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マルタの鷹

身に添はで 憂しや蒲団の 隙間風、いや~、其れにしても昨日は良く寝ました。昏々と眠るという表現通りでして、何時に寝たのか覚えていないんですが、月曜日に福岡に戻り、火曜日は大勢のスタッフとの会食があり、寝不足が続いた上に出張の疲れも溜まっていたのでしょう。何だか未だ寝足りない気もするんですが、珈琲飲んで今日も頑張ろうっと。

今朝のNHKニュースを見ていましたら、外交官が出ていまして渡米したと。どうやら今からトランプ新大統領と人脈を作る旨、語っていました。でもねえ、余りにも too late じゃありませんか!?だってね、TVでアメリカ側の議員さんと話していましたけれど、どう見ても下っ端の若手議員でありまして、其処から始めていては、トップの大統領に辿り着くまで、どれだけ時間が掛かるんでしょうか…。おまけにコイツ、今まで十数回渡米しました、と胸を張って語っていたんですが、其れでトランプ側にちっともコネクションが無いって、只の税金の無駄遣い、全くの無能じゃありませんか。恐らく、ヒラリーが勝つと信じ込んでいて、共和党側には何もアプローチしてなかったんでしょう。使えねえな~、コイツ。大体ね、外交なんて、人との交渉で一番難しい、センシティブな物でしょ。其れがこんな貧弱な感性と、先を読む能力が無い連中に任せておいて大丈夫なんでしょうか!?例えば昔のお侍、戦国大名なんて、命を賭けた国取り合戦でしたから、外交能力の高さは卓越した物がありました。侍の嗜みとして、和歌・俳句・謡・能、囲碁将棋、そして書道に絵画に茶道は当然でしたもんね。剣豪宮本武蔵の絵なんて、素晴らしいじゃありませんか。戦の折には、鎧兜に香を焚き花を刺し、軽いお化粧までしたそうですよ。戦とは武士の最大の見せ場でもあり、万が一討死しても恥ずかしく無い様に、という事でありましょう。話を戻しまして、織田信長公から武田信玄公への外交、微に入り細に入り贅を尽くした物でした。四季折々の旬の食べ物、丁重な手紙と金銀財宝を届け、其の贈り物の箱ですら金箔をふんだんに使った何重もの漆塗り、そして婚姻関係も結び、其れを何年も続けて漸く信頼を得た訳です。其処までやって初めて、関係が築けるのであって、大統領に当選してからやっと動き出す様な付け焼刃の外交で、信頼関係が出来ると思います!?ホントに甘いし、人を舐めてますよ。

でね、此れからの日本は観光立国だ、今年の海外からの観光客は2400万人を超えるだろうと、政府首脳は鼻高々です。でもなあ、僕、観光で日本経済を立て直そうって、邪道中の邪道と思うんです。勿論、海外のお客様は来られるのは大歓迎、諸手を上げてウェルカムですけれど、観光とは、お金と時間のゆとりがあって初めて出来るもの、非常に不安定な産業でしょ。万が一テロや天災でも起きたら、或いは極端な円高でも、途端に観光客は激減ですよ。やはり、物を造ったり技術力で勝負するのが日本だと思いますがねえ…。今話題の民泊だって、法整備も受け入れ体制も何も出来ておらず、僕、下手をするとトラブルや犯罪の温床になるのが関の山と感じます。現に、浅草だって、外国人の立ち食い等、マナーが非常に悪く、大問題になっているじゃありませんか。そしてね、外国人観光客も、行く処は決まっていまして、東京・京都・大阪で6割を占める由、僕、思うんですが、此の人達、此れで満足して、次はもう日本に来ないと思いますよ~。だって、日本の物価は高いですし、遠いですもん。此れ以外にも問題があります。例えばイタリアのベネティア、国際映画祭と水の都で有名な、世界有数の観光地ですよね。でも、市民は急騰する家賃に耐えきれず、街を逃げ出している人が多いんですよ。実際、ベネティアの人口は、12万人も減少し、5万人になったとか。大型船の来航の排水による環境破壊、そして洪水等々、問題は山積しています。僕、幾ら観光を重視すると雖も、其の地域に住む人の方が大事と思うなァ。だって、生活保護を受ける日本の高齢者って、此処20年で倍増しているんでしょ。今、豊洲で話題の東京都にしたって、都の幹部職員は皆、天下りをしていると新聞に出ていました。僕、観光に力を入れるよりも、先の高齢者や、公務員の不正防止が先決と思います。

閑話休題、今の世界のトレンドは、分離独立と思われます。実際、イギリスのEU離脱に、スコットランド・ウェールズ・アイルランドの独立問題がありますよね。スペインのカタルーニャやバスク、エストニアもそうですもんね。そして、今回アメリカでも、とうとうカリフォルニア州の独立を訴える人々が現れました。もう、「イエス!カリフォルニア独立運動」なるホームページも出来ていまして、彼の地のベンチャー企業家が立ち上がりまして、独立を盛んに主張しています。排他的で差別的なトランプとは一緒にやれない、資金は賛同者から集めるという事でして、フェイスブックの賛同者は2万を越え、スポンサードする複数の企業もあるとか。歴史を紐解けば、19世紀のアメリカ・メキシコ戦争の際、極めて短期間ですが、「カリフォルニア共和国」として独立した事もありますもんね。カリフォルニアの人口は3800万人でカナダと同等、GDPも2兆4000億$ですから、イタリアを超えてフランスと同じレベル、安全保障や法的な問題はさておき、うん、こりゃああながち不可能じゃありませんね。

中東の地では、未だにイスラム国が居座っています。僕、彼らの主義主張には到底賛同出来ませんが、興味深いのは、此の国には、余り「領土」という概念が無い様に思うんですよ。かって、国家を成す為には、領土・国民・主権が必要というのが定説でしたが、イスラム国の台頭は、其れを覆した感がありますもんね。僕、九州独立論者でして、其れは以前の拙ブログでも申し上げましたが、其処までしなくとも、「国」は造れるかもしれません。

かって、ドイツ騎士団国、という国がありました。中世の十字軍の遠征に伴った騎士団、彼らはキリスト教信者を護り、そして病院を建設するという役割を担った、宗教色の強い団体でした。其れが国へと発展し、何と400年も続き、消滅したんですが、此れ、チャリティ団体と病院施設に形態を変え、今でも残っていますもんね。同様の組織に、マルタ騎士団国があります。此れ、イタリアのローマにあるんですが、戦に負けてしまい、領土はありません。其れでも、多くの病院を持ち、世界104カ国と外交関係を持ち、夫々の国に公館を置いています。人口は1万2千人、彼らは世界中を医療ボランティアで飛び回っていまして、国連にも加盟、オブザーバーとして参加を認められています。僕達、島国の日本人にはちょっと想像し難い国の形なんですが、其れでももう、11世紀から続いている訳で、1000年近い歴史を誇ります。

でね、此れだけ価値観が多様化しますと、今後益々分離独立の形が増えると思われます。僕、つくづく感じるんですが、此れからは人種や肌の色や宗教では無く、先のマルタ騎士団国の様に、同じ考え方や価値観で繋がる形で、「国」が造られるのではないかと。幸い、ソーシャル・ネットワークの進歩は凄まじいですから、フェイスブックで、全世界の人と瞬時に友達になれる訳でしょ。ならば、今までの概念では考えられない、「電脳ネットワーク国家」の様な形になるかもしれませんよ~。

さて、僕は明朝からまたまた出張でありまして、戻りますのが土曜日、従って明日の拙ブログの更新は難しいと思います。日曜日か月曜日に更新予定でして、其れでは皆様暫しの間、ごきげんようさようなら(^.^)/~~~素敵な週末をお過ごし下さいね♡
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