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♨ 山は富士 海は瀬戸内 湯は別府 ♨

一昨日の前回の拙ブログ、割と反響がありまして、僕、あるスタッフに聞かれたんです。「地方の市って、そんなに将来無くなるんですか?」との事でして、1年?ぐらい前の毎日か読売だったと思うんですが、僕、其の記事の一部をプリントアウトしてたんですよ。ローカル過ぎる話題で、大分県外の方には大変申し訳ありませんm(__)m。其れに依れば、人口減少で自治体の存続が危ういのは、日田市・佐伯市・臼杵市・津久見市・竹田市・豊後高田市・豊後大野市・国東市、玖珠町・九重町・姫島村、でありました。因みに此れ、日本全国津々浦々で見られる現象でありまして、特に北海道や四国は大変そうでした。都内でも、豊島区がそうだった記憶があります。何だか、住む場所で格差が生じる感があり、決して宜しくありませんよね。

我が大分の現状を見ますと、所謂県債、県だけでの借金も1兆近い筈ですし、市町村で黒字の処なんて皆無でしょ。でもね、大分って元来は、豊前豊後と呼ばれた豊の国、即ち物成りの豊かな処でした。ですから、古代の宇佐の地には邪馬台国があり、平安期の石仏や古寺や山岳信仰を中心とする仏教文化が栄え、中世の大友宗麟の時代には、南蛮貿易で益々潤った訳です。今の府内町から出土した遺物なんて、凄いじゃありませんか。イタリアからはベネチアングラス、タイやミャンマーに中国韓国の陶磁器等々が発見されており、当時の大分は国際都市だった事が分かります。聖歌隊に演劇に演奏会までやっていたそうでして、何れも日本初の由、往時の繁栄ぶりが偲ばれます。別府もそうですよね。日本一の源泉数と湯量を誇る訳で、明治期には国際博覧会が開催され、戦前は日本海軍が度々寄港し、大戦後は進駐軍が、そして新婚旅行のメッカであり、ジャイアンツにライオンズと、プロ野球のキャンプ地でもありました。其れが今ではねえ…。別府の商店街なぞ、かっては不夜城とまで謂われたのに、今ではシャッターを閉めた店舗ばかり、もうねえ、哀しい限りですよ、全く。公務員がどれだけお金を抜いたのか、恐ろしくなります。

其れなのにね、「四国と大分を橋かトンネルで繋ぐ」「新幹線を敷く」とか、寝言言ってるでしょ。大体ね、人口が激減する訳ですから、橋もトンネルも新幹線も、利用者そのものが居なくなるでしょうに。発想が古過ぎると申しますか、何だか昭和の頭だなァ。只ね、発想の転換をすれば、僕、鉄道に関しては、まだまだ行けると思うんですよ。僕、寝台特急をこよなく愛していまして、今では乗れなくなって至極残念なんですが、かっては「富士」「はやぶさ」「あさかぜ」「彗星」「みずほ」と、西日本発の物は、大概乗ったんじゃないかしら。そうそう、インドやオーストラリア、台湾やマレーシアでも乗りましたもんね。本邦ですと、寝台特急の食堂車でご飯を食べるのが楽しみでしたが、今の人にこんな話をしても、とても分かって貰えませんね、トホホ…。まァ、現在では世界中で衰退するばかりの寝台列車なんですが、今、欧州ではドイツのお隣、オーストリアで大人気だとか。古めかしい寝台列車という名では無く、「ナイトジェット」と呼ばれていまして、サービスが良いんですよ~。寝台の上に寝具が置いてあり、シーツを敷くのはセルフサービスですけれど、朝食は21品目から選べるんですって。シャワーやトイレは勿論の事、アメニティが凄いんです。スリッパに耳栓、タオルに石鹸、ミネラルウォーターにスパーリングワイン、お菓子にジュースは無料です。此れでミュンヘン~ローマで39ユーロ、日本円で5000円行かないですもんね。ううん、乗ってみたい!ところで全国八幡宮の総本山、大分は宇佐神宮の新年の参拝客、好天にも恵まれ、非常に多かったそうですが、かってはね、宇佐神宮まで列車が走っていたんですよ。もう廃線になって久しいんですが、先のナイトジェットの様な、新たな工夫をすれば、今尚走っていたかもしれません。

閑話休題、興味深い街造りの1つとして、台湾に新竹市、という処があります。首都台北から1時間、此処は鴨料理とお刺身が有名でして、僕、かって亡父と清遊した事があります。当時は未だハイ・ティーン、食べる事にしか興味が無かったんですが、此の新竹市、台湾のシリコンバレーと呼ばれていまして、IT関連では、アジアトップクラスなんですね。人口は43万、大分市よりも少ないぐらいなんですが、ノーベル化学賞受賞者を輩出した程なんです。何の変哲も無い田舎町で、何故そんな事が出来たのか、其れは大胆な都市政策にありました。即ち、理系の技術者には資金を融通したり、家を提供したり、税金を免除したりと、大盤振る舞いをした訳です。となりますと、全世界から理系の高学歴者が集まります。其の人達の家族の為に、ショッピング・モールや公園や映画館を造ったんですね。そして、エリート高校を10、国立大を3、私立大を3つ設立しまして、子弟の教育も万全ですと、全世界にアピールし、多くの人達が集まりました。其処で切磋琢磨し、刺激し合った結果、先のノーベル賞受賞者が誕生したんですね。ですからね、プランをきちんと立て、人智を尽くし、皆が努力すれば、ノーベル賞を取れる人を、教育で生み出せるんですよ!台湾の新竹市と同程度の人口、即ち約40万人が住む街って、日本には60以上あります。何もノーベル賞じゃなくても構いませんよね。福祉でも介護でもITでも、何でも良いじゃありませんか。其の土地毎の地域風土慣習に合わせ、自由に大胆に積極的に改革すれば、幾らでも画期的な街が出来るでしょう。

僕、かっての拙ブログでは、大分は折角日本一の温泉があるんですから、ドイツのバーデンバーデンを目指せと書きました。此処は、人口僅か5万人ちょっとですけれど、全世界から沢山の人が集まります。自然・温泉・スポーツ・音楽・美術に特化した街でありまして、此処をバカンスの地として、多くの人々が毎年訪れる訳です。其の数何と、年間800万人を超えていまして、バーデンバーデンの財政状況は、大分県の様に1兆円の借金なぞ、ある筈が無いですよねえ…。大分の場合、県下の病院や老人施設が協力し合い、温泉を治療に使えば良いじゃありませんか。当院だって、患者様は何時も温泉に入ってますからね、もっと何か有効利用出来ないか、考えてみようっと♨

閑話休題、僕、ドクターの人達って、人の命を救うという将に聖職、本当に尊敬しているんですが、最近の新発見や創意工夫は凄いですよねえ。将にスーパー・ドクター、国手と思うのですけれど、兵庫医科大の先生方の大発見、皆様ご覧になりました?脳梗塞にやられた組織の中に、神経を造る事が出来る細胞を発見したそうなんです。此の細胞を採取、培養して移植すると。そうすれば、脳梗塞で駄目になった細胞や神経が再生出来る、という事でして、いやァ、全人類への吉報じゃないかしら。其の脳ですが、九大医学部・工学部のチームが、リハビリロボットを開発中だとか。此れ、脳の血流の変化を即座に測定、其れを指に付けたロボット機器と連動させるという、画期的なリハビリ方法でした。うう~ん、復活した細胞+リハビリロボットがあれば、脳梗塞ですら完治する気がしてなりません。兵庫医科大と九大の先生方には最敬礼でありますm(__)m。

大分は、温泉だって海だって活かせます。では其れを、原発に取って代わる新たな発電システムとして、地熱や潮力を利用する考えだってありますよね。ならば、台湾の新竹市に習い、其の関連の理系の大学を設立するのもありでしょう。温泉卵も地獄蒸しプリンも確かに美味しいですけれど、其れを茹でたり食べてるだけで満足してちゃいけませんよ!何だか、市役所か県庁に行って、檄を飛ばしたくなりましたけれど、誰か偉い人が此のアイディアをもし気に入ったら、自由に使って貰って構いません。ホント、生まれ故郷ですからね、素敵な街になってくれる事を、切に切に願っています。

明日から三連休の方も多いかと存じますが、随分寒そうですけれど、厚着をされて、素敵な週末をお過ごし下さいね。僕、今度こそ、「君の名は。」、「この世界の片隅で」を観に行きたいです!
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