぬ、という訳です。そして、事情聴取した際にも、挙動不審であり、やはりクロだ、と早合点し、今回の大失策となったんですね。疑わしきは罰せず、刑事裁判の大原則なんですが、先の事情を勘案すれば、こうなったのは、仕方が無かったのかもしれませんね…。哀しいのは、ファンも、棋士も、スポンサーも、将棋そのものも、全てが傷ついた事でしょうか。

僕、残念でならないのが、谷川会長の辞任でした。事、此処に至っては、辞職も已む無し、という決断なのでしょう。将棋界をご存じ無い方が多いと思いますので書きますが、谷川さんって、戦国期から数えて、500年で僅か19人しか居ない、永世名人の1人であり、将棋の強さは勿論抜群、其の上、稀に見る高潔な人格者なんです。僕、実は1度だけ彼を間近で見た事がありますが、オーラが出て、カリスマ性に溢れてましたもん。其の言動、所作、立ち居振る舞い、対局態度、誠に見事でして将に一幅の絵、平安時代から連綿と続く将棋の文化、其れを体現する存在でした。其の彼が泥をかぶる事になり、顔色が悪く痩せてしまい、憔悴しきった姿を見るのが、痛ましくてなりません。

でね、僕、心底怒っているんですよ。溺れる犬は石もて打て、と申しますが、其の谷川会長に対し、マスコミやネットでは、悪口雑言罵詈讒謗でありまして、もう、滅茶苦茶に貶しているんですね。あのねえ、将棋界の仕組みやプロ棋士の凄さも知らずに、よくまあ言いますよ。人を批判するならば、其の世界を知り、勉強し、あらゆる角度から考え抜き、他者の意見も聞き、そして判断すべきでしょう。拙ブログでも、自民党の悪口をしょっちゅう書いてますが、ニュースに対しても複数の媒体で確認、そして考え、先の自覚と責任を持って書いている心算です。人を批判するという事は、其の刃が己にも返って来る事もある、僕、その覚悟は常にありますよ。でもね、新聞にせよ雑誌にせよネットにせよ、匿名じゃありませんか。そりゃちょっとズルくないですか!?例えば僕の場合、本名は記してますもん。大藤崇と言います、以後、お見知りおきをm(__)m。其れはさておき、将棋連盟って、恐らく日本でも此処にしか無い、ユニークな組織なんですね。先ず、棋士は皆、フリーランスであり個人事業主です。ですから、対局以外は将棋連盟に来る必要もありません。つまり、べらぼうに将棋が強い、150人の職人集団であり、東大卒も居れば中卒もおり、彼らが平安期から続く将棋文化を守っている訳です。今回、新聞雑誌を見ていたら、論調は大体同じでして、「将棋連盟はガバナンス--組織の統治や管理という意味です--が全く出来ていない無能集団。経営の専門家を入れるべき。」といった書き方でした。テメエ馬鹿野郎この野郎、先に述べた様に、極めて特殊な形態の組織じゃありませんか。となるとですよ、一般社会のガバナンスの方法論なぞ、将棋連盟に合う筈がありません。だって、此の国に1つしか無い会社なのに、何故其処に通常のルールを当てはめるんでしょうか?僕、そういう事を書く、新聞記者の方が、余程世間知らずと思うなァ。将棋連盟は、将棋文化を愛する人達、即ち棋士自らが運営すべきで、其処に外資系やIT産業の論理を持ち込むべきじゃないでしょう。

でね、マスコミの連中も、長い物に巻かれないで、もっと攻撃する対象なんて、山の様にあるでしょ!今朝のニュースで、文部省が組織ぐるみで早稲田大学への天下りを続けていた、と出てましたが、そっちを責めなさいって!もう1つ、さっき急に思い出したんですが、今、公明党はちゃっかり与党に入り、自民党と連立を組んで長いですよね。でも、かって、小沢さんが率いた新進党という巨大野党があり、其の中に、公明党議員は全員入っていたんですね。其の時、新聞各紙や自民党は、「政教分離」、即ち、政治と宗教を一緒にしてはいけない、と執拗に攻撃していました。でも、今、公明党はずうっと与党に居るのに、誰も其の「政教分離」を言わなくなりました。僕、公明党に対し、全く他意はありません。決して誤解して欲しくないんですが、でもね、野党の時には散々貶し、与党に入ったらお咎め無し、って、とってもおかしくないですか!?そうそう、自衛隊大賛成の自民党と、猛反対の社会党が連立政権を組んだ事もありましたっけ。こんなのね、支離滅裂で滅茶苦茶ですよ…。ホント、変な国だなァ…。

さて、拙ブログは全く力はありませんけれど、せめて此の文章の中では、世の矛盾や不正について、正して行きたい、そう思っています。時折暴論になる時もあるかもしれませんが、ご笑覧頂けたら幸いです。実は僕、明日から博多へ、急遽出張が決まりました。出発時間は未だ未定でして、明日の拙ブログは更新出来るか分かりません。其の際は、来週月曜日にお会いしましょう。しかし、博多は寒そうだなァ…☃。皆様、週末は暖かい恰好でお出掛け下さいね(^.^)/~~~
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