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×× the great dictator ××

しかし此の冷え込み、何とかならないもんでしょうか!?いくたびも 座り直して 寒さかな、足元からゾクゾクと来る感じでして、昨日は時雨まで降って来ましたもんね。まァ、今は大寒、最も寒い時期でして、もう暫くすれば立春ですもんね。♪梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳なよなよ風次第♪、後少しの辛抱でありましょう。実は此の「梅は咲いたか」、端唄と謂いまして、江戸期に大流行した庶民の流行歌なんですね。花柳界を舞台に、艶っぽい物が多く、此の曲の2番の歌詞なんて、浅蜊取れたか 蛤まだかいな 鮑くよくよ片思い、と続きまして、最後の3番は、柳橋から小舟を急がせ 船はゆらゆら波次第 船から上がって土手八丁 吉原へとご案内、で〆となります。江戸情緒と申しますか、♪春のうららの隅田川♪の様に、暖かくならないかなァ…。

閑話休題、其の江戸期の為政者って、今の政治家達よりは良心的だったと思うのですけれど、豊洲の件は酷かったですよねえ。過去8回の調査では決して出なかった有害物質、ベンゼンやらシアンやヒ素等々が、基準の79倍も検出されたとか。あのねえ、ヒ素って、毒物の代表格じゃありませんか。此れ、あくまで私見ですけれど、豊洲への移転、止めておいた方が良いと思うなァ。余りに危険過ぎますし、不思議なのは、今までの検査では検出されなかったのに、今回いきなり出ましたでしょ。此れ、都側が不正をし隠蔽していたとしか思えません。石原・猪瀬・舛添と続く、自民党系知事の圧力もあったんじゃないかしら…。でもね、僕、此の豊洲移転の問題、拙ブログでは随分前から触れて来ましたけれど、かなりの無理筋ですよ。だって、豊洲って、元々は埋立地で地盤が脆弱な事に加え、東京ガスの工場がずっとあった訳ですから、そりゃあ有毒物質も出ますって。築地の方が段違いにアクセスが良く、同じ埋立地ですけれど、豊洲よりは地盤が強いんですって。もうねえ、自民党の利権絡みでの市場移転計画だったとしか思えないんですが、よくもまァ今まで、「豊洲は安全」と、いけしゃあしゃあと嘘を付きますよねえ…。

此れも酷いなァと、目を覆いたくなるんですが、皆様、日本テレビ系の人気長寿番組、「鉄腕DASH」ってご存じでしょうか!?アイドルグループのTOKIOの面々が、DASH村と銘打ち、東北の田舎を舞台に、農作業から家造りから、何でも手造りで行う、という番組でした。今では、場所を移し、DASH島になっていまして、僕、年末年始に偶々番組を見ましたら、何百㍍も手造りの水路を引いていまして、アイドルと謂うより、最早肉体労働者と化していまして、大笑いしました。其れはさておき、先のDASH村、何と福島第1原発の直ぐ近く、浪江町という処にあったんですね。此の町、原発から20㌔程度の位置でして、確か、「帰還困難区域」だった筈です。ところが、公明党の高木経済産業副大臣が、「DASH村を復興のシンボルとし、復興記念館や体験農園を造る事を検討したい」と発表しました。テメエ馬鹿野郎この野郎、寝言言うのもいい加減にしな!!あのねえ、浪江町って確か未だ、放射性物質が沢山検出されていまして、復興記念館を造る前に、全国の原発を廃炉とし、福島のメルトダウンを処理すべきでしょ。高木副大臣、完全なる手順前後であり、物事の軽重が分からない大馬鹿者と思います。だったら、政府与党や東電や官僚、そして出鱈目な情報を垂れ流すマスコミの連中は皆、福島に住み、「アンダーコントロールされている」現地の物を飲んで食べて下さい!国民を舐めるな!大体ねえ、DASH村の農業指導にあたっていたお爺さん、急性白血病でお亡くなりになった訳で、心からご冥福をお祈りしますけれど、此れ、先ず間違い無く、福島原発の放射能に被爆したからじゃないのかなあ…。本当に可哀相に…。

もう1つ、来年の2018年って、明治維新から150年の節目だそうです。其れに因み、アベの野郎、「明治時代の国造りをテーマにした映画製作について、国として大規模な支援をする」んですって。こういうのを、プロパガンダ、国策映画と謂うんですが、まるでナチス・ドイツのやり方と瓜二つじゃありませんか。ドイツには、レニー・リーフェンシュタールという女性映画監督が居まして、彼女がナチスの宣伝映画を一手に引き受けていたんですね。今尚、映画界の大汚点と謂われています。

まァ、映画という芸術の世界に、「明治時代の国造りをテーマにすれば、金を沢山出すよ」だなんて、野暮は野暮でも野暮の骨頂、99㌫、傑作は生まれない、僕、此処に断言します。すべからくアートとは、既存の価値観にNOと謂うものであり、大体において反体制なんですよ。絵画、小説、音楽、映画、漫画等々、会社勤めなぞ出来る筈も無い人達がやっている仕事でして、純粋な感性の持ち主の集団なんです。そういう人達に、「明治の日本は素晴らしい」といった内容の物を造らせるなんて、札びらで顔を引っ叩く感じでして、闇成金の発想ですよ。僕、とても好きになれません。「明治って素敵!」「日本万歳!」「総理最高!」、こんな映画、誰が面白いんですか!?寧ろ、優れた映画って、他人様とは違った角度から物事を見たり、善人が実は悪人だったり、権力者をからかったり、奇想天外に見えて現実社会とリンクしていたりするものじゃありませんか。最近の邦画で大ヒットした物って僕、「シン・ゴジラ」と「相棒」、ちょっと古いけれど「もののけ姫」ぐらいしか観ていません。でも、3作品とも、かなり辛辣にシニカルにそしてシリアスに、政権や政治批判をしていたと思ったんですけどねえ…。もし、お旦やタニマチやパトロンを気取りたいなら、黙ってお金だけ出して、内容については、優れたクリエイターに任せるのが、粋ってもんですぜ。世界一のパトロンだった、中世イタリアのメディチ家を見て下さいよ。ダビンチにミケランジェロ、アッローリにボッテイチエリ、多士済々じゃありませんか。ところで、政府の明治維新の映画、僕に撮らせてくれないかなあ。時の権力者を礼賛した振りをして、実は彼らを思い切りカリカチュアライズし、真実を曝け出してやりますよ!しかしね、国民の皆さん、僕達の税金を映画製作に使われ、しかも其れは駄作の可能性が極めて大きいのに、腹が立たないのかしら…。年金に原発廃炉に赤字国債、少子高齢化に経済格差に食糧自給率のアップ等々、使い道なんて、山の様にあるんだけどなァ。

要するに現政権の面々には、映画を解する芸術的センスなぞ皆無、そして芸術を愛する心も無い、という事でありましょう。でね、映画を文化として自認している国って、アメリカとフランスだと思うんです。アメリカのハリウッドは完全なる自由主義、お客さんを喜ばせるエンターテイメントに徹しています。此れがフランスですと、シネマテーク・フランセーズという機関がありまして、此処では古いフィルムを修復、ありとあらゆる映画資料を揃え、其の数何と5万本と謂われています。そして、芸術映画製作の予算や供給や宣伝等、50か国と提携し協力し、毎年700億円の予算を割いています。どうせやるなら、此れぐらいのスケールでやってご覧よ。でね、其の気はさらさら無いと思ったのが、議員年金を復活させようとしてるんですってね。先ずは地方議員を皮切りに、国会議員にまで波及させようと画策している由、あのねえ、議員年金って確か、無駄な経費として、2003年か2006年に廃止された筈でしょ。其れを復活だなんて、厚生年金も国民年金も破綻寸前、国家財政すら危ういのに、何を考えてんだか…。

僕、国の施策も、先の映画製作と同じで、米国式の完全自由競争か、欧州型のきちんとしたセーフティ・ネットを持つ保護的な物しか無い様に思うんです。北欧なぞはかなりの重税ですけれど、教育や医療は福祉は無料でしょ。でね、どのスタイルの政治システムも、一長一短でして、どれを選ぶかは国民が決めるべきです。只、アメリカ式の弱肉強食の新自由主義は、既にもう、皆がNOと言っているのが国際的な流れですよね。アベちゃん、映画製作なぞ、ど素人が口を挟むべきではありません。此の国の来し方行く末を考え、骨太な政策を打ち出して下さいよ!
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