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梁山泊

僕、酷いなァと朝から鬱憤が募るばかりです。いえね、ネットで日経を読んでましたら、数日前の記事なのかな、「内閣府 高齢者の定義を70歳以上に引き上げ 年金支給を75歳からに変更か」とありました。此れ、どう考えても、年金制度が破綻しており、実質的な支給額の削減でしょ。確か今夏でしたか、偉大なる我らが首相が、「年金が減る事などありえない」と大見得切ってましたが、ま~たコイツ、嘘ついてやんの!こんなのね、杜撰過ぎる管理を繰り返し、年金を好き勝手に使い、挙句の果てには支払わないなんて、国家ぐるみの計画的な詐欺行為ですよ。

昨日の西日本新聞ですか、世紀の大スクープといった扱いでしたが、「真珠湾攻撃に新説 訂正打電遅れ、陸軍が指示?」という見出しが出ていました。要約しますと、従来、真珠湾攻撃は、在米大使館の不手際で、米軍への宣戦布告が遅れ、結果として騙し討ちになってしまった、というのが定説でした。でもね、九州大学の三輪宗弘教授が、当時の電報記録を発見した由、其れに依れば、「日本陸軍が米国に開戦の意図を察知されぬ様、わざと遅らせ、外務省も協力、責任を大使館に押し付けた可能性が高い」との事でした。でもね、世間知らずの愚者の浅知恵と謂いますか、彼らは、国際法が何たるかを全く理解していなかったとしか思えません。国際的な常識として、先ずは最後通牒を通告、其れでも事態が好転しなければ、デクラレーション・オブ・ウォー、即ち宣戦布告となります。其れをね、自分勝手な小理屈で国際的なルールを破り、出先機関に責任転嫁してしまうんですから、僕、陸軍と外務省の罪は万死に値すると思います。日本側は真珠湾の奇襲により大打撃を与え、早期講和を考えていたのですけれど、米国側は「リメンバー・パール・ハーバー」を合言葉とし、日本人のスニーク・アタック、卑劣な騙し討ちだと激昂、かえって猛烈な戦意をかき立ててしまい、逆効果になっちゃったんですよね…。

しかしね、年末と謂う事もあり、昨日は溜まった古雑誌を整理していたんですが、未読の経済誌がありまして、ついパラパラと其れをめくっていましたら、誠に興味深い記事がありました。新生銀行でしたか、毎年統計を取っているそうなんですが、サラリーマンの昼食代が幾らなのか、という記事だったんですね。そうしましたら、日本が最も景気の良かったバブル期、1992年のサラリーマンのお昼代は、760円でありました。其れから四半世紀が過ぎた今、530円のランチ代になっているそうです。うう~ん、此れこそ、アベノミクスの大失政の証左ですよねえ…。アベ総理の謂う通り、我が国が好景気ならば、760円とは謂わずとも、650円ぐらいのランチを食べられている筈でしょ!?道理でね、僕、都内の出張の折、1度だけ食べた事があるんですが、さくら水産、というチェーン店があるんですね。此のチェーン、昼はランチ、夜は居酒屋、という形態なのですけれど、特筆すべきはお昼でありましょう。日替わりの定食が500円、ワンコインで食べられるのが売りなんですが、吃驚しますのは、ご飯にお味噌汁、生卵に海苔、ふりかけにお新香が食べ放題なんですよね。お昼前から長蛇の列、大変な人気でありまして、何だか炊き出しの様な雰囲気もありますけれど、先のサラリーマンのランチ代の事を思えば、此のさくら水産さんが大人気というのが分かる気がしました。

僕、其処でハッと気付かされたんですが、日本経済を支えるサラリーマンの皆さんは、慎ましい食事をして頑張っておられます。でも、其の事情を、自民党や官僚のお偉いさん方が、分かる筈が無いですよ。だって、財務大臣である麻生、彼なぞ、年間1000万単位の飲み代を税金から出している訳でしょ。アベ総理も同様でして、年間10億を超す官房機密費を使い放題なんですもん、そりゃあ連日連夜、高級料亭に行けますよ。此れ、外務省も警察も同じでしょ。確か、外務省報償費、捜査報償費という名目で、自由に使えるお金が、夫々10億単位である筈ですから、やりたい放題でありましょう。確か、官僚の人達が残業してタクシーで帰宅する際、よく冷えた缶ビールとつまみが黙っていても出て来るそうですから、ホント、変な国と思いませんか!?

何だかまるで、中世のヨーロッパの様でして、当時の庶民が口にするものって、野菜の切れ端が入ったポリッジ、麦のお粥が精々でしょ。偶にベーコンでも入っていれば万々歳でした。其れもね、現代の様に、パンチェッタだハモン・セラーノだプロシュートだと、素晴らしい生ハムとかじゃありませんよ。獣臭く辛い燻製肉だった訳で、其れがご馳走でした。ところが、貴族になりますと、カスピ海から取り寄せた、ベルーガのキャビアを樽ごと食べ、ジビエは勿論の事、新鮮な無花果をデザートにし、パイを食べ、ビールやワインを飲んでいるんですから、そりゃねえ、フランス革命が起こる筈ですよ。僕、此の極端な貧富の差、日本のみならず、全世界的な傾向と思いますから、何時何処でクーデター紛いの事が起きてもおかしくないと思います。

閑話休題、かって、「『官僚は犯罪者』は世界の常識」、という本が話題になりました。つい此の間も、福岡は飯塚市の市長と副市長が、勤務時間中に賭け麻雀をやっていたと非難囂々でした。でもねえ、こんなもんじゃないでしょ。原発も年金も、全て官僚が絡んで悪事を行っている訳ですもんね。以前には、農林省の役人が悪徳業者と組んで、中国の汚染米を大量に売りさばき、大事件となりましたし、北海道警の悪行三昧は未だ記憶に新しい処です。僕、松本清張先生の作品は大好きでして、其の殆どは全集で読みましたけれど、其の代表作に、「点と線」があります。何度もTV化や映画化された、昭和32年の作品ですけれど、此の題材が官僚の汚職なんですね。民間から賄賂を官僚に贈り便宜を図って貰い、其の背後には政治家が居るという図式ですが、作品が出版されて半世紀を超した今でも、ちっとも変わっていません。

でもね、勧善懲悪と申しますか、悪を憎み善を好む心って、全世界で共通なんですよね。我が国ならば、遠山の金さんに水戸黄門、鼠小僧がそうでしょ。イギリスならロビン・フッド、フランスならアルセーヌ・ルパン。メキシコのゾロ。でもね、痛快な気持ちを味わえるのは、何と言っても中国の水滸伝でしょうか。宋の時代と謂いますから、我が国では平安期から鎌倉幕府が出来る頃、中国は乱れに乱れていました。異民族が侵入し、悪徳官僚どもが跳梁跋扈、賄賂や不正や汚職がはびこり、宋は亡国寸前だったんですね。其処で、梁山泊という砦に、世を追われた豪傑達108人が集結、悪党どもをやっつける、というのが粗筋です。

僕、かって夢中になって読み耽ったんですが、出て来るキャラクターが皆魅力的でして、親分の宗江、軍師の呉用、美青年で剣豪の史進、拳法の達人の武松、大男で槍の名人の林沖、弓矢の天才である花栄、超俊足の王定六…。でね、僕が大好きで、水滸伝を代表するキャラクターじゃないかと勝手に思っていますのが、魯智深--ろちしん、と読みます--という人物なんですよ。お酒や食べる事が大好き、明るく陽性で筋骨隆々の大男であり、凄まじい怪力、重さ40㌔はある杖を振り回しまして、元々は坊さんであり官僚なんですね。弱きを助け強きを挫く、義侠心に厚い好漢でありまして、困った人を見れば助け、不正や悪事は決して許せない、という性格であります。こんな良い人に、役所が勤まる筈がありませんよね。悪い官僚や政治家、コソ泥、不正を繰り返す輩を見たら、魯智深が決して黙っていません。問答無用でぶっ飛ばして、コテンパンにやっつけるんですから、此の物語、そりゃあ人気が出ない筈が無いですよね。道理で此の水滸伝、500年にも渡る、超ロング・セラーであります。

最近、世を覆う不正に憤りを覚える事がとっても多いですし、僕、今年の正月休みは、久方振りに水滸伝を再読しようかしら…。あっ、未読の皆様には、作家の北方謙三さんが書かれた「水滸伝」をお勧めします。此れ、識者に依れば、「日本の大衆小説の最高峰」と謂われる程の高評価なんですよ~。しかしね、政府や官僚の皆さん、あんまり庶民を舐めた真似を繰り返していると、何時か魯智深にぶっ飛ばされますよ!!
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