FC2ブログ

♥♡ FRENCH KISS ♥♡

読者の皆様、おはようございます!僕、昨日無事に、出張から戻って参りました。其れにしても九州は広いと痛感しましたし、分け入っても分け入っても青い山、雄大な山々に色付く紅葉に目を奪われました。有意義な旅だったと思いますが、其れにしても少々疲れたかな!?さて、宿泊先で目にした新聞には、「オバマ政権 TPP断念」「トランプ氏も改めてTPPを否定」と出ていました。我が国の総理は、やっきになってTPPを推進していますけれど、相手に思い切り断られてやんの。此れ、何だか、結婚式の当日に新婦に逃げられたと申しますか、フラれた男性の様に思えるのは僕だけでしょうか。ホント、故立川談志師匠のお言葉を借りれば、「状況判断出来ない奴、これ即ち馬鹿と謂う」でありまして、嫌がっている相手の気持ちや状況も何も考えず、いきなりデートに誘って思いを遂げようとしたって、そりゃあ失敗しますよ。アベの奴、やっぱりモテないな~!?こういう男が執拗なストーカーになりそうですけれど、先のTPPを審議する国会、此れを開くのに、1日3億円掛かると言いますからね。延々国会をやって此の不始末、そして全世界に赤っ恥を晒した訳で、厚顔無恥な当のご本人は蛙の面に何とやらですが、アベ君、全額弁償したまえ!

さて、ちょうど僕、福岡に居たのですけれど、道路の陥没、凄かったですね~!被害者が出なかったのが何よりですし、早朝の事故で不幸中の幸いでした。今朝には無事に復旧した由、本当に良かったです。只、非常に気になりますのが、此処までの大規模では無いにせよ、日本全国での道路の陥没って、年間4000件は起こっているそうなんですね。此れ、下水管の老朽化による道路の陥没だそうで、こりゃおちおち道も歩けません。どうやら、高度経済成長期に埋設した下水管が、揃って耐用年数を超えているのが其の理由だとか。送電線や架橋も同様だそうで、五輪やTPPに巨費を投ずるのならば、ライフラインの安全の為に使うべきでしょう。そしてね、写真入りの記事を見たんですが、メルトダウンしたチェルノブイリの原発を封鎖する、巨大な鋼鉄製フィルターが完成した由、蒲鉾型の移動式の物で、総工費は1700億円なんですって。此れ、大至急福島の原発にも置けば良いのに。確かに高いのは高いんですが、日本の経済力を考えれば安いですよ。例えば東京都の予算は13兆円もある訳です。日本中の地方議員が夏季に行う、視察と呼ばれる海外漫遊旅行を1年間だけでも止めれば、1700億円なぞ瞬時に工面出来る様に思うのですけれど、如何!?先の国会も、集中審議して日数を減らせば、直ぐに数十億作れますよ。昨日来られた、敬愛する大先輩のA社長がいみじくも看破されましたが、ホント、地方議員は9割削減して良いですよ。あいつら、何もしてないんだから!

議員のセンセイ方が「視察」と呼ぶ海外旅行、僕、外務省OBで作家になった佐藤優さんの本を読みましたけれど、酷いもんなんですって。佐藤さんは現地の大使館で働いていた際、議員さんにアテンドする場所は決まっていたそうで、ドイツのレーパーバーン、オランダはアムステルダムの飾り窓、フランスならばブローニュの森なんですって。此の3か所、謂わずと知れた売春のメッカなんです…。読者の皆様、議員のセンセイ方は僕達の血税を使い、何を視察しているのか、憤りを覚えませんか。

閑話休題、出張の移動中、割と時間がありますから、僕、ずうっとミステリー小説を読んでいました。「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」「傷だらけのカミーユ」の三部作でして去年辺りから世界的に大人気、ピエール・ルメートルというフランスの作家の作品なんですね。僕、生来のものぐさですから、翻訳された時点で購入しては居たんですが、其のままになっていました。ちょうど良い機会と思い、鞄に入れておいたんですが、いや、中々面白いです。要は、陰惨なシリアル・キラーを刑事が追うという、連続殺人の謎解きなんですが、実は此の手の話って、使い古されているんですが、お国柄って出るんだなァと、僕、其処に感心しました。僕、最近は小説は余り縁が無く、其れでも、ミステリーやホラー、冒険小説にSFは読んでいる方と思います。特に犯罪物は、洋の東西を問わず大好物なんですが、今回のルメートル先生、フランスの出身だけあって、犯罪の根底にあるのは、様々な愛の形なんですよね。未読の方の為に、詳しく書けないのが残念ですが、長い物語の中で、母と息子、男と女の愛情が伏水流の様に滔々と流れていまして、うん、日英仏でベストセラーになったのも分かる気がします。残虐な描写もありますけれど、秋の夜長の大人の読み物という気がしました。マリリン・モンローの代表曲、「ダイアモンドは女の親友」の冒頭に、 the french are glad to die for love 、フランス人は愛の為に喜んで死ぬわ、という一節がありますけれど、ふと其れを思い出しました。

此れ、同じシリアル・キラーの話でも、アメリカですと、満たされ過ぎた富裕層の乱れた性やドラッグや特権的な考え方、そして虚無的で快楽的で挑発的な殺人、という背景があるんですよね。此れが日本ですと、「現在大成功している実業家が、決して知られたくない陰惨な過去を知られ、其れを隠す為、自分を裏切った色白豊満美人を殺め、此れを又隠す為に続く、止むに止まれぬ連続殺人」、「地方の格式高い旧家、其の歴史的因縁が絡む殺人事件を名探偵が解き明かす」、前者は松本清張、後者は横溝正史ですけれど、何だかウェットな感じは否めません。

かって見たフランス映画で、「君達アメリカ人は物を売れ。僕達フランス人は恋をする。」という洒落た台詞がありました。実は此の両国の差、非常に興味深い物があるんですね。米国人がフランス人に憧れを持っているのは周知の事実でして、少々昔になりますけれど、ラブ・コメディの女王と呼ばれたメグ・ライアン主演の「フレンチ・キス」という映画がありました。アメリカ人女性とフランス人男性の恋愛模様を描いた作品なのですけれど、此れ、実際にも多いんですよね。今、最もお金を稼いでいるハリウッド女優、スカーレット・ヨハンソン嬢のご主人もフランス人です。文化的優位さがあるのかなァ、アメリカ人って、日本の位置すら知らない様な粗野な田舎者が過半数を占めますもんね。「食事の際に水を呑むのは、カエルとアメリカ人ぐらいだ」とフランス人は言っていますし、パリにある、ユーロ・ディズニーも、開館以来赤字続きと聞きます。大体、シンデレラ城と雖も、本物の古城が欧州全土に沢山あるんですから、何もまがい物を見る必要が無いですもん。永井荷風先生が書いた、「あめりか物語」「ふらんす物語」、凡そ100年前の両国を舞台にした小説があります。此れ、「ふらんす物語」の方は、モネの様な印象派の絵画の趣でして、淡い色合いの粋なお話です。対して、「あめりか物語」の方は、デュフィの様な所謂フォービズム、野獣派と申しますか、原色をふんだんに使い、明るいタッチで現実を主観的に捉えた感がありますもんね。

実際、アメリカの南部から中部地域の殆どは、元々はフランスの植民地でした。アメリカは其れ--アメリカ中部を縦断する、凡そ14州に及ぶ広大な領土でした--を買う形で決着したのですけれど、フランスの支配は約150年程続いたんですね。所謂、ヌーベル・フランスと呼ばれた地域ですけれど、此処では、インディアンも黒人もフランス人も、かなり平等な扱いを受けていたとか。道理でクレオールと呼ばれる混血児が多いんですが、テキサス生まれの世界的人気歌手、ビヨンセ嬢が其の象徴でして、フランス・インディアン・黒人の血を引いています。でね、此のフランス支配が続いていたらどうなったか、実に興味深い、ヒストリカル・イフです。其の14州は、もしかすると、愛と平和と人権を護るフランス語圏の、開放的な国だったかもしれませんね。けれど、今回の大統領選で、先のヌーベル・フランスだった州は全てが、差別的で閉鎖的で独善的なトランプ支持でして、僕、歴史的な皮肉を感じます。誰が考えても、前者の国の形、愛と自由と平等の方が良いですよねえ…。日本の皆さん、どうやら超大国アメリカの支配体制、パクス・アメリカーナは終焉を迎えそうですよ。心も頭も、其の準備をしておいた方が良い、僕、そう思えてなりません!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR